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【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】

ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。

「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!

ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。

今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!

感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。

きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!

【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(71〜80)

The Beast.スペクタクルP

The Beast. / スペクタクルP feat 初音ミク
The Beast.スペクタクルP

主人公の気持ちを考えれば考えるほどに胸が痛くなる、ストーリー性の高いボカロ曲です。

映像、そしてイラストまでも自身で手がける多才なボカロP、スペクタクルPさんの楽曲で、2010年に公開。

諸事情で動画はいったん削除されましたが、2021年、YouTubeのスペクタクルPさん公式チャンネルで再びアップされています。

ピアノの音色を軸に展開される、異国感のあるサウンドアレンジが特徴的。

『美女と野獣』を題材にしたこの作品をぜひ、頭の中でシーンを想像しながら聴いてみてください。

ラブカ?柊キライ

ラブカ? / 柊キライ feat.flower
ラブカ?柊キライ

若者世代から圧倒的な支持を得るシンガー、Adoさんが歌唱したことでも話題になった『ラブカ?』。

独自性のある楽曲を届ける柊キライさんが2020年に制作しました。

人を愛する気持ちとは、一体どういうことなのかを考えされる深い世界観の歌詞が印象的ですね。

スウィングジャズならではの軽快なビートにのせた、ダークな雰囲気のサウンドも深い愛情を描いた歌詞にマッチしています。

キュートでありながら、どこかはかないflowerの歌唱が響く楽曲です。

深い愛情のゆくえを描いた唯一無二の恋愛ソングを聴いてみてくださいね。

粘着系男子の15年ネチネチ家の裏でマンボウが死んでるP

粘着系男子の15年ネチネチ / 家の裏でマンボウが死んでるP (Turn on subtitles, lyrics in other languages are displayed)
粘着系男子の15年ネチネチ家の裏でマンボウが死んでるP

音楽を担当するタカハシヨウさんとイラストを担当する竜宮ツカサさんによる実の姉弟ユニット、家の裏でマンボウが死んでるPの楽曲。

ユニット名、曲名ともにインパクトしかない印象を受けますが、どこか心が和む曲調が心地いいナンバーです。

曲の前半部分ではタイトルどおりの粘着性と狂愛にも似た描写によりストーリーに引き込まれ、途中から冗談のような展開にもなっていきますが、全部聴いた後には変わらない愛と一途さが心に染みるナンバーに完成する、歌詞をかみ締めながら聴いてほしい作品です。

クワガタにチョップしたらタイムスリップした家の裏でマンボウが死んでるP

クワガタにチョップしたらタイムスリップした / 家の裏でマンボウが死んでるP (Turn on subtitles, lyrics in other languages are displayed)
クワガタにチョップしたらタイムスリップした家の裏でマンボウが死んでるP

特徴的なユニット名と、読めば読むほど深いストーリーを感じる歌詞で人気を集める姉弟ユニット、家の裏でマンボウが死んでるPの楽曲。

ギターのブリッジミュートに乗せたボーカルで始まる、疾走感のあるロックチューンです。

タイムスリップという一見ありがちなSFストーリーのコミカルな歌詞でありながら、人生にとって大切なことや日々を一生懸命に生きることの尊さを教えてくれる、楽曲の爽快感と相まって心に響くナンバーです。

ワールドイズマインryo

【手描き】ワールドイズマイン【PV】
ワールドイズマインryo

私のことが好きなんでしょ、私だけを見てよ!と歌うラブナンバーです。

クリエイターユニットsupercellではコンポーザーとしても活躍しているボカロP、ryoさんの代表曲で、2008年に公開されました。

この曲でボカロというものを知った、という方、多いんじゃないでしょうか。

ストリングスの音色が美しく鳴り響く、壮大なバンドサウンドはかっこいい仕上がり。

その曲調だけでずっと聴いていられる魅力があります。

そしてそこに歌詞の世界観ですよ、こんな恋人が欲しいなぁ……とか考えちゃいますね。

サリシノハラみきとP

いなくなってしまった大切な人のことを思い歌う、切ないギターロックナンバーです。

数々の名ボカロ曲を生み出してきた、みきとPさんによる作品で、2012年に公開。

歌い手、りぶさんへ提供された楽曲のボカロバージョンです。

読んでいて「危うい」とも思ってしまうぐらい、好きな人への切実な気持ちが歌詞につづられています。

とくに最近失恋をしてしまった方なら刺さる内容かもしれません。

物悲しい世界観にひたりたいなら、音量を上げて、どうぞ。

パメラバルーン

愛する人のことを考えすぎてしまうことで、つい孤独や切なさが加速してしまう夜を描いた『パメラ』。

ミュージシャン、須田景凪としても活躍するボカロPのバルーンさんが2021年に制作しました。

疾走感のあるビートにのせたflowerの歌唱からも、切ない心情が伝わります。

寂しさや不安な気持ちをそのままにしておくと、だんだん心が疲れてしまうというメッセージが込められた歌詞に共感する方もおられるでしょう。

はかなくも美しいメロディーとともに、リスナーの心に寄りそう楽曲です。