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【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】

ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。

「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!

ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。

今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!

感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。

きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!

【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(111〜120)

アイロニーナ煮ル果実

∴煮ル果実「アイロニーナ」with Flower【Official】- Ironina
アイロニーナ煮ル果実

編曲家としても活躍するボカロPの煮ル果実さんが2021年に制作した『アイロニーナ』。

自分や誰かを愛していたいという気持ちとともに、ダークな心情を描いています。

ジャズやファンクなどを取り入れた、ジャンルレスな魅力を持つサウンドにのせて、flowerの歌唱が展開。

社会や自分の心に向けたシニカルな目線を現した歌詞に思わず共感してしまいます。

心の不安や寂しさを素直に現すことで、自分と向き合うきっかけを与えてくれるボカロ曲です。

愛と皮肉が込められた唯一無二の楽曲を聴いてみてくださいね。

命辛辛煮ル果実

∴煮ル果実「命辛辛」with Flower 【Official】ー For dear life
命辛辛煮ル果実

『紗痲』や『トラフィック・ジャム』などのヒット作で知られている煮ル果実さんの楽曲で、2023年2月に公開されました。

ファンクミュージックを下地にしたリズミカルなサウンドが展開していく、クールでかっこいい作品です。

ノリが良いので体が勝手に動いてしまいます。

歌詞には「周りに笑われたって、なりふり構わず生き残ってやるんだ」という思いが詰め込まれています。

その熱い思いが伝わってきて、こちらもやる気が上がっちゃうんですよね。

きみに回帰線稲葉曇

稲葉曇『きみに回帰線』Vo. 歌愛ユキ
きみに回帰線稲葉曇

学校に関連したキーワードがちりばめられた不思議な歌詞が魅力の『きみに回帰線』。

この曲は『ラグトレイン』や『パスカルビーツ』などで知られるボカロP、稲葉曇さんの作品。

少女のような声色のボカロ、歌愛ユキを使った曲を得意とする稲葉さんのセンスが『きみに回帰線』でも存分に発揮されています。

とくにボーカルラインに一瞬ブレイクをいれたり、サビで韻を踏んだりすることでクセになるリズムを生み出しているのが注目ポイント。

さまざまな解釈ができそうな歌詞も、曲調とあいまって頭の中でいつのまにかぐるぐる回ってしまいます!

舐犢之愛かんてゐく

【初音ミク】舐犢之愛 / かんてゐく【オリジナル曲】
舐犢之愛かんてゐく

親子の愛を追及する一方で、その闇に潜む歪みも描き出した作品です。

かんてゐくさんによって2025年2月に発表された本作は、初音ミクのかすれた歌声とどこか不穏なサウンドが印象的。

重苦しい雰囲気を持ちながら疾走感があったりワルツ調だったりと、進んでいく中で曲が多面的な表情を見せてくれます。

深い愛情の中に潜む複雑な感情に共感できる方に、ぜひ聴いてみてほしいです。

くじらの降る街HAPPY BOMBER

HAPPY BOMBERさんによる作品で、2024年10月に発表されました。

第二次世界大戦において広島、長崎に落とされた、原爆をテーマに制作されている、社会性のある楽曲です。

どこかノスタルジックな雰囲気のサウンドスケープとミクの透明感のある歌声が、歌詞の世界観を深めている印象。

まるで映画の一場面を見ているような気分になります。

この曲をきっかけに、平和への願いをより強いものにしませんか。

あなたにはなれない椎乃味醂

あなたにはなれない – 可不・結月ゆかり
あなたにはなれない椎乃味醂

思考の痕跡が刻まれたグリッチサウンドに心を揺さぶられます。

椎乃味醂さんによる本作は、2023年3月にリリースされました。

実験的なサウンドアプローチが特徴で、「創作」というものに対する哲学的な問いかけを含む歌詞には深い思索へと誘われます。

言葉の一つひとつを拾って、自分の価値観と照らし合わせていきたくなりますね。

新しい音楽体験を求める方にぜひ聴いてほしい1曲です。

星降るココロMIMI

『星降るココロ』 / feat. 初音ミク
星降るココロMIMI

夜の街を歩く情景が見えてくる、優しい音楽です。

人気ボカロP、MIMIさんによる楽曲で2024年7月にリリースされました。

初音ミクの等身大な歌声が印象的。

歌詞からは淡い気持ちを持て余す主人公の心情が伝わってきます。

大切な人との思い出に満たされていたいという願いが込められているんですよね。

心に隙間があるとき、本作がそこを埋めてくれるかもしれません。