【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(41〜50)
バッドビートノイ

楽曲提供も多く手がけているボカロP、ノイさん。
彼のアルバム『ノンフィクション』に収録されているのが『バッドビート』です。
本作はダークな雰囲気と疾走感あふれるサウンドが魅力で、歌詞は世の中の矛盾を指摘するような内容に仕上がっています。
視聴者に質問を投げかける歌詞にドキッとさせられることでしょう。
それからタイトルのフレーズで気持ちよく韻を踏んでいるのも聴きどころですよ。
その軽快なテンポがクセになるはずです。
深海少女ゆうゆ

傷ついた1人の少女が、誰かに手を差し伸べられて立ち直る曲です。
少し暗い始まりから、曲の最後に向かってだんだんを希望が見出せる仕上がり。
落ち着いたピアノ伴奏と初音ミクの歌声が曲をより一層深いものにしています。
失恋をしたことのある人なら必ず共感できるロックナンバーです。
アイディスマイルとあ

『プロジェクトセカイカラフルステージ! feat.初音ミク』内に登場するユニット、25時、ナイトコードでにも歌唱された『アイディスマイル』。
絡み合う点や線をテーマに描いており、誰かとつながりあうことの大切さや難しさを歌っています。
初音ミクと鏡音リンが互いに語り合うようなコーラスワークからも、ピュアな思いが伝わるでしょう。
カラフルなシンセの音色を取り入れたサウンドにのせて、願いをこめるようなフレーズが心に響くボカロ曲です。
HELLO, NEW WORLD!Teary Planet

ずっと旅してきた自分に問いかける、新たな世界への期待感あふれる作品です。
Teary Planetによる楽曲で、2025年1月に公開。
スマホゲーム『クラッシュフィーバー』と初音ミクのコラボイベントへの書き下ろし曲です。
過去の自分への呼びかけと、アイデンティティを持つことの大切さ教えてくれる歌詞が印象的。
長い旅路の果てに辿り着いた世界の輝きを描いています。
壮大なロックテイストのサウンドと前向きなメッセージが、新しい一歩を踏み出したい人にぴったり。
queue■37

『queue』は■37さんが2025年1月に発表したナンバーで、音街ウナSVの透明感のある歌声が印象的。
リズミカルさと温かみ、芸術性が合わさった音像に引き込まれます。
ポップな曲に聴こえるんですが、しかしその奥にはどこか影があるようにも思えてしまうんですよね。
とくにアウトロの展開なんかは……。
自分の内面と向き合いたい時や、誰かに共感を求めたい時にぴったりの一曲。
ぜひ、じっくり味わってみてください。
トルコ行進曲オワタガルナ

ボカロ作品以外にもピアノ演奏作品、歌ってみた動画、ゲーム実況動画といった幅広い投稿作品を持つボカロP・ガルナさんの楽曲。
タイトルどおり、モーツァルトの『トルコ行進曲』の旋律を使用した誰もが聴きなじみのあるメロディーが耳に残るナンバーです。
人生の中で一度はやらかしてしまいそうな失敗と、それが空回りで終わってしまった時の向けどころのない怒りをコミカルに描いた歌詞が秀逸ですよね。
また、同曲をきっかけにガルナさんがオワタPとも呼ばれるようになったことからも、リスナーに強烈なインパクトと共感を得た作品と言えます。
メランコリックJunky

ツンデレな女の子の気持ちがぎゅっと詰め込まれた、ポップなミクスチャーロックナンバーです。
『Happy halloween』などの作者としても知られているボカロP、Junkyさんの楽曲で、2010年に公開されました。
とくに学生さんなら共感できるであろう作品です。
好きな人に対して素直になれないことって、ありますよね。
青春ってつまりこういうこと……なんて思ってしまいます。
キラキラピコピコシンセがバンドサウンドを彩る、聴いていて心地いいボカロ曲です。