【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(1〜10)
ハローセカイDECO*27

きらびやかなシンセサウンドと繊細なギターサウンドが融合した、心に沁みるダンスアンセムです。
2025年に公開されたアニメーション映画『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』の挿入歌として書き下ろされた本作は、映画の世界観と見事に調和しています。
他者とのつながりの大切さや希望のメッセージを込めて作り上げた作品で、孤独の中で前を向こうとする思いが込められているんです。
まるで光が闇を照らすように、徐々に希望が広がっていく展開に心を揺さぶられます。
不安や孤独を感じている時、誰かとつながりたいと願う時に、きっと心強い味方になってくれるはずです。
Worldersじん

映画のエンディングテーマとして描かれた壮大なストーリーテリングが魅力の1曲です。
2025年1月に発表された本作は、じんさんの紡いだ世界観とTeddyLoidさんのダイナミックな編曲とが見事に融合。
私たち一人一人が世界の一部であり、歌によって変化を起こせる、という力強いメッセージが込められています。
アルバム『BLUE BACK』にも収録された本作。
自己表現や成長に悩む方、新しい一歩を踏み出したい方にぜひ聴いていただきたいナンバーです。
生きてしまってごめんなさいshizuku

存在意義や生きる意味を問いかける楽曲です。
shizukuさんによる作品で、2025年1月にリリースされたバラードナンバー。
ピアノの音色が響き渡る、美しさとはかなさを合わせ持ったサウンドアレンジがグッときます。
また、可不の絞り出すような歌声と切ないメロディー、その調和が染みるんですよね。
歌詞では「生きていることへの罪悪感」という重いテーマを表現。
悩みや孤独を感じている人に寄り添ってくれるボカロ曲です。
む大漠波新

大漠波新さんによる『む』は、2024年11月に発表された作品で、足立レイと重音テトのドラマチックなボーカルワークと壮大さの感じられるサウンドが印象的。
アルバム『V.S』に収録された1曲で、音声ライブラリとしてのレイ、テト目線で歌詞が展開しています。
「等身大美少女ロボット制作計画」から生まれた足立レイ、エイプリルフールに架空のボカロとして生まれた重音テト、その生い立ちを知っている方ならとくに響くものがあるんじゃないでしょうか。
贅沢と君とカプチーノshikisai

朝、カプチーノ一杯から始まる日常を描いた、胸が温まるボカロ曲です。
2024年の秋に投稿された本作は、普段の生活の中で感じる小さな幸せや、時折訪れる苦み、大切な人との何気ないやり取りなど、誰もが共感できる心の機微を紡いでいます。
繊細なメロディーラインに初音ミクと鏡音リンの澄んだ歌声が重なり合い、本当にステキな世界観を作り上げているんですよね。
癒やしの音楽をお探しならぜひ。
echohigma

温かな思いが優しく響く、まるで祈りのように紡がれたボカロ曲です。
higmaさんが手掛けた本作は、2024年8月に初音ミクの誕生日を記念して発表されました。
自分の内面と向き合いながら、迷いや喪失を乗り越えていく心の機微が、繊細に描かれています。
エモーショナルでメロディアスな曲調に、ミクの透明感のある歌声が溶け込んでいく様は、まるで時の流れのよう。
自分と向き合いたくなったとき、心強い味方になってくれる1曲です。
巡り、環り、めぐり続くnogumi

時間と運命のくり返しを表現した哲学的な楽曲です。
nogumiさんによる作品で、2025年1月に公開。
深い歌詞と繊細な音楽でリスナーに強い印象を与えます。
巡音ルカの16周年記念曲として制作されました。
バンドサウンドを基調にしたはかなげな音像にルカのブレス多めの歌声がぴたりとハマっています。
また人生の進行を環状的に捉えた歌詞は、自分のことに置き換えて考えさせられるような仕上がり。
思想にふけりたいときにぴったりかもしれません。