【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(1〜10)
echohigma

温かな思いが優しく響く、まるで祈りのように紡がれたボカロ曲です。
higmaさんが手掛けた本作は、2024年8月に初音ミクの誕生日を記念して発表されました。
自分の内面と向き合いながら、迷いや喪失を乗り越えていく心の機微が、繊細に描かれています。
エモーショナルでメロディアスな曲調に、ミクの透明感のある歌声が溶け込んでいく様は、まるで時の流れのよう。
自分と向き合いたくなったとき、心強い味方になってくれる1曲です。
Blessinghalyosy

歌詞に込められているテーマは「生きて」。
そういうテーマなだけあって、歌詞にとても深みがあります。
はかなさを感じる「生」を歌っていながらも、暗くなるわけではなく、むしろ「前へ進め」といった力強さ、勇気づけるものが曲調からも歌詞からも感じ取れますよ。
スーツカンザキイオリ

社会の枠に捕らわれた自分を解き放つ、鋭い洞察力を持つボカロ曲です。
カンザキイオリさんの楽曲で2024年8月にリリース、2025年1月にMV公開されました。
スーツに象徴される社会規範、そこからの脱却を切実に訴えかけています。
さまざまな価値観を脱ぎ捨てありのままの自分で生きよう、というメッセージが伝わってくるんですよね。
今の生き方に違和感を感じているなら、ぜひ聴いてみてください。
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(11〜20)
フィクションQeiru

『フィクション』はQeiruさんによる楽曲で、2024年12月に公開されました。
IAの透明感のある歌声が印象的で、爽やかなメロディーラインが心地よく響きます。
過去と未来への思いを織り交ぜた歌詞も印象的で、空を見上げながら聴きたくなる仕上がり。
日々の生活に少し疲れを感じている人や、新しい一歩を踏み出したい人にオススメ。
きっと想像力を刺激されます。
天ノ弱164

164さんが作詞作曲した、24作目の楽曲です。
過去にも戻れず、未来へも進めず苦しんでいる様を曲にしています。
天邪鬼であり天性の弱虫でもあるためそれを上手く言葉にできず「君」への思いを未だ抱えている、という歌です。
PolarisProject Lumina

ドラマチックなサウンドがたまらない、心温まるバラードです。
Project Luminaさんの11作目となる本作は2024年12月にリリース。
「VOCAParty!
~Year-End Party 2024~」への参加作品でした。
星界の透明感ある歌声が、詩的で美しい歌詞を優しく包み込んでいます。
航海において道標になる北極星に例えられた大切な人の言葉、それを信じる主人公の思いが伝わってきて、こちらまで光に照らされるよう。
前を向く勇気が欲しいときに聴いてほしい感動ソングです。
ペイルブルードットseiza

メロディーと歌詞が心に響く、美しくて真っすぐな楽曲です。
seizaさんによる本作は、2025年1月に公開されました。
一つひとつの音色、一つひとつの言葉を丁寧につむいでいく繊細な作品。
ずっと聴いていられますし、どんどん心の奥底に染み込んでくる気がします。
そして、初音ミクのウィスパーボイスと故郷を思いながら旅路を行く歌詞世界が胸に刺さるんです。
どん底のような気分を味わっているとき、この曲が救ってくれるかもしれません。