背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集
VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。
同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。
ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。
ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。
怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!
深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!
背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(61〜70)
カグナ宮下 遊

このサウンドって、人の声では合わないと思うんですよね。
ボカロだからこその世界観がこの曲にはあふれていて、やはり人が歌う曲とは一線を画しててこそのVOCALOID作品だ、と思ってしまいます。
作者の音楽性、センスの秀逸さ見える楽曲です。
2017年に公開されました。
私より大切な人罪草

あなたはパートナーに浮気されたら、どうこう行動を起こしますか?
ボカロP罪草さんによる楽曲で、2023年に公開されました。
歌詞を追えば、いったい何があったのか理解できると思います。
ゆったりしていたテンポが急に速まったり歌声が感情的になったり、サウンドでも主人公の心情を表現していて、いつのまにか世界観に没入、耳が離せなくなってしまいます。
ドラマ性の高い作品なので、このまま映像化なんかも出来ちゃいそうですね。
どこまでもついてくる罪草

暗闇から聞こえてくるような、不気味な雰囲気が魅力の楽曲です。
罪草さんによる本作は2024年4月にリリースされました。
何かがずっと自分の後ろをついてくる……その歌詞世界に背筋がぞくぞくするんです。
ハードコアミュージックのエッセンスが取り入れられたダークな音像も。
深夜、一人きりの時間に聴くのがオススメです。
罪草さんの他の曲との関連性を考察してみるのもいいかもしれませんね。
キャスティングミスユリイ・カノン×ウォルピスカーター

もう、人が歌ってないという概念を飛び越えてしまっていますね。
というより人が歌ってないからこそ、演じさせられる世界観だと思います。
人生の選択のちょっとしたミスが大きな波紋を呼ぶ可能性があります。
リアルにそのことを歌っているのがこの曲です。
何か大切な決断の時聴くことをオススメします。
EntomologistsGHOST

不協和音での入り、つまり不気味さからスタートします。
誰もいない廃墟の洋館を思わせるようなメロディーが続き、抑揚の少なさがさらに怖さを倍増させる曲構成です。
海外のボカロPであるGHOSTさんの意欲作。
歌詞を訳してみると、昆虫学者というこれまた不穏なフレーズがでてきます。
果たしてこの曲に秘められた意味とは。
ぜひ訳しながら聴いてその世界観を味わってみてくださいね。