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背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集

VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。

同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。

ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。

ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。

怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!

深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!

背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(21〜30)

マジカルドクターMARETU

【初音ミク】 マジカルドクター 【オリジナル】
マジカルドクターMARETU

これぞボカロっといった始まりですね。

まず何より映像と音だけで恐怖を感じます。

単純な言葉の歌詞が並んでおり、声の作り方からバックサウンドまで怖さがすごいです。

人では再現が不可能な作品ではないでしょうか。

ボカロを作るにおいて重要な部分だと思います。

作り手にとっての目標にするのにオススメです。

結ンデ開イテ羅刹ト骸ハチ

ハチ MV「結ンデ開イテ羅刹ト骸」HACHI / Musunde Hiraite Rasetsu to Mukuro
結ンデ開イテ羅刹ト骸ハチ

ハチといえば、ご存じの方も多いでしょうが、シンガーソングライター米津玄師さんのボカロP名です。

もう、さすがというか……動画もサウンドも完成度が激高ですね。

日本の童謡のようなメロディーにさらっと怖い言葉が混じっているのですが、全てをひっくるめて怖いです。

言葉をよく知っておられ、うまく使っておられるのは、本当にさすが。

KUCHISAKENEW!鬱P

Utsu-P – KUCHISAKE feat. 重音テト
KUCHISAKENEW!鬱P

重厚なサウンドと、胸をえぐるようなシャウトが鼓膜を激しく揺さぶる、鬱Pさんの楽曲です。

本作は2025年7月に重音テトをボーカルに迎えて公開された作品。

誰もが知る都市伝説「口裂け女」を題材にしており、見た目へのコンプレックスや社会に対する歪んだ承認欲求を抱えた主人公のさけびが痛いほど伝わってきます。

そして荘厳なコーラスが、曲の怪しさと神秘性を引き立てているんです。

ダークで刺激的な世界観に、ぜひどっぷりとひたっていってください!

ごめんね ごめんねきくお

じっくりと聴けばとても怖い曲です。

愛してるが故に思い通りにしたい欲望。

悪いとわかっていても手をあげてしまう悲しい事実。

子供目線でつづられた歌詞の世界観は、聴けば聴くほど悲しみと怖さがおそってきます。

どうしても、自分の周りのこと、社会について考え込んでしまう曲です。

˶╹ᴗ╹˶罪草

全身がゾワゾワしてしまう、ホラーなボカロ曲です。

ダークな作風に定評のある罪草さんが手がけた作品で2025年2月14日、バレンタインにリリースされました。

出だしからしてもう、怖すぎる展開。

スプラッタな世界観が見えてくる歌詞を、ダウナーでスピード感のある曲調があおります。

MVも曲の雰囲気をしっかり捉えていて「注意」の後なんてそれはそれは……。

何が起こるかは、ぜひご自身の目と耳で体感してみてくださいね!

エバ柊キライ

エバ / 柊キライ feat.flower
エバ柊キライ

昔はボカロといえば、人が歌えない世界を演じるものが多かったですが、この『エバ』の世界は、深過ぎて怖いです。

主人公の名前はザイカ。

本質を見失わないで欲しいと作者自身が語っており、歌の奥底にある、否定され続けてうっくつしてる主人公が見えてきて、聴けば聴くほど怖い曲です。

素晴らしい作品ですのでオススメします。

拝啓ぺぽよ

ポップな音像とは裏腹な怖い世界観、そのギャップに引き込まれます。

イラストや映像も自身で手がけるマルチな才能の持ち主、ぺぽよさんによる楽曲で、2023年3月に公開されました。

あまりにも身をつまされるのでここにそのまま書き出すことはしませんが、この題材をここまでキャッチーに仕上げられるのは、ぺぽよさんしかいないんじゃないでしょうか。

かわいげがあるからこそ、ゾクゾクするんですよね。

一度ハマれば抜け出せなくなります。