【バラード】邦楽の隠れた名曲。グッとくる曲
数えきれないほどの新しい音楽がリリースされる中でも、たくさん生まれるバラードソング。
あなたはどんなバラードがお好きですか?
バラードといえば誰でも歌えるような大ヒット曲もイメージしますが、知る人ぞ知る!みたいな隠れた名曲を知りたくなることもありますよね。
この記事では、近年人気の高いアーティストも交えながら、隠れた名曲として話題の曲から、歌詞がグッとくるようなバラードソングをセレクトしました。
ぜひ、いろいろなバラードの魅力を楽しんでください!
【バラード】邦楽の隠れた名曲。グッとくる曲(11〜20)
心の花を咲かせよういきものがかり

いきものがかりのアルバム『My song Your song』に収録された『心の花を咲かせよう』。
2008年のリリースから長きにわたり愛されているこの楽曲は、まるで時間を超えるメッセージのよう。
山下穂尊さんが手がけた歌詞の奥深さと、吉岡聖恵さんの透明感ある歌声がリスナーの心に寄り添います。
くじけそうなときやもがき苦しむ日々の中で、本作は勇気を与え、自分自身の花を枯れさせずにいるための力をくれるんです。
つらいときにもきっと、あなたの心に寄り添ってくれるはずですよ。
リリースから数年がたった今でも新鮮かつ、真っすぐな言葉が染み渡る、心を動かされるバラードです。
まいったsumika

バンドsumikaの『まいった』は2017年のアルバム『Familia』に収録された、深い感情と切なさを表現する曲です。
過去の恋愛を思い出しながら現在へとつなげる歌詞が特徴で、片岡健太さんの低い声が印象的な1曲。
どこか懐かしい冬の日のシーンが感じられ、リスナーの心に優しく寄り添います。
この楽曲は心落ち着くメロディーとともに、細やかな表現のリリックがたくさんの感動を呼んでいます。
バラードを聴きながら、じっくりと心の内を見つめ直したいときにぜひオススメしたい楽曲です。
しげちゃんサバシスター

静かに爪弾かれるギターの音色と切ないメロディが胸を打つ、サバシスターが奏でる珠玉のバラードです。
この曲は、ドラムのごうけさんが20年以上もそばに置いてきた、たった一つのぬいぐるみへの愛情を歌にした、とてもパーソナルで温かい1曲なんですよ。
なちさんの情感あふれる歌声は、つらい夜も情けない姿も、全てを知っていてくれる存在への感謝を真っすぐに伝えてくれますね。
本作は2024年3月リリースの名盤『覚悟を決めろ!』に収録された、バンドの新たな一面を示す名曲。
誰かにとっての「特別」であることの尊さを、そっと教えてくれるようです。
独りで心を落ち着けたい時や、自分の宝物を思う夜に、じっくり聴き込んでみてはいかがでしょうか。
ふわりのことねこと

ピアノの音色が優しく心を包み込む、ねごとの代表的なバラード。
蒼山幸子さんの透明感あふれる歌声で紡がれるのは、「ぼく」と「きみ」の間の淡く、どこかはかない物語です。
約6分にも及ぶ幻想的なサウンドスケープは、聴く人をそっと夢の世界へ誘い、切なさと温かさを同時に感じさせてくれますよ。
この楽曲は2011年7月に発売されたアルバム『ex Negoto』に収録された初期の名曲で、ファン投票で1位に輝いたことも。
映画『アオハライド』のイメージアルバムにも選ばれ、作品の世界観を彩りました。
大切な誰かを思い浮かべながら、一人静かに物思いにふけたい夜に聴けば、忘れかけていた温かい気持ちを思い出させてくれるかもしれません。
愛して、愛され feat. 塩塚モエカ(羊文学)Ryu Matsuyama

多くのリスナーが心に刻むバラードの中で、より深く、ひそやかに寄り添う1曲があります。
それが、Ryu Matsuyamaさんの『愛して、愛され feat. 塩塚モエカ(羊文学)』です。
2020年4月29日のリリースからじんわりと支持を集めるこの曲は、愛の多面性を見事に表現。
名で呼ばれることで確かな存在になり、愛されることで生まれ、憎まれてこそ生きている実感を覚える。
そんな複雑な感情がリリックに込められています。
リスナーの心に優しく響くメロディと、塩塚モエカさんの清楚で強い印象を残すボーカルが調和し、どこかしら救われるような慰めを感じさせてくれるでしょう。
単なる恋愛ソングを超えた、人生そのものを考えさせられる深みがあります。
人を愛し、時には憎むこともある。
そんな人間の感情の機微を感じてみたい方に、ぜひともお聴きいただきたいです。
三日月と私新居昭乃

幻想的なサウンドスケープと透明感のある歌声に包み込まれる、新居昭乃さんの楽曲です。
恋人との何気ない電話のやりとりや、輝いていた日々の思い出。
そんな光る記憶を胸に抱きながら、失われた愛を静かに受け入れていく主人公の姿が描かれています。
夜空の細い月に「君もさみしいの」と語りかける切ない情景に、思わず胸が締め付けられるという方も多いのでは?
本作は、1997年8月に発売されたベストアルバム『空の森』に収録された1曲。
一人きりの静かな夜、美しい思い出をそっと振り返りたい時にぴったりのナンバーです。
その繊細なメロディが、あなたの心に優しく響くかもしれませんね。
【バラード】邦楽の隠れた名曲。グッとくる曲(21〜30)
ツバメ山崎まさよし

山崎まさよしさんの初期の代表曲である『ツバメ』は、日々の暮らしや感情が丁寧に描かれたバラード。
1996年のアルバム『STEREO』に収録されており、ギターの弾き語りでつづられる山崎さんの世界観が光ります。
ふるさとの母を思い、都会の風景とツバメを重ねた歌詞センスがリスナーの心に深く響くはず。
抑えめの演奏もまた、山崎さんの温かみのある声を引き立てます。
聴くたびに感動を呼ぶ本作は、ゆっくりと沈み込みたい夜長にぴったり。
聴いた後は、なんとなく心が洗われるような気分にさせてくれますよ。