【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(41〜50)
神っぽいなピノキオP

「それっぽく振る舞ってしまう」人生への皮肉を歌うメッセージソングです。
自身でイラストなども手がけている人気ボカロP、ピノキオピーさんによるヒット曲で、2021年にリリースされました。
リズミカルなのにどこか冷めている雰囲気のサウンドが印象的。
途中リズム落ちするなどの予想できない曲展開が歌詞のメッセージ性をより強めているよう思えます。
「いつのまにか何もかもを知った気になってしまっている」そういう気付きを与えてくれる、ハッとするボカロ曲です。
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(51〜60)
Jus Be FriendsDixie Flatline

愛し合っていた2人がいつの間にか違う道を歩んでいたことに気付き、別れを選択する、という切ないR&Bナンバーです。
歌っているのは女性ボカロ巡音ルカですが、歌詞は男性視点。
恋人との幸せな日々を振り返りつつも、これからは1人で生きていくから恋人ではなく、ただの友だちになりましょう、という歌です。
箱庭のコラルkoyori

「何も、誰も信じられない」という気分になったとき、この曲があなたの思いをすくい上げてくれるかもしれません。
電ポルP名義でも知られているコンポーザーkoyoriさんの楽曲で、2023年にリリース。
スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』への収録が話題になりました。
自分の生きる道を歌に託す、この曲。
うなだれているときに背中をグッと押してくれるような、温かい作品です。
サヨナラは言わないでさMIMI

「自分の弱さに嫌気がさしても構わないんだよ」「ゆっくりでも生きていこうよ」と優しく歌ってくれる、泣けるボカロ曲です。
やわらかく、心に染みる音楽性が支持されているボカロP、MIMIさんによる楽曲で、2023年6月に発表されました。
ピアノとアコースティックギターの音色が響くシンプルなサウンドアレンジは、それだけで胸が震えます。
可不の切実な歌声もまた、刺さるんですよね。
あなたが疲れてしまったとき、この曲が隣にいてくれます。
あいす・ちる・へいちゅ天使電影

高い人気を誇る漫画『幼稚園WARS』。
そのタイアップ企画の第3弾として制作されたのが『あいす・ちる・へいちゅ』です。
こちらはボカロP、天使電影さんが手がけた楽曲で公式タイアップアルバムの『recital』に収録されています。
その大きな特徴は、漫画が持つ2面性を歌詞で表現していることでしょう。
前半のガーリーなフレーズからはラブコメの要素を感じられます。
また後半の四字熟語を並べるパートからは、ラブコメの裏側にあるダーティな世界観を感じられます。
吉原ラメント亜沙

男女混成8人組ロックバンド、和楽器バンドのベーシストとしても活躍するボカロP、亜沙さんの楽曲。
和楽器バンドによるセルフカバーや、大御所歌手の小林幸子さんがカバーなど、ボカロファンのみならず幅広い層に人気を博しているナンバーです。
和楽器の音色とノイジーなギターをフィーチャーしたシャッフルビートのサウンドに乗せて、幼い日の理想と現在の自分との狭間で葛藤する花魁の心情をつづった切ない歌詞が心に響く、クセになる作品です。
熱異常いよわ

世界の終わりにたたずむ少女の姿を想像させるボカロ曲といえば『熱異常』。
『きゅうくらりん』などのヒット曲で知られるボカロPのいよわさんが2022年に制作しました。
疾走感のあるエレクトロなビートにのせた、足立レイのメカニカルな歌唱がマッチ。
録音の音声を聴いているようでもあり、通信を試みているようにも受け取れる深いストーリーが描かれています。
高速で同じフレーズをくり返す彼女の歌唱からも、熱の加速する様子が伝わる楽曲です。
ボカロならではの世界観が体験できる楽曲をぜひ聴いてみてください。