誰もが一度は聴いたことがあるはず!昭和を代表するバラードナンバー
日本におけるポピュラーミュージックが大きく変化していった時代である昭和。
現在でもリバイバルブームや海外での再評価などで昭和に生まれた名曲を耳にする機会が増えましたよね。
特に日本人らしい哀愁が前面に出てくる楽曲は、いま聴いても心を揺さぶる名曲が多いです。
そこで今回は、昭和を代表する名バラードをご紹介しますので、古き良き日本の音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
平成や令和との違いを感じられるかもしれませんよ!
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誰もが一度は聴いたことがあるはず!昭和を代表するバラードナンバー(1〜10)
雨のバラード湯原昌幸
1971年のグループ・サウンズ衰退期から歌謡バラードへの転換を象徴する1曲として、湯原昌幸さんのソロ代表作は欠かせません。
都会の雨景を背景に、去っていった恋人への未練を静かに歌い上げる本作は、中低域を活かした歌唱とストリングスが哀愁を際立たせます。
1971年4月に発売されたシングルで、もともとはスウィング・ウエスト時代にB面曲だった楽曲をセルフカバーしたもの。
10月には週間1位を3週連続で獲得し、オリコン年間8位を記録しました。
日本有線大賞のホープ賞も受賞し、湯原さんの歌手としての地位を確立した作品です。
雨の日にひとり、失った恋を振り返りたくなったときにぴったりの名曲です。
青春の影チューリップ

昭和を代表するバラードナンバーとして知られるこの曲は、愛する人への深い思いや結婚を決意した男性の心情を描いた楽曲です。
青春時代の終わりと新たな人生の始まりを象徴する歌詞は、多くのリスナーの心に響くメッセージを持っていますよね。
チューリップの通算6枚目のシングルとして1974年6月にリリースされ、バンドの音楽キャリアにおける重要な転機となりました。
アイドル路線から本来目指していた音楽への路線修正を図るために発表されたこの曲は、ドラマやCMでも使用されるなど幅広い影響を与えています。
青春の甘酸っぱい思い出や、人生の新たなステージへの期待を感じたい方におすすめの1曲です。
SWEET MEMORIES松田聖子

切ない恋心を歌ったバラードナンバーとして、多くの人々の心に刻まれている楽曲です。
松田聖子さんの透明感のある歌声が、過ぎ去った恋の思い出を美しく描き出しています。
本作は1983年8月に発表され、サントリーのCMソングとしても起用されました。
若さゆえに傷つけ合った恋人たちの物語は、多くの人の共感を呼び、さまざまなアーティストによってカバーされる名曲となりました。
失恋の痛みを癒やしたい時や、大切な人との思い出を振り返りたい時に聴きたくなる、心に響く1曲です。
誰もが一度は聴いたことがあるはず!昭和を代表するバラードナンバー(11〜20)
恋人よ五輪真弓

昭和を代表するバラードとして多くの人々に愛され続けている五輪真弓さんの代表曲。
1980年8月にリリースされ、オリコンチャートで週間1位を獲得するという快挙を成し遂げました。
韓国、中国、香港、マレーシア、シンガポール、インドネシアといった国でも人気を博した本作は、失われた愛や別れをテーマにした切ないラブソングです。
五輪さんの透明感のある歌声と、情景描写豊かな歌詞が印象的ですよね。
季節の移ろいを感じさせる表現や、恋人との別れを受け入れられない気持ちが巧みに描かれています。
大切な人を失った経験のある方や、失恋の痛手を癒やしたい方におすすめの一曲です。
もしもピアノが弾けたなら西田敏行

切ない願いを込めたリリックが印象的な本作は、西田敏行さんの代表作として今なお多くの人々の心を打ち続けています。
1981年4月に発売されたこの楽曲は、ドラマ『池中玄太80キロ』の挿入歌として制作されましたが、その人気から主題歌へと昇格。
同年の『第32回NHK紅白歌合戦』で西田さんは初出場を果たし、本作を披露しました。
不器用な男性の気持ちを繊細に表現した歌詞と、心に響くメロディーが魅力的な本作。
恋愛や人間関係に悩む全ての人におすすめの、昭和を代表する名バラードです。
愛のメモリー松崎しげる

パワフルな歌声を持つシンガー、松崎しげるさんの14枚目のシングル曲。
甘く切ない愛の思い出を回想し、愛の本質について歌う叙情的な歌詞が心に響きます。
1977年8月にリリースされ、同年の第28回NHK紅白歌合戦への初出場を果たすほどの大ヒットとなりました。
江崎グリコのアーモンド・チョコレートのCMソングとしても起用され、三浦友和さんと山口百恵さんが共演するCMで注目を集めましたね。
愛する人との大切な瞬間を思い出したい時や、心に染み入るバラードを聴きたい時におすすめの、昭和の名曲です。
いとしのエリーサザンオールスターズ

サザンオールスターズの3作目のシングル曲。
テレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』の主題歌として1979年3月にリリースされた本作は、それまでの陽気なイメージを一新するエモーショナルなナンバーとして世間の注目を集めました。
切ない恋心と後悔の念がつづられた歌詞は、桑田佳祐さんの巧みな言葉選びによって深い共感を呼び起こします。
オリコンチャートで2位を記録し、バンドの代表曲として不動の人気を誇る楽曲です。
恋愛の甘美さと苦さを感じたい方にぴったりの一曲ですよ。






