言葉の力。歌詞がいいボカロ曲特集
曲の歌詞が自分の気持ちにぴたっとハマること、ありますよね。
「前向きな気分になりたい」だったり「病みを共有したい」だったり、そのタイミングに合った言葉、音楽は本当に良いもの。
自分を支えてくれるものがあることは、とても幸せだと思います。
さて今回この記事では「歌詞がいい」をテーマに、オススメのボカロ曲を集めてみました!
元気になれる、熱くなれる、恋愛気分を高めてくれる、寄り添ってくれる……今のあなたにぴったりな曲がきっと見つかるはず。
ぜひ最後までチェックしてみてください!
言葉の力。歌詞がいいボカロ曲特集(1〜20)
ノンブレス・オブリージュピノキオP

『ノンブレス・オブリージュ』はボカロシーンの第一線で活躍し続けているコンポーザー、ピノキオピーさんによる楽曲で、2021年6月に発表。
アルバム『ラヴ』に収録されています。
「息苦しさ」をテーマにした歌詞には、現代社会へのシニカルなメッセージが込められています美しさと切実さ、清濁が混ざり合っている感じが、ピノキオピーさんらしいですよね。
ぜひ味わうように聴き込んでみてください。
君が飛び降りるのならばOmoi

命を絶とうとする友人へ宛てられたメッセージソングです。
音楽ユニットOmoiによる作品で、2020年11月に公開されました。
明るく軽快なテンポで進行するポップロックサウンドに乗せて、深い友情や絆が描かれています。
一見シリアスなテーマですが、ユーモアや日常的な話題を交えた歌詞が、聴く人に前向きな気持ちを与えてくれます。
「君」の行動を止めるのではなく、ともに寄り添う「僕」の姿勢が印象的。
カラオケでも配信されているので、友達と一緒に歌って元気をもらえる1曲だと思います。
おくすり飲んで寝ようもちうつね

かわいらしい曲調の中に、深いテーマが隠された不思議な魅力のボカロ曲です。
もちうつねさんによる作品で、2022年10月にリリースされました。
現代社会に生きる人々の心の機微に触れる、孤独感や自己対話をテーマにした歌詞が印象的。
そしてキャッチーなメロディーとリズミカルなビートが耳に残ります。
聴いているうち夢の中に迷い込んだような感覚になるんですよね。
ぜひじっくりと聴き込んでみてください!
命に嫌われている。カンザキイオリ

生きる意味を問うボカロ曲です。
カンザキイオリさんの楽曲で、2017年8月に公開されました。
本作は多くのアーティストにカバーされており、2021年の『NHK紅白歌合戦』でのまふまふさんの歌唱も話題に。
たくさんの若者たちの心を捉えた作品で、疾走感のあるメロディーと人生への問いかけを含んだ歌詞が特徴です。
現代社会への批判や、命の重さを軽視する風潮への警鐘が込められています。
自分の存在意義を見失っている人に寄り添う1曲です。
うわがきいよわ

独特な音世界と紡がれる言葉に浸れる、感傷的なボカロ曲です。
ボカロP、いよわさんの楽曲で、2024年8月に公開されました。
初音ミクの気持ちを絞り出すような歌声と、オルタナティブなサウンドスケープに心がえぐられます。
そして未練や後悔、別れに対する思いがぎゅうぎゅうに詰め込まれた歌詞が、胸に来るんです。
思いっきり泣きたいときにぴったりな作品かもしれません。