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【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】

ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。

「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!

ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。

今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!

感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。

きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!

【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(51〜60)

おそうしき電ǂ鯨

電ǂ鯨さんが手がけた本作『おそうしき』は2025年1月にリリースされました。

タイトル通り葬式をモチーフにした歌詞は、幽霊や記憶、そして死後の世界について静かに問いかけています。

亡くなった人への思いがつづられていて、そこに田舎の風景や儀式的な場面が織り交ぜられ不思議とノスタルジックな気分に。

牧歌的で浮遊感のある音楽性も魅力的。

物思いにふけりたい時間に聴くといいかもしれません。

ザムザてにをは

ザムザ / てにをは feat.初音ミク
ザムザてにをは

ラテン調のメロディーがクセになる『ザムザ』もオススメです。

こちらはボカロPのてにをはさんが手掛けた1曲。

その歌詞は愛する人に拒絶された主人公の心の痛みを描く内容です。

そして、この曲を聴く際はザムザという人物について知っておいた方が世界観に入り込めるでしょう。

『ザムザ』とは小説『変身』に登場する主人公のこと。

彼女は虫に変身してしまい、父親からリンゴを投げつけられてしまうんです。

小説では体が痛む描写があるのですが、曲では心が痛んでいるようにとれます。

劣等哀歌MIMI

『劣等哀歌』 / feat. 初音ミク&重音テトSV
劣等哀歌MIMI

心の奥底にある寂しさを優しく包み込んでくれる作品です。

人気ボカロP、MIMIさんによる楽曲で、2024年11月にリリースされました。

リリースカットピアノサウンドが印象的で、MIMIさんらしい音楽性が光っているんです。

歌詞には自分の存在価値を見出せずにいる主人公の心情と、隣にいてくれる大切な人によって救われているんだ、という感謝がつづられています。

生きづらさを感じている人の心に寄り添う、そんな1曲です。

エンパープルはるまきごはん

エンパープル / はるまきごはん feat.初音ミク アニメMV
エンパープルはるまきごはん

幻想的な音像と詩的な歌詞に引き込まれる1曲です。

ボカロP、はるまきごはんさんによる楽曲で、2024年6月に公開されました。

『プロジェクトセカイ カラフルステージ!

feat. 初音ミク』への書き下ろし作品。

異世界の物語をたどっているような世界観が印象的。

歌詞には主人公の内なる葛藤が込められており、その自分探しの旅路に思いを重ねてしまいます。

ぜひアニメーションMVとともに楽しんでください。

【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(61〜70)

鎖の少女のぼる↑P

鎖の少女 / のぼる↑ feat. 初音ミク
鎖の少女のぼる↑P

「自分はいったい誰のために生きているんだろう……」と自問自答する、深みのあるボカロ曲です。

幅広く、懐も深い音楽性が支持されているボカロP、のぼる↑Pさんの楽曲で、2009年にリリース。

2019年には発表から10周年を記念してのアレンジバージョン『鎖の少女-Re Alive-』も公開されています。

クールさと壮大さが同時に味わえる、スタイリッシュなダンスチューンです。

とくに10代の方なら、この歌詞に共感してしまうかも。

なにやってもうまくいかないmeiyo

なにやってもうまくいかない/meiyo feat.可不【Music Video】
なにやってもうまくいかないmeiyo

TikTokに投稿されたことでリスナーから大きな注目を集めた『なにやってもうまくいかない』。

ドラマーとしても活動するミュージシャン、meiyoさんが2021年に制作しました。

若者の感情をみごとに描いた、心のモヤモヤや不安を現した歌詞が特徴。

1人でつぶやいているような歌声からサビの印象的なフレーズまでリズミカルなビートにのせて届けています。

少年少女のような歌声を持つ可不の歌唱がリリックにマッチしたボカロ曲です。

社会や自分へのアイロニーを含むメッセージソングに耳を傾けてみてください。

ハロー、プラネットsasakure.UK

【初音ミクオリジナル曲】*ハロー、プラネット。【ドットPV付き】
ハロー、プラネットsasakure.UK

sasakure. UKさんの数ある楽曲の中で最も有名な曲の一つです。

sasakure. UKさんによる「終末」シリーズの最終章に位置するこの曲は、終わってしまった世界にただ一人残された少女の歌。

ゲームサウンドを思わせるポップな伴奏と、ファンタジックな歌詞、そして悲壮な世界観とのギャップが心に染みる作品です。