背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集
VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。
同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。
ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。
ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。
怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!
深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!
背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(41〜50)
愛欲のプリズナーひとしずくP × やま△

背徳の愛、欲望の世界を歌詞にしたボカロ曲。
愛したものが全て亡くなる女のこと愛してしまった男の話です。
果たして理由は呪いか、それとも。
衝撃のラストにきっと驚愕しますよ。
キャッチーなメロディーなのに、ホラー映画を見ているな気持ちになります。
クセになるのでぜひ聴いてみてくださいね。
怪段にほしか

「ボカデュオ2024」で、にほしかさんを始めとするメンバーで結成された、チーム幽霊部員が手がけた『怪段』その可不版です。
夜の学校を舞台に制作されており、命を落とした主人公が幽霊となってさまようストーリー。
死んでしまったことを諭す、こちらも幽霊の少女とのやりとりが展開していきます。
淡々としたビートの中には、どこか物憂げな雰囲気がただよっているんです。
どうして主人公は命を失ったのか、ぜひとものその物語性に思いをはせながら聴いてみてください。
まだあめぺぽよ

終末感ただよう世界観が印象的な1曲。
ぺぽよさんによる楽曲で、2024年12月に発表されました。
降り続く雨と薄暗い空模様が、人々の無力さを象徴的に描き出しています。
毒の雨が降る世界……想像するだけですね。
キャッチーなメロディーと不穏な雰囲気のギャップが心に刺さるんです。
本作が気に入った方は、ぺぽよさんの他の作品もぜひチェックしてみてください。
Whisper Whisper WhisperAzari

ダークな世界観の曲を多く手掛けているAzariさん。
彼がflowerと歌愛ユキを使って制作したのが『Whisper Whisper Whisper』です。
曲中では聖書を思わせる単語を用いて、禁断の関係や罪悪感を描いています。
比ゆに富んだ歌詞なので、聴いていると想像がふくらんできますよ。
またflowerと歌愛ユキが別の人物の気持ちを歌っているのか、それとも同一人物の2面性を描いているのか、という点にも注目して見てください。
重奏オルレアンじょるじん

ノイジーなエレクトリックサウンドが耳に残るボカロ曲です。
暗黒童話Pことじょるじんさんによる楽曲で、2021年5月に発表されました。
ジャンヌ・ダルクをモチーフにしており「神の声が聞ける」という超常的な能力や、英雄として、また魔女として扱われた数奇な人生をじょるじんさんらしい解釈で描いています。
サウンドの迫力とストーリー性の高い歌詞に引き込まれるんですよね。
気になった方はぜひ、ジャンヌの生涯について調べてみてください。