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背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集

VOCALOIDが広まった理由の一つに「作者の思う通りに歌ってくれるボーカリスト」というのがありますね。

同じ音声ライブラリを使っていたとしても、作品の内容は千差万別。

ラブソング、かわいい歌応援歌、ロックやヒップホップ、R&B、そして中には怖い曲も。

ということで今回この記事では背筋が冷えるようなボカロ楽曲をまとめてみました。

怖々聴いているうちクセになってしまう作品ばかり登場!

深いボカロの世界へぜひとも飛び込んでみてください!

背筋がひんやり。怖いけど聴きたくなるボカロ曲集(71〜80)

クグツアソビきさら

クグツアソビ / きさら feat.鳴花ミコト – Marionette Play
クグツアソビきさら

ボカロPのみならず絵師としても活躍し、ネット上の幅広いポップカルチャー内で自由な活動をしているクリエイター、きさらさんの楽曲。

曲の始まりから不安と恐怖をあおる音色と旋律が秀逸なナンバーです。

どこかクラシカルな響きのメロディーや疾走感のあるサビなどキャッチーさを感じさせる曲構成でありながら、狂気的な歌詞や間奏で笑い声を入れるなど、ポップさの中に仕掛けがちりばめられた怖いけどクセになるナンバーと言えるのではないでしょうか。

狐狐狐和惡

狐狐狐/和惡 feat.初音ミク
狐狐狐和惡

和風でダークな世界観の曲として『狐狐狐』を紹介したいと思います。

こちらはボカロPの和惡さんが制作した作品。

劣等感をかかえる主人公の目線から、みんなで楽しく過ごしている人たちを羨ましく思う気持ちが描かれています。

タイトルの『狐狐狐』から主人公が妖狐ととるか、狐のような性格の人物と取るかで聴こえ方が変わってきそうです。

それから初音ミクでしゃくりや、こぶしを表現しているというのも、この曲の聴きどころです。

感動の再会w罪草

✿𝙽𝚒𝚌𝚎 𝚝𝚘 𝚜𝚎𝚎 𝚢𝚘𝚞 𝚊𝚐𝚊𝚒𝚗✿
感動の再会w罪草

一度頭に入り込んでしまったら耳から離れない、怖くて怖くてでも聴きたくなるボカロ曲です。

ダークな作風で知られるボカロP、罪草さんの楽曲で2024年10月に発表されました。

重々しいエレクトロサウンドと再会をテーマにした毒々しい歌詞が印象的。

初音ミクのあどけない歌声と「ww」といったネットスラングを織り交ぜた歌詞のギャップが背筋をゾクゾクさせます。

どんな再会が待っているのか……考えるだけでもドキドキしちゃいますね。

ホラーやスプラッタ好きの方にぜひ聴いてほしい一曲です。

わすれてくれさるおんな

【初投稿】わすれてくれfeat.歌愛ユキ
わすれてくれさるおんな

不穏なピアノの音色から始まるこの曲。

ボカロP、さるおんなさんの楽曲で、2021年に公開されました。

オーケストラサウンドが取り入れられた怪しげな曲調ですが、不思議と童謡のように聞こえてしまうのは、歌愛ユキの歌声のせいでしょうか。

もうすぐ消え入りそうなウィスパーボイスが世界観に深み、奥行きを与えています。

歌詞の内容にも胸がドキドキ。

途中に登場する鈴の音のフレーズが意味深だったり、世界的に有名なクリスマスソング『ひいらぎかざろう』のメロディーが登場するなど、どういうストーリー性を持っているのか考察したくなる仕上がりです。

カグナ宮下 遊

このサウンドって、人の声では合わないと思うんですよね。

ボカロだからこその世界観がこの曲にはあふれていて、やはり人が歌う曲とは一線を画しててこそのVOCALOID作品だ、と思ってしまいます。

作者の音楽性、センスの秀逸さ見える楽曲です。

2017年に公開されました。

ヲチラレSTEAKA

ヲチラレ / STEAKA feat. 初音ミク
ヲチラレSTEAKA

独創的なサウンドが脳裏に焼き付いて離れない、そんな方も多いのではないでしょうか?

STEAKAさんが手がけた楽曲で、2025年7月に公開。

体験型ホラーイベント「オバケン」のテーマソングとして書き下ろされました。

ダークでありながらポップなサウンドに乗せて描かれるのは、何者かの視線を感じる、その緊迫した空気感。

聴く者の心を削るような映像的フレーズが詰め込まれており、まるでホラー作品の主人公になったかのようなスリルを味わえます。

謎解きやホラーが好きな方はもちろん、日常から少しだけ逸脱した音楽を聴きたい方にオススメ!

呪詛ヲ孵スIDONO KAWAZU

独特の音響デザインとミステリアスな雰囲気が魅力の楽曲。

2025年2月にリリースされたIDONO KAWAZUさんの作品です。

足立レイの特徴的な歌声と不穏な空気感を演出する音像の混ざり具合が絶妙。

ダークエレクトロとロックを融合させたサウンドアレンジに心奪われるんです。

歌詞には哲学的な問いかけがちりばめられており、深い解釈の余地を残しています。

自己と向き合いたい時にオススメです。