背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集
VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。
同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。
ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。
ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。
怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!
深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!
背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(1〜20)
ビターチョコデコレーションsyudou

音楽と声と映像と色がすべてマッチした、そこからいろいろなものが読み解ける意味が深い作品ですね。
まずタイトルの『ビターチョコデコレーション』は苦い人生を飾り付けるという意味があると思います。
最初主人公が着ている服がオレンジで、最後にはブルーに変わってるところにも大きな意味がありそうです。
聴けば聴くほど意味がわかってくる怖い曲です。
色彩電気ムシぴ

これぞボカロっていうサウンドですよね。
一聴だけだと「どこが怖いんだろう」と思ってしまうかもしれませんが、実は奥底に恐怖は隠れていました。
なりたいものになるために、なりたいものを食べてしまう。
『色彩電気』のタイトルも、実はとっても怖い意味合い。
色に例えてはいますが実は……じっくり聴いてみることをオススメします。
ド屑なきそ

歌愛ユキのかわいい歌声を追っているうちいきなり突き放される、その瞬間に背筋がぞわっとする作品です。
影のある作風が支持されているボカロP、なきそさんの代表作で2022年3月に公開されました。
音数が少ないからか、ボーカルと歌詞がダイレクトに耳に届く感じがしますね、それこそ耳元でささやかれているような。
この曲の1番のポイントはやはり、タイトル『ド屑』のフレーズが登場するパートでしょう。
盛り上がって盛り上がって急に落とすアレンジ、何回も聴き返したくなります。
細菌汚染 – Bacterial Contamination –カニミソP

出だしから怖さ全開の曲です。
PVも恐怖100%で、ホラー感たっぷり。
かわいい初音ミクがホラーゲームのラスボスになったら、といったような歌詞とPVで、メロディもゲーム感があり、怖いながらワクワクします。
ラスボスがかかえる悲しさとつらさを感じられる1曲です。
みつけた罪草

出だし10秒でやられてしまうはずですよ。
ボカロP、罪草さんによる『みつけた』は2024年1月にリリースされた作品で、背筋がぞくぞくしてしまう世界観が魅力。
自分のことではない……はずなのに、聴いていると「見つかってしまった」気分になるんです。
それぐらいに、言葉の一つひとつが強く感じられます。
ヤンデレソングやホラーな雰囲気が好きな方にオススメ。
先の読めない展開にドキドキ感をあおられる、動静のある曲調も一級品です!