【ヤンデレ】ボカロのゾクっとするラブソング大特集
好きな人の思いが止められず、行き過ぎとも言えるような行動をとってしまうのがいわゆる「ヤンデレ」。
恋人に対してついついそういう態度を取っちゃう方……いらっしゃるんじゃないでしょうか。
さて今回この記事では、ボカロのヤンデレ曲をまとめてみました!
一聴、怖い印象かもしれませんが、その気持ちは愛情の裏返し。
一途な愛と言えます……言えますが、やっぱり聴いていてドキドキしてしまう作品ばかり!
ボカロシーンでも人気の高いジャンル、ヤンデレソングをたっぷりご賞味ください!
【ヤンデレ】ボカロのゾクっとするラブソング大特集(41〜50)
MIRAKanaria

荘厳でずしっと重い、ハイセンスなボカロ曲です。
デビュー曲の『百鬼祭』から注目を集めた人気ボカロP、Kanariaさんの楽曲で、2021年に公開されました。
決して音数の多い曲ではないのですが、この深みは何なのでしょうか。
音の一つひとつからパワーというか、圧力が感じられます。
「愛」に振り回されている主人公の感情が投影された歌詞は、哲学的な仕上がり。
じっくり聴けば聴くほどにのめり込んでしまう、Kanariaさんワールド全開な作品です。
カプリスキャストユギカ

ダークな雰囲気のEDMチューンはいかがでしょうか。
ボカロP、ユギカさんのデビュー曲にしてヒット作で、2021年に公開。
ノイジーなエレクトリックサウンドが押し寄せてくる、ハイセンスな作品です。
その音一つひとつが、耳の奥底に刺さります。
そして歌詞がほんとにヤンデレなんですよね。
「まさにこういう曲を探していた」という方、いらっしゃるでしょう。
とくにラストのフレーズが……気になる方は調べてみてください、かなりゾッとすると思います。
ゲンチアナLonePi

LonePiさんが2024年2月にリリースした本作は、深い愛と献身、そして複雑な嫉妬心が描かれています。
大切な人への独占欲の強さを表現しており、人への依存の危険性や、愛する人への過剰な保護欲を独特なメタファーを使って描いています。
強い愛情を感じているがそれに伴う気持ちの揺れ動きに悩んでいる人、あるいは美しくてはかない世界観に出会いたい人にオススメです。
LonePiさんの才能が光る、心に響く1曲だと思います。
みつけた罪草

出だし10秒でやられてしまうはずですよ。
ボカロP、罪草さんによる『みつけた』は2024年1月にリリースされた作品で、背筋がぞくぞくしてしまう世界観が魅力。
自分のことではない……はずなのに、聴いていると「見つかってしまった」気分になるんです。
それぐらいに、言葉の一つひとつが強く感じられます。
ヤンデレソングやホラーな雰囲気が好きな方にオススメ。
先の読めない展開にドキドキ感をあおられる、動静のある曲調も一級品です!
ヘドニストの幸福な食卓TaKU.K

切れ味するどい言葉選びが印象的。
磔刑Pという名義でも知られているTaKU.Kさんによる、ダークな作品です。
2017年に公開されたのち、その中毒性の高いサウンドワークと重苦しい歌詞の世界観が聴いた人の心をわしづかみにしました。
自分の思うままに生きているはずのに、苦しくてつらい。
誰しもの胸の中にある黒いもやもやを代弁するかのような表現が、刺さります。
じっくりと聴き込んで、自分なりの解釈を見つけて欲しいボカロ曲です。
メーベルバルーン

相手のわがままな言動に振り回されて疲れ果て、1人で孤独に眠る夜の歌。
相手の思わせぶりな愛の言葉に舞い上がりそうになるけれど、また落ち込むのが嫌だから聞かなかったことにする。
でも好きな思いはふくらむばかりで、その増大していくむなしさを、相手に気付いてほしいと歌っています。
一生恨むからねしぜんすい

狂気的な愛を落とし込んだ、切なさとはかなさが混ざり合う作品です。
しぜんすいさんによる楽曲で、2025年1月にリリース。
歌愛ユキのウィスパーボイスと浮遊感のある電子ビートがマッチしており、不思議な余韻を残します。
歌詞では怒りと悲しみ、愛情が交錯する複雑な心情を表現。
ヤンデレめいたメッセージ性にゾクゾクしちゃうんですよね。
とくに若い世代の方にとって響くものがあるんじゃないでしょうか。