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【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】

ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。

「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!

ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。

今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!

感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。

きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!

【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(111〜120)

心做し蝶々P

【GUMI】 心做し 【オリジナルPV】/【papiyon feat. GUMI】Kokoronashi 【Original】
心做し蝶々P

孤独に苛まれる心を温かく包み込む、蝶々Pさんの珠玉の一曲です。

GUMIの切ない歌声が胸に迫り、ピアノの優美な旋律が心に染み入ります。

2014年に発表されたこの楽曲は、愛と孤独の狭間で揺れる心情を繊細に描き出しています。

「僕」と「君」の関係性を通して、理解されたいという願いと、理解できない苦しみが表現されているんです。

恋愛の複雑な感情に悩む人や、自分の気持ちをうまく伝えられない人に、きっと寄り添ってくれる一曲になるはずです。

冷夏imie

imie – 冷夏 feat. 初音ミク, しゃみお, 比江嶋さとる
冷夏imie

夏の美しい情景が見えてくる、imieさんによる和風ソングです。

2020年8月に公開された作品で、その後リリースされたアルバム『Reika』のタイトル曲。

初音ミクの澄んだ歌声が涼やかな夏の記憶を呼び起こすような仕上がり。

穏やかなメロディーと緻密なアレンジが織りなす音の世界は、まるで夕暮れ時の夏にいるような気分になります。

季節が過ぎ去る切なさを味わいたい時、静かに思い出にひたりたい夜にぴったりの1曲です。

アイロニーナ煮ル果実

∴煮ル果実「アイロニーナ」with Flower【Official】- Ironina
アイロニーナ煮ル果実

編曲家としても活躍するボカロPの煮ル果実さんが2021年に制作した『アイロニーナ』。

自分や誰かを愛していたいという気持ちとともに、ダークな心情を描いています。

ジャズやファンクなどを取り入れた、ジャンルレスな魅力を持つサウンドにのせて、flowerの歌唱が展開。

社会や自分の心に向けたシニカルな目線を現した歌詞に思わず共感してしまいます。

心の不安や寂しさを素直に現すことで、自分と向き合うきっかけを与えてくれるボカロ曲です。

愛と皮肉が込められた唯一無二の楽曲を聴いてみてくださいね。

命辛辛煮ル果実

∴煮ル果実「命辛辛」with Flower 【Official】ー For dear life
命辛辛煮ル果実

『紗痲』や『トラフィック・ジャム』などのヒット作で知られている煮ル果実さんの楽曲で、2023年2月に公開されました。

ファンクミュージックを下地にしたリズミカルなサウンドが展開していく、クールでかっこいい作品です。

ノリが良いので体が勝手に動いてしまいます。

歌詞には「周りに笑われたって、なりふり構わず生き残ってやるんだ」という思いが詰め込まれています。

その熱い思いが伝わってきて、こちらもやる気が上がっちゃうんですよね。

きみに回帰線稲葉曇

稲葉曇『きみに回帰線』Vo. 歌愛ユキ
きみに回帰線稲葉曇

学校に関連したキーワードがちりばめられた不思議な歌詞が魅力の『きみに回帰線』。

この曲は『ラグトレイン』や『パスカルビーツ』などで知られるボカロP、稲葉曇さんの作品。

少女のような声色のボカロ、歌愛ユキを使った曲を得意とする稲葉さんのセンスが『きみに回帰線』でも存分に発揮されています。

とくにボーカルラインに一瞬ブレイクをいれたり、サビで韻を踏んだりすることでクセになるリズムを生み出しているのが注目ポイント。

さまざまな解釈ができそうな歌詞も、曲調とあいまって頭の中でいつのまにかぐるぐる回ってしまいます!

永遠に違うよ。アメリカ民謡研究会

アメリカ民謡研究会ことHaniwaさんによる作品で、2024年8月に発表されました。

ポエトリーリーディングと電子音楽が融合した前衛的なサウンドが印象的。

そして歌詞に落とし込まれた失われた過去や永遠に戻らない関係への哀愁が、深く心に響きます。

ヘッドホンで聴くと、より楽曲の世界観にひたれますよ。

リトルボーイ佐藤ちなみに

シニカルな空気感を持ったエレクトロニックサウンドに、初音ミクと重音テトSVの歌声が溶け込みます。

佐藤ちなみにさんによる楽曲で、2025年4月にリリース。

核戦争後の世界を想起させる退廃的な歌詞とスタイリッシュなサウンドアレンジが不思議な調和を見せています。

この曲から希望を読み取るか絶望を感じるかは、聴き手次第。

ぜひストーリーに思いを馳せながら聴いてみてください。