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背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集

VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。

同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。

ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。

ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。

怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!

深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!

もくじ

背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(41〜60)

EntomologistsGHOST

Hatsune Miku Eng / Entomologists [Original Song]
EntomologistsGHOST

不協和音での入り、つまり不気味さからスタートします。

誰もいない廃墟の洋館を思わせるようなメロディーが続き、抑揚の少なさがさらに怖さを倍増させる曲構成です。

海外のボカロPであるGHOSTさんの意欲作。

歌詞を訳してみると、昆虫学者というこれまた不穏なフレーズがでてきます。

果たしてこの曲に秘められた意味とは。

ぜひ訳しながら聴いてその世界観を味わってみてくださいね。

鮮やかな惨状サツキ

可愛らしいアキバポップを得意とするボカロP・さつきさんの楽曲。

イントロからパニックとヒステリックに満ちたアレンジで幕を開け、まさにメンヘラといった狂気的な歌詞をVOCALOID特有の無機質で超高速なメロディーに乗せた、現代的とも言えるナンバーと言えるのではないでしょうか。

また、Aメロの畳みかけるようなメロディーとサビのキャッチーさのコントラストがより狂気を浮き彫りにさせている、まさにボカロ曲でしか表現できないアレンジがクセになる作品です。

あの子な幸せがばぶちゃん

動画自体に恐怖感が満載です。

まるで童話のオープニングテーマのような影絵。

8分の6拍子から4分の3拍子に変わり、グイグイと迫ってくるサウンド。

歌詞に怖い言葉は含まれていませんが、その奥に潜む本当に意味をわかった時、本当の恐怖が来るのではないかと思います。

何度も聴き返すのをオススメします。

ハイドランジア梅とら

重厚なサウンドもそうですが、3拍子のリズムが、より一層恐怖感をあおって来ます。

打ち込みとは思えないリアルなバックサウンドと、ボカロとは思えない人間っぽい歌声に驚きます。

1つの物語の1部にあたるこの曲。

全作を続けて聴かれることで、より一層、曲の世界観に入り込めます。

クグツアソビきさら

クグツアソビ / きさら feat.鳴花ミコト – Marionette Play
クグツアソビきさら

ボカロPのみならず絵師としても活躍し、ネット上の幅広いポップカルチャー内で自由な活動をしているクリエイター、きさらさんの楽曲。

曲の始まりから不安と恐怖をあおる音色と旋律が秀逸なナンバーです。

どこかクラシカルな響きのメロディーや疾走感のあるサビなどキャッチーさを感じさせる曲構成でありながら、狂気的な歌詞や間奏で笑い声を入れるなど、ポップさの中に仕掛けがちりばめられた怖いけどクセになるナンバーと言えるのではないでしょうか。