【ヤンデレ】ボカロのゾクっとするラブソング大特集
好きな人の思いが止められず、行き過ぎとも言えるような行動をとってしまうのがいわゆる「ヤンデレ」。
恋人に対してついついそういう態度を取っちゃう方……いらっしゃるんじゃないでしょうか。
さて今回この記事では、ボカロのヤンデレ曲をまとめてみました!
一聴、怖い印象かもしれませんが、その気持ちは愛情の裏返し。
一途な愛と言えます……言えますが、やっぱり聴いていてドキドキしてしまう作品ばかり!
ボカロシーンでも人気の高いジャンル、ヤンデレソングをたっぷりご賞味ください!
【ヤンデレ】ボカロのゾクっとするラブソング大特集(1〜10)
キュートなカノジョsyudou

大ヒットとなった『うっせぇわ』の作詞作曲でも知られている音楽プロデューサー、syudouさんの楽曲。
ポップなアレンジに乗せた不穏なメロディーと、ボカロ特有の無機質さが入り混じった空気感が、歌詞のストーリーをより強調しているナンバーです。
実は心の内に強い願望や狂気を持っているのに、それを表に出さずに笑っているという描写からは狂愛にも似たインパクトを受けますよね。
愛ゆえに深くまで相手を知りたいけど都合の良い存在を演じる、ある意味で女性の強さや母性を感じられる作品です。
あいしていたのにMARETU

MARETUさんの『あいしていたのに』は、裏切られた悲痛な心情が色濃く描かれた1曲です。
ゆったりしたテンポと狭い音域が、主人公の切ない気持ちを際立たせ、リスナーの心に深く響きます。
そしてイヤホンまたはヘッドホンを通して聴くのがオススメ。
愛の表現が一歩間違えば狂気へと変わってしまう感覚を、音像で見事に伝えています。
恋愛感情の激しさとその影に潜む危うさを味わえる作品と言えるでしょう。
ネバーランドDECO*27

狂おしいほどの思いが歌詞に詰め込まれた、ハードコアなサウンドが特徴のナンバーです。
DECO*27さんによる作品で、2024年10月に公開されました。
歌詞に壊れそうなほど強い愛情が伝込められていて、聴いているだけで胸がざわつくような内容。
でもさすがDECO*27さん、キャッチーなメロディーと重低音のビートが絶妙に絡ませ、中毒性の高い音像に仕上げています。
激しい愛を抱えたことのある人は、思わずリピート再生したくなるはずです。
プロポーズ内緒のピアス

内緒のピアスさんの『プロポーズ』は、愛する人に対する狂おしいほどの思いが歌に込められた、印象的な1曲です。
表面的には美しく純愛を語るかのようでありながら、実はそれが強迫的なヤンデレ心理を隠している仕上がり。
特にサビ部分でその矛盾した情感が見事に表現されており、リスナーを惹きつけます。
2023年7月のリリースからまたたく間に注目を集め、ファンの心をつかんで離しません。
ゾクゾクするような愛情を感じたい方にはオススメです。
カレシのジュードsyudou

物語調で展開する恋人同士の危ない関係を描いた『カレシのジュード』。
『うっせぇわ』のコンポーザーとしても知られるボカロP、syudouさんが2021年に制作しており、ゴシックな世界観が深く味わえる楽曲です。
軽快なリズムに刻まれるスリリングな初音ミクの歌声がクール。
「焦り」や「不安」を感じさせるシニカルな歌詞に仕上がっています。
ポップなメロディーからは想像できないほどのダークな心を描いたヤンデレソング。
エッジの効いたアレンジにも注目して聴いてみてください。
ヘラぱっチ

ダークなメロディーに乗せて、狂気の愛を描き出す作品です。
ボカロP、ぱっチさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
激しめなビートと高らかに鳴るピアノ、初音ミクの透き通った歌声で、不安定な心情を巧みに表現しています。
あふれ出る思いが止められない様子は、まさにヤンデレのそれ。
とくに若い世代の方にとって、響くものがあるんじゃないでしょうか。
アイ情劣等生かいりきベア

あふれ出す思い……という言葉ではくくれない、爆発しているかのような感情が伝わってくる、中毒性の高いボカロ曲です。
『ベノム』など数々のヒット作を生み出してきた、かいりきベアさんによる楽曲で、2020年に公開。
スマホゲームアプリ『#コンパス 戦闘摂理解析システム』に登場するキャラクターである魔法少女ルルカのテーマソングです。
前半はとてもキャッチーなんですが、曲途中から変調……そのパートが怖いんですよ。
ただ、上にも書いた通り何度も聴きたくなる魅力を持っています。