【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(11〜20)
からくりピエロ40mP

シンガーソングライターとしてはイナメトオル名義で活動するボカロP、40mPさんの楽曲。
物憂げなオルゴールの音色で始まり、ジャジーなコード進行を奏でるピアノのイントロが哀愁を感じるナンバーです。
情景が頭に浮かぶストーリー性、そのどうやっても届かない気持ちと苦悩を描いた歌詞が切なく、共感してしまう方も多いのではないでしょうか。
タイトル、歌詞、曲調が見事にシンクロしている、ボカロファンでない方にもぜひ聴いてほしい心に響く名曲です。
仮死化遼遼

ボカロP、遼遼さんが2023年にリリースした作品『仮死化』は、さまざまな感情を味わいながら聴けるボカロ曲です。
とくに「音楽に救われた経験がある」という方が聴けば、共感できる曲じゃないでしょうか。
日常を送る中で抱く不安や悲しみも歌にしてしまおう、というメッセージが胸に響きます。
ミクの透明感ある歌声がまた、ステキなんですよね。
ぜひ『仮死化』を聴いて、ボカロ曲が、音楽が届けてくれる感動を体験してみてください。
短夜Noz.

心の奥に秘めた思いを描いた、叙情的な世界観が魅力の作品です。
ボカロP、Noz.さんが2024年8月に発表。
ノスタルジックな空気感を持ったバンドサウンドに、鏡音リンの芯のある歌声がピタリと合います。
そしてはかなげなアコースティックギター、切ないメロディーラインと歌詞から、夏の夜の短さと過ぎ去る記憶への郷愁が伝わっててくるんです。
大切な思い出にひたりたいときにぴったりの1曲。
誰もが経験したことのある喪失の感情に、そっと寄り添ってくれます。
光線歌Guiano

Guianoさんによる作品で、2025年6月に公開されました。
リズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』のユニット、Vivid BAD SQUADへの書き下ろし曲。
困難を乗り越え星より輝こうとする意志を力強いサウンドに乗せて表現しており、聴く者を鼓舞します。
「世界をぶち抜いて」とテーマを掲げた通り、閉塞感を打ち破る力があるんです。
また、和風テイストなサウンドアレンジなのもエモいんですよね。
あと一歩踏み出す勇気が欲しいあなたに聴いてほしい応援歌です。
神のまにまにれるりり

スサノオのヤンチャにショックを受けたアマテラスが引きこもってしまう、日本神話をモチーフにした愛と笑顔の曲。
生きること存在することのそれ自体を肯定するような明るい歌詞の取り方は、まさに神がかっています。
すべてのものを愛おしく思わせる人生観が心に刷り込まれる、良曲です。
ハッピーシンセサイザEasy Pop

ボカロ曲の中でもとくにポップでカラフル、元気が出る曲といえばこれ。
歌詞に注目してみるとハッピーな気持ちにさせる言葉が多いのもありますが、アンハッピーを強要してくる世界への叫び、反発も見え隠れ。
でもそれを吹き飛ばそうとする、雨上がりの空のような曲です。
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(21〜30)
地球最後の告白をKEMU VOXX

『インビジブル』や『人生リセットボタン』『六兆年と一夜物語』など、ボカロ史に欠かせない曲をたくさん作ったkemuさんによる作品。
何といっても言葉選びのセンスがばつぐんです。
タイトルでもある『地球最後の告白を』というテーマに沿って物語を広げつつ、心に訴えかけてくる歌詞の仕上がり。
音楽の躍動に感動してしまいます。