失恋から希望まで。オシャレな邦楽バラードまとめ
失恋の痛みを癒やしたい時、切ない気持ちに寄ってほしい時、バラードに心を委ねた経験がある方は多いのでは。
歌詞とメロディーが胸を打ち、悲しい感情を昇華させてくれる、邦楽の名曲たちです。
今回この記事では「オシャレなバラードソング」をテーマにさまざまな作品を紹介していきます。
年代問わずピックアップしていますので、懐かしい音楽にも再会できるも。
ぜひ最後までご覧になって、自分にぴったりな1曲を見つけていってください。
失恋から希望まで。オシャレな邦楽バラードまとめ(1〜10)
ネオンを消してchilldspot

夜の静けさに溶け込むような、グルーヴ感あふれるサウンドが魅力のナンバーです。
こちらは、バンドchilldspotが高校在学中の2020年11月にリリースしたEP『the youth night』収録の1曲。
映画『恋のいばら』の挿入歌にも起用されました。
深く親密な関係の中にある美しい瞬間と、それに伴う葛藤を描いており、ソウルやR&Bを基調としたオシャレなメロディーが、切ない気持ちにそっと寄り添ってくれます。
ボーカル比喩根さんの透明感と力強さを併せ持つ歌声が、その複雑な感情を余すところなく表現していて、聴き手の胸を打つんです。
大人びた感傷にひたりたい夜にぴったり。
未来図マルシィ

かけがえのない人との穏やかな日々から、幸せな未来を思い描く様子を歌った作品。
等身大の言葉で人気のロックバンド、マルシィが手がけ、2022年4月に先行配信された後、名盤『Memory』に収録されました。
この楽曲は、きらめくサウンドと心地よいビートに、吉田右京さんの温かみのあるボーカルが優しく絡み合います。
また、時間を重ねてきた2人がお互いへの理解を深め、幸せな未来を築いていくという歌詞が、聴く人の心にじんわりと温もりを灯してくれるんです。
多幸感で包み込んでくれるバラードです。
ひとりごとOmoinotake

大切な人に本音を伝えられず、すれ違ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?
ブラックミュージックをルーツに持つOmoinotakeが2025年4月にリリースした本作は、そんなもどかしさと喪失感を歌ったエモーショナルなバラードです。
相手がいて初めて言葉は意味を持つという、胸が締め付けられるような気づき。
もしあの時、隠された本音に気づけていたら……という主人公の後悔に、自分の経験を重ねてしまうかもしれません。
この楽曲はテレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期第2クールのエンディングテーマでした。
失恋の痛みに深く寄り添いながらも、最後に微かな希望を感じさせてくれるナンバーです。
忘れたいwacci

別れた恋人のことを忘れようとすればするほど、思い出してしまう……そんな切ない経験はありませんか?
wacciの『忘れたい』は、まさにそのもどかしい葛藤を描いたバラードです。
新しい誰かと一緒にいても、その温もりの中に別れた人の面影を探してしまい心が満たされない、そんな主人公の姿に胸が締め付けられます。
過去の恋愛から抜け出せずに苦しんでいるときに聴いてみてほしい1曲です。
地球儀米津玄師

2010年以降のJ-POPを語る上で外せないほどシーンに多大な存在感を示したシンガーソングライター、米津玄師さん。
14枚目のシングルとして2023年7月に公開されたこの曲は、スタジオジブリの映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として、実に4年もの歳月をかけて書き下ろされました。
人生の始まりから大切な人との別れという深い喪失感まで、壮大な旅路をイメージさせるリリックは、悲しみを乗り越え未来へ向かう希望の姿を映し出します。
失意の痛みに沈む心に寄り添い、再び歩き出す力を与えてくれる、感動的なナンバーです。
薄明光線Chevon

文学的な歌詞で注目を集めるロックバンド、Chevon。
彼らが歌う本作は、心の闇にそっと光を差してくれる希望のバラードです。
誰かの痛みに気づき、その人に手を差し伸べたいという切実な願いが歌われています。
エモーショナルに展開していくサウンドをあいまって、涙腺が刺激されるんですよね。
2023年5月にリリースされたこの作品は、翌年のアルバム『Chevon』へと繋がった重要な1曲。
深い閉塞感に苦しむあなたの心を温めてくれるはずです。
First Christmas feat. JUNON (BE:FIRST)Reiko

クリスマスが近づくと聴きたくなる、心温まるデュエット曲です。
BMSGに所属するREIKOさんと、BE:FIRSTのJUNONさんという実力派ボーカリストの共演。
作詞作曲はシンガーソングライター清水翔太さんが手がけており、恋人と初めて過ごすクリスマスの、あのワクワクした幸福感にあふれています。
2人が織りなすハーモニーは、まるでイルミネーションのようにきらびやか。
大切な人と過ごす時間に聴けば、きっと誰もが聴きほれるでしょう。






