ボカロ最新リリース【2025年10月】
毎日のように新しい才能が生まれ、驚くような表現が飛び出してくるボカロシーン。
この記事では、2025年10月にリリースされたばかりのボカロ曲をたっぷりご紹介していきます。
個性豊かなクリエイターたちが素晴らしい楽曲を世に送り出しているんです!
切なくて心に染みる曲から、思わず体が動き出すような爽快な1曲まで幅広くピックアップしていますので、きっとあなたの心に響く作品が見つかりますよ。
ぜひ最後までチェックして、今月のお気に入りを探してみてくださいね!
ボカロ最新リリース【2025年10月】(1〜10)
リターン・ゼロAliey:S

プログラミング用語をちりばめた前衛的なエレクトロニックミュージックです。
Aliey:Sさんによって2025年10月にリリースされた本作は、足立レイの無機質な歌声が印象的。
そして整数の最大値やオーバーフロー、セミコロンといった専門用語で、記憶容量の限界に達するAIの苦悩が表現されています。
爆発力のあるサビも聴きどころで、頭をガツンとやられたように思えちゃうんですよね。
ぜひこの音の波に飲まれていってください。
マシュマロDECO*27

ボカロシーンの最前線を走り続けるDECO*27さんが2025年10月に配信開始した本作。
甘いタイトルとは裏腹に激しさを湛えたミクスチャーロックナンバーです。
偽りの関係に気づいた主人公が、相手の欺瞞を断ち切ろうとする心理が描かれており、愛情表明そのものを問い直すような鋭い言葉が並びます。
ハードなギターリフとラップパートを織り交ぜた歌構成で、攻撃的なサウンドに仕上げています。
コーラスにはVTuberラプラス・ダークネスさんが参加。
偽りの恋に苦しんだ経験のある方ならとくに刺さるかもしれません。
よHALKA

すべてのタイトルをひらがな一文字に統一するというスタイルを貫いている、HALKAさん。
2025年10月に公開された本作は、鏡音レンが歌っている超高速エレクトロロックです。
脆く弱い者たちが集う狂騒の夜を描いた歌詞は、自分を取り繕うことに疲れてしまったすべての人へ刺さるメッセージ。
余裕のない日常で削られていく心と、それでも踊り続けなければならない現代社会の残酷さが痛烈に表現されています。
ありのままの弱さを抱えて生きているあなたにこそ聴いてほしい1曲!
ArtifactbuzzG

HATSUNE MIKU EXPO 2025 ASIAの公式テーマソングとして、buzzGさんがつくり上げた感動のアンセムです。
「場所も時間も超えて人をつなぐ」というツアーのコンセプトを体現したロックナンバーで、2025年10月にリリース。
初音ミクという存在があったからこそ生まれた音楽への思いを歌い上げています。
痛みや祈り、曖昧さを肯定する歌詞が、自分の内面の揺らぎと重なって胸に響くんです。
ボカロ音楽に支えられてきた人に、ぜひ聴いてほしいです!
ワンダー・ワンダーけーえぬP

キラキラとした王道ポップスに、無限の「かわいい」を詰め込んだ1曲!
けーえぬPさんによる楽曲で、2025年10月にクロカル杯かわいい部門への参加曲として公開されました。
ジャズやフュージョンを得意とするけーえぬPさんですが、本作ではそのセンスをポップな世界観に注ぎ込み、メロディーもアレンジも徹底的にかわいらしく仕上げています。
そして歌詞に落とし込まれているのは、好きな人へのどこまでも真っすぐな恋心。
ワクワクした気持ちを取り戻したいとき、楽しい気分にひたりたいときにぜひ聴いてみてくださいね。
アカンくない!そりっどびーつ

2025年10月に公開された、そりっどびーつさんによる重音テトSV作品です。
不安や焦りに揺れる心に「大丈夫だよ」と優しく語りかけてくれるような曲で、ポップなサウンドと相まって元気づけられます。
途中、童謡『メリーさんのひつじ』のモチーフを取り入れたパートが登場するのも特徴。
また、リズミカルなトラックがのおかげで、つい体が動いてしまう中毒性を持っています。
「このままでいいのかな」と悩んでいる方や、友だちを励ましたい時に贈る歌としてぴったりだと思いますよ!
超常体験なきそ

「なんかやばい」という感覚をそのまま音楽に閉じ込めた、ダークでスリリングなボカロ曲です。
なきそさんの楽曲で、2025年10月にリリースされました。
本能が警告する危険、それでも覗き込んでしまう好奇心。
そんな相反する感情が歌詞にちりばめられています。
タイトなビートやうごめくベースラインなど聴きどころもたっぷり。
その音の抜き差しで生まれる緊張感が、超常現象に遭遇した時のゾクゾク感を体現しているんです。
夜中にイヤホンで聴いてみてください、背筋がゾワッとしますよ!






