【心に響く】歌詞がいい、珠玉のバラード名曲
バラードってたくさんの感動的な曲がありますよね。
その中でも「歌詞の良さ」に着目してバラードを特集していきます。
歌詞がいいといってもさまざまありますが、どんな歌詞がお好きですか?
ストーリー性が深いものもあれば、深い愛を歌ったラブソング、思わず涙するような優しさが染みる曲まで、いろいろなタイプのバラードの歌詞の魅力を掘り下げていきます。
音楽の力を一段と感じられるバラードは私たちの心に寄りそってくれます。
ぜひ自分の好みに合う歌詞のバラードを見つけてくださいね!
【心に響く】歌詞がいい、珠玉のバラード名曲(1〜10)
your songNEW!清水翔太

「あなたがいるから私が輝ける」、そんな愛する人への感謝を歌った温かいバラードです。
大阪府出身のシンガーソングライター、清水翔太さんによる楽曲で、2012年3月にリリースされた4枚目のアルバム『Naturally』に収録されています。
ピアノの優しい旋律とソウルフルな歌声が、大切な人の存在で自分の世界が輝き出すという真っすぐな思いを届けてくれますよね。
この楽曲は、誰かに愛されることで自分自身も変われるんだという、自己肯定感につながるメッセージを感じさせてくれるのではないでしょうか。
愛されたいと願う夜、自分を支えてくれる人の顔を思い浮かべながら聴いてみてください。
部屋NEW!シャイトープ

ひとりきりの部屋で過ごす夜、別れた恋人を思う姿を描いたロックバラードです。
京都発の3ピースバンド、シャイトープによるこの楽曲は、2022年6月にリリース。
後にアルバム『オードブル』に収録されました。
作詞作曲を手がけた佐々木想さんが自身の失恋から書いただけに、後悔や未練がこもったリアルな言葉の数々に胸が締めつけられます。
かなわない願いが頭をめぐる夜、本作を聴けば共感のあまり涙してしまうかも……。
地球儀NEW!米津玄師

2010年以降のJ-POPを語る上で外せないほどシーンに多大な存在感を示したシンガーソングライター、米津玄師さん。
14枚目のシングルとして2023年7月に公開されたこの曲は、スタジオジブリの映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として、実に4年もの歳月をかけて書き下ろされました。
人生の始まりから大切な人との別れという深い喪失感まで、壮大な旅路をイメージさせるリリックは、悲しみを乗り越え未来へ向かう希望の姿を映し出します。
失意の痛みに沈む心に寄り添い、再び歩き出す力を与えてくれる、感動的なナンバーです。
きえないでNEW!アイナ・ジ・エンド

静かなピアノの調べから始まり、感情があふれ出すように壮大なサウンドへと展開していくバラード。
アイナ・ジ・エンドさんのソロ活動の原点となった作品です。
この曲は彼女自身が作詞作曲を手がけており、18歳の頃に抱いた大切な人を失いたくないという切実な思いが込められています。
あなたのいない世界はまるで色が褪せてしまったかのよう、という喪失感が、彼女の持つ唯一無二のハスキーボイスを通して痛いほど伝わってきます。
どうしようもない寂しさに襲われた夜、この歌声が助けになってくれますよ。
未来図NEW!マルシィ

かけがえのない人との穏やかな日々から、幸せな未来を思い描く様子を歌った作品。
等身大の言葉で人気のロックバンド、マルシィが手がけ、2022年4月に先行配信された後、名盤『Memory』に収録されました。
この楽曲は、きらめくサウンドと心地よいビートに、吉田右京さんの温かみのあるボーカルが優しく絡み合います。
また、時間を重ねてきた2人がお互いへの理解を深め、幸せな未来を築いていくという歌詞が、聴く人の心にじんわりと温もりを灯してくれるんです。
多幸感で包み込んでくれるバラードです。
オレンジSMAP

夕暮れの景色が目に浮かぶような、切なくも温かいピアノの旋律が心に染み渡る、秋に聴きたい名バラードの一つです。
SMAPの楽曲には名曲がたくさんありますが、本作を特別な1曲として挙げる方も多いかもしれませんね。
描かれているのは恋人との別れの場面なのですが、ただ悲しいだけではないのが魅力的なんです!
別れの言葉をあえて感謝の言葉に置き換えて締めくくる構成には、共に過ごした日々への深い愛情が感じられて、思わず胸が熱くなりますよね。
この歌詞は、2000年8月のレコーディング時に木村拓哉さんの提案で変更されたというエピソードも有名です。
シングル『らいおんハート』のカップリング曲ながら、その人気からベストアルバムにも収録された、まさに珠玉のバラードなんです。
薄明光線NEW!Chevon

文学的な歌詞で注目を集めるロックバンド、Chevon。
彼らが歌う本作は、心の闇にそっと光を差してくれる希望のバラードです。
誰かの痛みに気づき、その人に手を差し伸べたいという切実な願いが歌われています。
エモーショナルに展開していくサウンドをあいまって、涙腺が刺激されるんですよね。
2023年5月にリリースされたこの作品は、翌年のアルバム『Chevon』へと繋がった重要な1曲。
深い閉塞感に苦しむあなたの心を温めてくれるはずです。