【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(61〜70)
くじらの降る街HAPPY BOMBER

HAPPY BOMBERさんによる作品で、2024年10月に発表されました。
第二次世界大戦において広島、長崎に落とされた、原爆をテーマに制作されている、社会性のある楽曲です。
どこかノスタルジックな雰囲気のサウンドスケープとミクの透明感のある歌声が、歌詞の世界観を深めている印象。
まるで映画の一場面を見ているような気分になります。
この曲をきっかけに、平和への願いをより強いものにしませんか。
プラスチック・アンブレラつる

しとしとと降る雨のような切ないメロディーが響きわたります。
つるさんが手がけたこの楽曲は、2024年11月にリリースされた作品。
重音テトSVのブレスをふくんだ歌声が、都会の雑踏の中での孤独感を見事に表現しています。
ビニール傘と電車、別れモチーフにした歌詞からは寂しさ、物悲しさが伝わってきて胸がぎゅっとなるんですよね。
感傷的なギターが特徴的な、エモーショナルなバンドサウンドにも注目。
イレヴンスポリスピカデリー

『イレヴンス』はポリスピカデリーさんによる楽曲で、2025年5月に公開。
『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』のアイドルユニットMORE MORE JUMP!
のために書き下ろされた1曲です。
本作は、自己との対話や仲間とのきずなの大切さを伝えています。
そして、さわやかでありながらもどこか切なさを帯びたメロディーラインが耳に残るんですよね。
困難に立ち向かう勇気が欲しい時や、仲間とのつながりを再確認したい時に聴いてほしいボカロ曲です。
とりかご椿

自由と束縛の間で揺れる心情を描いた楽曲です。
椿さんが手がけた本作は2025年2月に発表されました。
ダイナミックなサウンドアレンジと美しいメロディーに乗せて、とりかごの中の鳥に例えられた主人公の内面が丁寧につむがれていきます。
評価や期待に縛られた日々から解き放たれたいという願いが、はかなく切ない歌声と共鳴。
孤独や不安を感じているときに刺さるボカロ曲だと思います。
飛翔香椎モイミ

はかなさとかっこよさが同居する、独特な世界観に引き込まれてしまいます。
『キャットラビング』などで多くのファンを魅了してきたボカロP、香椎モイミさんの作品で、ゲキヤクVの持ち味を存分に引き出した、エレクトロニックナンバー。
荘厳さと疾走感を合わせ持った曲調に愛する人を思う歌詞がぴたりとハマっていて、心揺さぶられます。
物語性の高い音楽にひたりたい、そんな時にぜひ聴いてみてください。
Dear19’s Sound Factory

ボカロPとして活動する19’s Sound Factoryさんの、自身初となる100万再生を達成した楽曲。
透明感のあるギターリフで始まる、独特の浮遊感と奥行きが感じられるナンバーです。
2度と会えなくなってしまった大切な存在をどれだけ時間が流れても思い続ける切ない心情を、哀愁を含んだキャッチーなメロディーで心に届けてくれます。
思わず涙してしまうストーリーが印象的な作品です。
ぜひともじっくりと聴きこんでみてください。
なにやってもうまくいかないmeiyo

TikTokに投稿されたことでリスナーから大きな注目を集めた『なにやってもうまくいかない』。
ドラマーとしても活動するミュージシャン、meiyoさんが2021年に制作しました。
若者の感情をみごとに描いた、心のモヤモヤや不安を現した歌詞が特徴。
1人でつぶやいているような歌声からサビの印象的なフレーズまでリズミカルなビートにのせて届けています。
少年少女のような歌声を持つ可不の歌唱がリリックにマッチしたボカロ曲です。
社会や自分へのアイロニーを含むメッセージソングに耳を傾けてみてください。
フロムトーキョー夏代孝明

歌い手としても活躍する夏代孝明さん。
彼がゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のために書き下ろした楽曲が、『フロムトーキョー』です。
あなたも、何か選択したことについて思い悩んだ経験があるのではないでしょうか。
この曲では、そんなモヤモヤとした気持ちが歌われています。
また、タイトルから察するに、夢を追って上京した人への応援歌ともとれますね。
同じような状況にいる方は、ぜひ聴いてみてください。
あなたにはなれない椎乃味醂

思考の痕跡が刻まれたグリッチサウンドに心を揺さぶられます。
椎乃味醂さんによる本作は、2023年3月にリリースされました。
実験的なサウンドアプローチが特徴で、「創作」というものに対する哲学的な問いかけを含む歌詞には深い思索へと誘われます。
言葉の一つひとつを拾って、自分の価値観と照らし合わせていきたくなりますね。
新しい音楽体験を求める方にぜひ聴いてほしい1曲です。
じゃあ君の思想が死ねばいい椎乃味醂

エレクトロニックミュージックにロックをかけ合わせた独自の作風で知られる椎乃味醂さん。
彼女がflowerを使用して制作したのが『じゃあ君の思想が死ねばいい』です。
こちらの歌詞は、現代社会に物申すような、過激かつ皮肉的な内容に仕上がっています。
それでいて、聴いた後は自分の生き方について考えさせられるんですよね。
ちなみに、曲中のギターはきっと、ずっと、ぼっちさんが手がけているんですよ。
話題のボカロPがコラボした曲としても注目です。
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(71〜80)
天国のポスト歩く人

