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素敵なボカロ

背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集

VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。

同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。

ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。

ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。

怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!

深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!

背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(11〜20)

惡王SOOOO

SOOOO – 惡王 (Akuou) / Kagamine Len (Official Music Video)
惡王SOOOO

エレクトロニカ、インダストリアル、ダークアンビエントといった音楽ジャンルを得意とするボカロP・SOOOOさんの楽曲。

自身で動画も手がけたという同曲は、無機質で超高音のメロディーが独特の浮遊感を作り出し、目まぐるしく展開する曲調が異質さと中毒性を増幅させているナンバーです。

叩きつけるような激情を感じる楽曲の中に繊細さが同居した、怖いけど美しい楽曲と言えるのではないでしょうか。

VOCALOIDの特性と楽曲の世界観がマッチした、秀逸なボカロナンバーです。

行き場をなくしたこどもたち電ǂ鯨

行き場をなくしたこどもたち(うた:琴葉葵)
行き場をなくしたこどもたち電ǂ鯨

キャッチーな曲に聴こえるのに、どんどん不安感があおられていきます。

『暮しガスメータ』や『ねむりも』のヒットでも知られているボカロP、電ǂ鯨さんによる楽曲で、2022年にリリースされました。

朗らかさすらある曲調ですが歌詞につづられていくのは、心がささくれだっている子供の気持ち。

感情の行き場がない様子が伝わってきて、こちらの胸まで締め付けられます。

ただ、こういう思いに共感できる方、多いんじゃないでしょうか。

罪愛去女

ローファイなサウンド、ウィスパーボイスに聴き入ってしまいます。

ボカロP、去女さんによる楽曲で、2023年にリリース。

ボカコレ2023春ルーキーランキングへの参加曲でした。

浮遊感と緊張感が絡み合うストリングスの音色が印象的。

またぽとりぽとり、歌が口からこぼれ落ちているような感じもします。

曲全体にただよう憂鬱な雰囲気が、不思議と心地いいんですよね。

一歩間違えば道を踏み外してしまいそうな歌詞もまた、良しです。

次は君の番罪草

一度捕まってしまうともう抜け出せない、怖くて怖くてなのに聴いてしまうボカロ曲です。

ダークな作風が持ち味のボカロP、罪草さんの楽曲で20243月に発表されました。

荘厳で迫力のある、コーラスワークを駆使したアレンジとシックなピアノサウンドとのギャップが特徴的。

そしてミクのあどけない歌声と「次は君が当事者だ」という圧の強い歌詞に背中がゾクゾクしてしまいます。

一体この後、自分の身に何が起こってしまうのか……なんて思っちゃうんですよね。

IlllovedSOOOO

SOOOO – illloved / Kagamine Len (Official Music Video)
IlllovedSOOOO

ノイズの洪水が押し寄せてくる、非常にアバンギャルドな鏡音レン曲です。

ボカロP、SOOOOさんの楽曲で、2024年6月にリリースされました。

まず音のすべてがとがっていて、その迫力に圧倒されてしまいます。

そしてそこに合わさる薄暗い歌詞の世界観……メッセージ性というよりも、曲の端から端全部が、主人公の抱えている闇そのもののよう思えます。

怖いもの見たさでついつい最後まで聴き入ってしまう、ダウナーでホラーなボカロ曲です。

ジェイソンガールLadyMonsters.

『13日の金曜日』をモチーフにした、おどろおどろしいのに不思議とキュートなエレクトリックチューンです。

Takumaさんと西瓜みいさんによるボカロPユニット、LadyMonsters.が手がけた作品で、2024年7月に公開されました。

リズミカルかつ怪しいサウンドとハスキーな歌声がぴたりマッチしていて、体が揺れてしまうような仕上がり。

主人公、ジェイソンガールの危うさ全開な思考回路がそのまま投影された歌詞もまた魅力です。

この曲が気に入ったのであれば、ぜひ他のモンスターたちにも会いにいってみてください!

背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(21〜30)

ループザルームルシノ

ループザルーム feat. 初音ミク / “Looping the Rooms” ft. Hatsune Miku
ループザルームルシノ

抜け出せそうで抜け出せない、そんな不思議な感覚に引き込まれる1曲です。

ルシノさんによるこの曲は、2025年11月に開催された匿名投稿イベント、無色透名祭3への参加作品として制作されました。

都市伝説の「The Backrooms」をモチーフにしており、迷路のような閉塞感、同じ場所をぐるぐる回り続ける循環の感覚を、エレクトロニックなサウンドで表現。

夢の奥へ沈んでいくような、ダークな世界観が広がっていきます。