背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集
VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。
同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。
ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。
ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。
怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!
深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!
背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(31〜40)
あいにきたよ罪草

不穏な雰囲気ただようダークなナンバーです。
罪草さんが2025年1月にリリースした本作。
歌詞には、狂おしいほどの愛情と裏切りへの報復心が描かれています。
初音ミクの冷酷な歌声とダウナーなサウンドスケープが絶妙にマッチしており、聴く人の心に強烈な印象を残すんです。
暗い曲、病みソングがお好きならぜひチェック。
心の闇に向き合いたいときに聴くのもいいかもしれません。
淑女ベリィの作り方。マチゲリータP

低いギター音から入るこの曲は、狂気的な怖さをもっています。
初めて聴いたときは誰しもがなにかヤバいことをされている少女の話だと思ってしまいますが、題材はケーキの上のいちご。
背景を分かってから聴くと、少しかわいい曲に聴こえるのが不思議ですね。
とはいえ、怖さを味わいたい方にオススメです。
完全犯罪伝授しますじょるじん

怖いのに耳が、目が離せなくなってしまうボカロ曲です。
暗黒童話P名義でも知られているボカロP、じょるじんさんによる作品で、2023年3月に発表。
島田荘司さんの小説『占星術殺人事件』に登場するトリックをもとに作られた歌詞の世界観は……かなりバイオレンスな内容ですし、ネタバレになるのでここに詳細は書けません。
不穏なタイトルからして興味をひかれると思います、その真相はぜひご自身で確かめてみてくださいね。
推理小説好きの方ならかなり刺さるはずです!
ネメシアvictream

タイトルの『ネメシア』は花の名前です。
思春期に感じる先の見えない恐怖や、絶望感などがうまく表現されていると思います。
失敗しても、もう一度立ち上がれる、もう一度咲けるんだって叫びが聞こえてきそうです。
若い世代、今まさに学生のあなたにオススメな1曲です。
いやなゆめみたぺぽよ

夢の中の不快な体験を表現した楽曲です。
ぺぽよさんが手がけた『いやなゆめみた』は、2025年1月に公開されました。
初音ミクのあどけない歌声で、悪夢の後の嫌悪感を鮮明に描き出します。
脳裏に焼き付いた視覚的イメージが忘れられずトラウマとなっていく過程……ぺぽよさんならではの音楽性が光っているんです。
心がざわざわするこの曲、ぜひチェックしていってください。