『天国のポスト』は歩く人さんによる楽曲で、2024年5月にリリースされました。
初音ミクの優しい歌声とゆったりとしたリズムが、聴く人の心をじんわりと溶かしていきます。
喪失感や孤独、そしてその奥に見つけた小さな希望を描いた歌詞が染みるんです。
日々に疲れたとき、心休まる1曲になるでしょう。
歩く人さんの作品は気持ちを落ち着かせてくれるものが多いですよ。
心做し蝶々P

孤独に苛まれる心を温かく包み込む、蝶々Pさんの珠玉の一曲です。
GUMIの切ない歌声が胸に迫り、ピアノの優美な旋律が心に染み入ります。
2014年に発表されたこの楽曲は、愛と孤独の狭間で揺れる心情を繊細に描き出しています。
「僕」と「君」の関係性を通して、理解されたいという願いと、理解できない苦しみが表現されているんです。
恋愛の複雑な感情に悩む人や、自分の気持ちをうまく伝えられない人に、きっと寄り添ってくれる一曲になるはずです。
私vs世界Omoi

力強いギターとシンセの音圧に圧倒される、エモーショナルなロックです。
音楽ユニットOmoiによる作品で、2025年8月公開されました。
本作は、世界全体を敵に回しても自分だけは諦めないという、強い意志をさけぶ「反駁の歌」。
「君」のために、孤独や理不尽に屈することなく、たった一人で立ち向かう主人公の姿は、胸に迫るものがあります。
どうしようもない閉塞感を感じている時や、社会に抗いたい衝動に駆られた時に聴いてみてください。
愛言葉ⅣDECO*27

初期のボカロシーンから活躍するボカロPのDECO27さん。
彼が制作する愛言葉シリーズの楽曲の中でも、母親への感謝を伝える場面にオススメしたい曲は『愛言葉Ⅳ』。
夢や目標に向かって進む人の姿を描いており、支えてくれる大切な存在に向けたメッセージが描かれています。
明るい未来をイメージさせる、ポップな雰囲気があふれるメロディーもイベントを盛り上げるでしょう。
高らかに歌う初音ミクの歌唱とともに、母親への感謝を伝えられるボカロ曲です。
シャボンMIMI

悩みを抱えているときに寄り添ってくれるボカロ曲です。
ボカロP、MIMIさんによる作品で、2025年6月に公開されました。
ピアノの軽やかな旋律とミクのやわらかい歌声で、シャボン玉のようにはかなく消えていく思いを描き出しています。
内に秘めた繊細な感情、ありのままの自分を肯定するようなメッセージが伝わってくるんです。
心が少し疲れた時や、自分と向き合いたい時にどうぞ。
嘶くTOKOTOKO

「自分の目指す場所へ行くんだ」やる気と勇気がもらえる、心温まるワルツ調のボカロ曲です。
西沢さんPことTOKOTOKOさんによる楽曲『嘶く』は2023年8月に公開されました。
バンドサウンドをピアノの音色で彩った作りで、そのファンタジックな曲調だけでも胸がほっこり。
そして、そこへ合わさる歌詞の世界観が本当にステキなんです。
「君の手に触れるための航海」真っすぐな思いが伝わってきて、いつのまにかほろりしちゃうかも。
愛して愛して愛してきくお

あどけない歌声や遊園地で流れてくるような曲調なのに、狂気的。
アーティスティックな作風が聴いた人の心をつかんで離さない、世界的な人気を誇るボカロP、きくおさんによる楽曲で、2013年に発表。
近年ではスマホゲーム『プロセカ』にも収録され、話題になりました。
愛を叫ぶ曲なのですが、サウンドやボーカルワークから伝わってくるのはゆがんだ気持ち。
「この曲の主人公はどうしてこうなってしまったんだろう」という考察をせずにはいられなくなります。
不思議な国と、アリス。きっと、ずっと、ぼっち。

まるで現実と幻想の境界線が曖昧になっていくような、不思議なボカロ曲です。
きっと、ずっと、ぼっちさんによる楽曲で、2021年10月に公開されました。
闇音レンリの歌声が織りなす幻想的な世界観は、どこか不気味でありながらも美しく、聴く者を物語の中へと引き込んでいきます。
ギターを主体としたロックサウンドにエレクトロニカの要素が絡み合い、メランコリックな仕上がりに。
そして独白のような歌詞の言葉、一つひとつが胸に刺さります。
現実逃避したい時にぴったりの1曲です。
8月某日、診察データしとお

文芸的な空気感に引き込まれるポエトリーリーディングです。
『戯言の雑音』のヒットでその名を広めたボカロP、しとおさんによる作品で、2023年3月に発表されました。
記憶を失ってしまった女性の言葉から始まる、ノスタルジックで切ない楽曲です。
歌詞の内容やセリフの行間、抑揚が理由か、音楽を聴いているのにいつのまにかミステリー小説を読んでいる気分になります。
あなたにとってのボイスロイド、ひいてはボカロの可能性を押し広げてくれる曲かもしれません。
葦ですか。なぬりそ

ドキッとさせるメッセージが込められている『葦ですか』を紹介します。
こちらは、ボカロPのなぬりそさんが初音ミクを使って手がけた楽曲。
世の中のシステムや教育などに一石を投じる内容に仕上がっています。
ただしストレートに伝えるのではなく、しゃれた言い回しをしているのが魅力です。
ちなみにタイトルの「葦」は植物の「あし」のこと、哲学者のパスカルが残した名言「人間は考える葦である」からきていると思われます。
「葦」は弱い植物で、それを人間の弱さとかけています。


