後世に伝えたい名曲がズラリ!令和に生まれたバラードソング
ピアノ、アコースティックギター、ストリングスなどをフィーチャーしたバラードソングは、いつの時代にも名曲が多いですよね。
誰かへの気持ちを歌った楽曲であったり、失恋を歌った楽曲であったり、壮大な世界観を歌った楽曲であったりなど、これまでもその時代のリスナーに寄り添ったヒットソングが数多く生まれてきました。
今回は、令和になってから生まれたバラードソングの名曲をご紹介しますので、音楽に浸りたい時にぜひ聴いてみてくださいね。
後世に伝えたい名曲がズラリ!令和に生まれたバラードソング(1〜10)
暮れゆく街のふたりNEW!サザンオールスターズ

夕暮れの街並みを思わせる、しっとりとした哀愁が胸に染みる1曲です。
長年邦楽シーンをけん引してきたロックバンド、サザンオールスターズが2025年3月にリリースしたアルバム『THANK YOU SO MUCH』に収録されています。
恋人同士ではない微妙な関係性の男女を描き、ただ時間だけが過ぎていくというやるせない情景が桑田佳祐さんの粘りのある歌声で描かれます。
本作は映画『盤上の向日葵』主題歌としても起用され、物語の余韻を包み込む役割を担っています。
1日の終わりに1人で過ごす夜や、言葉にできない思いを抱えているときにそっと寄り添ってくれる、そんなバラードを求めている方にぜひ聴いていただきたいです。
SubtitleOfficial髭男dism

ドラマティックな展開とエモーショナルな歌声が心を震わせる、4人組ピアノポップバンド・Official髭男dismの楽曲。
テレビドラマ『silent』の主題歌として2022年10月にリリースされた楽曲で、冬の寒さの中で暖かさを求めるようなウィンターバラードです。
言葉の力や、それを通じて人の心を動かすことの難しさと美しさが描かれており、多くのリスナーの共感を呼んでいますね。
恋愛中の方はもちろん、大切な人への気持ちを伝えたい時にぴったりの一曲です。
それを愛と呼ぶならUru

透明感のある歌声で多くのリスナーを魅了してきたシンガーソングライターのUruさん。
TBS系日曜劇場『マイファミリー』の主題歌として起用された本作は、アルバム『コントラスト』にも収録されました。
失敗から学び、成長することの価値を描いた歌詞は、心に深く響きますよね。
愛する人との絆の深さや、その人がいる場所への帰属感を表現したリリックは、多くの方の共感を呼ぶのではないでしょうか。
Uruさんの繊細で情感豊かな歌声が、楽曲の世界観をより一層引き立てています。
人生の挑戦とそれを乗り越えたときに見える愛の真実を描いた、心温まるバラードナンバーです。
花に亡霊ヨルシカ

切ない情景とメロディーが心に染み入る、令和を代表するバラードナンバー。
夏の記憶を通して過去への追憶と未来への希望を描いた楽曲は、ヨルシカの3作目のシングルとしてリリースされました。
2020年6月に公開された映画『泣きたい私は猫をかぶる』の主題歌として起用され、美しい日本語の歌詞と透明感のある歌声が多くの人々の共感を呼びました。
過去の経験を受け入れつつ新たな一歩を踏み出す勇気をもらえる一曲です。
穏やかな夜に一人で聴きたい、心に寄り添うバラードと言えるのではないでしょうか。
ツキミソウNovelbright

失恋の痛みと新たな始まりを描いた、切ないバラードナンバー。
ピアノとストリングスによる叙情的なアレンジが、心に染み入るような透明感のあるハイトーンボイスと絶妙にマッチしていますよね。
2020年12月にデジタルシングルとしてリリースされた本作は、フジテレビ系『とくダネ!』2月度お天気コーナーMONTHLY SONGにも起用されました。
ミュージックビデオには俳優の若月佑美さんが出演し、2人の思い出と別れを切なく描いています。
失恋の痛みを乗り越えようとする人の心に寄り添う、心震える楽曲です。
地球儀米津玄師

独創的な世界観とモダンな音楽センスでJ-POPシーンを席巻し続けているシンガーソングライター、米津玄師さん。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろされた14枚目のシングル曲は、繊細なピアノの音色と幻想的なストリングスの広がりがタイトルともリンクしますよね。
出会いと別れを繰り返しながら、それでも進んで行く時間を生きる尊さを描いたリリックは、多くの方がご自身の人生を振り返ってしまうのではないでしょうか。
やわらかさの中に強さを感じさせる歌声が心を震わせる、エモーショナルなナンバーです。
奇跡のようなことNEW!上白石萌音

日々の何気ない瞬間がいかに大切か、静かに語りかけてくるような壮大なバラードナンバーです。
2025年12月公開のアニメ映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』の主題歌として書き下ろされた、こちらの楽曲。
上白石萌音さんが歌っており、2025年11月にリリースされました。
作詞はMONGOL800のキヨサクさんが担当しており、Kazuyo Suzukiさんの手がけたメロディーとともに、命のバトンや生きる尊さを表現しています。
当たり前の日常こそが奇跡だと気づかせてくれる本作。
心を落ち着けたい夜にじっくり聴いてみてはいかがでしょうか。






