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【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】

ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。

「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!

ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。

今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!

感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。

きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!

【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(71〜80)

吉原ラメント亜沙

【重音テト】吉原ラメント【オリジナル】/【KASANE TETO】Yoshiwara Lament【original】
吉原ラメント亜沙

男女混成8人組ロックバンド、和楽器バンドのベーシストとしても活躍するボカロP、亜沙さんの楽曲。

和楽器バンドによるセルフカバーや、大御所歌手の小林幸子さんがカバーなど、ボカロファンのみならず幅広い層に人気を博しているナンバーです。

和楽器の音色とノイジーなギターをフィーチャーしたシャッフルビートのサウンドに乗せて、幼い日の理想と現在の自分との狭間で葛藤する花魁の心情をつづった切ない歌詞が心に響く、クセになる作品です。

僕なんかいなくてもピノキオP

ピノキオピー – 僕なんかいなくても feat. 初音ミク / With or Without Me
僕なんかいなくてもピノキオP

ボカロシーンの第一線で活躍し続けるピノキオピーさんによる楽曲で、2024年11月に発表されました。

自己肯定感の低さや孤独感をテーマにした切ない歌詞が心に響きます。

「自分なんていなくてもいい」みなさん抱いたことのある感情なんじゃないでしょうか。

しかしそれでも生きていく……悩みやつらさを振り切りたいとき、この曲が響くと思います。

存在意義や社会との関わりについて考えさせられる、深みのある1曲です。

カルディアユリイ・カノン

音楽プロジェクト月詠みも展開するボカロP、ユリイ・カノンさんの『カルディア』は、ゴシックな雰囲気と緊迫感が魅力的な作品です。

タイトルの『カルディア』ギリシャ語で「心」「心臓」という意味。

ただ「頭の中で完結させず、その思いをしっかり相手に伝えよう」そんなメッセージが込められた歌詞を見ると「魂」というエモーショナルな意味合いもあるように思えてきますね。

歌い手、nuiさんが歌ったバージョンもぜひチェック!

ザムザてにをは

ザムザ / てにをは feat.初音ミク
ザムザてにをは

ラテン調のメロディーがクセになる『ザムザ』もオススメです。

こちらはボカロPのてにをはさんが手掛けた1曲。

その歌詞は愛する人に拒絶された主人公の心の痛みを描く内容です。

そして、この曲を聴く際はザムザという人物について知っておいた方が世界観に入り込めるでしょう。

『ザムザ』とは小説『変身』に登場する主人公のこと。

彼女は虫に変身してしまい、父親からリンゴを投げつけられてしまうんです。

小説では体が痛む描写があるのですが、曲では心が痛んでいるようにとれます。

鎖の少女のぼる↑P

鎖の少女 / のぼる↑ feat. 初音ミク
鎖の少女のぼる↑P

「自分はいったい誰のために生きているんだろう……」と自問自答する、深みのあるボカロ曲です。

幅広く、懐も深い音楽性が支持されているボカロP、のぼる↑Pさんの楽曲で、2009年にリリース。

2019年には発表から10周年を記念してのアレンジバージョン『鎖の少女-Re Alive-』も公開されています。

クールさと壮大さが同時に味わえる、スタイリッシュなダンスチューンです。

とくに10代の方なら、この歌詞に共感してしまうかも。

ポテトチップ傘村トータ

後悔の念をポテトチップスを通じて表現した、独特な世界観を持つボカロ曲です。

ボカロP、傘村トータさんによる作品で、2025年6月に公開されました。

タイトルからは想像できない、泣けてしまう要素が満載。

切なく響くピアノサウンド、そして大切なものを見落としていた主人公の悲痛な叫びにたまらない気持ちになってしまいます。

悲しい気持ちに寄り添ってくれる重音テト曲です。

ビバハピMitcie M

初音ミクが声優のようにしゃべってラップする曲『ビバハピ』/ Mitchie M
ビバハピMitcie M

歌詞のキュートな世界観が病みつきに!

まるで人間が歌っているかのように聞こえる、驚異的なボカロ調声テクニックの持ち主、Mitcie Mさんの楽曲で、2013年に公開されました。

にぎやかで楽しいサウンドに初音ミクのかわいい歌声がぴたりとハマった、アイドルソング的な作品です。

元気が出ないとき、不安を抱えているときに聴けばとくにいいかも。

歌詞と曲調が明るい気分にさせてくれます。

アッパーチューンでテンション上げていきましょう!