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背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集

VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。

同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。

ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。

ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。

怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!

深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!

背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(11〜20)

みなごろしなきそ

背筋がぞくぞくする、ダークな雰囲気がただよう楽曲です。

なきそさんが2024年2月に公開した本作は、聴く人の心を捉えて離しません。

挑発的な言葉と皮肉な表現が特徴的で、それはまるでリスナーに直接語りかけるような。

「終わり」に関して抽象的に留められた歌詞は、聴く人それぞれにストーリーを想起させます。

中毒性のある曲調と相まって、何度も聴き返したくなる1曲。

深夜、1人で聴くのがオススメです。

ファラウェア柊キライ

ファラウェア / 柊キライ feat.flower
ファラウェア柊キライ

ゲームや漫画などメディアミックス展開されている『まいまいまいごえん』シリーズの楽曲です。

『オートファジー』『エバ』などのヒット作を生んできたボカロP、柊キライさんによる楽曲で、2022年1月に公開。

『まいまいまいごえん』登場キャラの1人、カナタを題材に制作されました。

ヒナタとともに遊園地からの脱出しようとしているその心情が、歌詞にこれでもかと投影されています。

ホラー要素の強いシリーズですので、身構えてチャレンジしてくださいね、

絶交なきそ

絶交 / 歌愛ユキ・ナースロボ_タイプT
絶交なきそ

不穏で中毒性のある、背筋が冷える作品です。

ボカロP、なきそさんの楽曲で2023年11月にリリースされました。

疾走感がありながら不気味なサウンドとキャッチーなメロディー、ささやくような歌声がクセになります。

そして本作の1番のポイントは、強烈な断絶の願望を表現した歌詞でしょう。

何度も同じフレーズがくり返されており、その強い感情が心に刺さるんです。

深い絶望感や諦めの中にある決意を感じ取れる、怖いけど聴きたくなる1曲です。

ドラキュラとなった男の物語じょるじん

ドラキュラとなった男の物語/じょるじん
ドラキュラとなった男の物語じょるじん

歴史の闇に潜む物語を、ダークで壮大な音楽に昇華させた一曲です。

じょるじんさんが2024年8月に発表したこの楽曲は、15世紀のルーマニアを舞台に、ヴラド3世の複雑な人生を描き出しています。

シリアスなトーンとドラマチックなメロディーが融合し、聴く人を歴史の渦中へと引き込むんです。

過去作『鉄の処女と夢見がちなお姫さま』の続編としても位置付けられており、じょるじんさんの世界観を存分に味わえる内容になっています。

歴史ファンやダークファンタジー好きの方にぜひ聴いてほしいですね。

本作を通して、権力と犠牲、そして愛の狭間で葛藤する人間の姿を感じ取れるはずです。

罪愛去女

ローファイなサウンド、ウィスパーボイスに聴き入ってしまいます。

ボカロP、去女さんによる楽曲で、2023年にリリース。

ボカコレ2023春ルーキーランキングへの参加曲でした。

浮遊感と緊張感が絡み合うストリングスの音色が印象的。

またぽとりぽとり、歌が口からこぼれ落ちているような感じもします。

曲全体にただよう憂鬱な雰囲気が、不思議と心地いいんですよね。

一歩間違えば道を踏み外してしまいそうな歌詞もまた、良しです。