【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(91〜100)
一度でいいから頭を撫でてzuki

zukiさんによる本作は2024年7月に公開。
初音ミクの澄んだ歌声が、親子のつながりをテーマにした切ない歌詞を優しく包み込みます。
エモーショナルなメロディーと相まって、聴く人の胸に深く響くんです。
家族への感謝の気持ちを持ちながら「本当に愛されているのか」と思うその心情、共感できる方はたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
薬箱ぽりふぉ

「本当のことを言っても仕方ない」そういう諦めを抱えているなら、この曲を聴いてみてください。
PolyphonicBranchことぽりふぉさんによる楽曲『薬箱』は、2023年5月に発表されあ作品です。
ゆったりのんびりとした曲調に童謡のようにも聴こえるメロディーラインが印象的。
とっても聴き心地がいいんですが、しかし歌詞にはどこか影があって、そのギャップにやられてしまいます。
1人の時間、人生について考えを巡らせたいときにぴったりかもしれません。
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(101〜110)
Flywayhalyosy

スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!』登場ユニット、Leo/needのために書き下ろされた作品です。
ボカロの卒業ソングとして有名な『桜ノ雨』の作者としても知られているボカロP、halyosyさんによる楽曲で、2023年1月にリリースされました。
R&Bを基盤に和風な展開を取り入れた、ミクスチャーなバラードナンバーです。
レンとKAITOの掛け合いパートがとてもステキなんですよね!
「旅立つ人への応援歌」だとhalyosyさんがおっしゃる通り、遠くへ行ってしまう大切な人へ贈る歌としてオススメできます。
花に風バルーン

2010年代後半のボカロシーンを代表する名曲『シャルル』のヒットにより名を知らしめたボカロPのバルーンさん。
物語性のある楽曲制作を得意とする彼が2023年にリリースした曲が『花に風』。
恋愛に悩む主人公の姿が描かれており、愛する人の存在を確かめるように歌う切ないメッセージが込められています。
透明感のあるシンセの音色と絡み合うような初音ミクのガーリーな歌唱からもさまざまな感情が読み取れるでしょう。
ひとりごとのように語るパートから情熱的なサビまで、幅広い歌唱が楽しめるボカロ曲です。
世界を照らすテトラッドOSTER project

個性と多様性を称える、ポジティブなメッセージに溢れたボカロ曲です。
OSTER projectさんによるこの楽曲は、2024年2月にプロジェクトセカイの書き下ろし曲として公開されました。
キャッチーなメロディーとメッセージ性の高い歌詞が魅力的ですね。
一人ひとりの夢や希望が集まって大きな物語を紡ぐという、温かい思いがつまっています。
困難に直面しても互いに支え合い成長していく大切さを歌っているので、前を向く勇気が欲しいときにぴったりの1曲です。
ゲーム内ユニット「ワンダーランズ×ショウタイム」のイメージソングとしても親しまれています。
舐犢之愛かんてゐく

親子の愛を追及する一方で、その闇に潜む歪みも描き出した作品です。
かんてゐくさんによって2025年2月に発表された本作は、初音ミクのかすれた歌声とどこか不穏なサウンドが印象的。
重苦しい雰囲気を持ちながら疾走感があったりワルツ調だったりと、進んでいく中で曲が多面的な表情を見せてくれます。
深い愛情の中に潜む複雑な感情に共感できる方に、ぜひ聴いてみてほしいです。
プシr-906

「サビだけを聴く」「ショート動画で聴く」などインスタントな音楽の楽しみ方がブームになっている昨今において、この曲の持つ皮肉的なメッセージはシーンに深々と刺さります。
スタリッシュな音楽性が支持されているボカロP、r-906さんによる楽曲で、2022年12月22日にYouTubeの初音ミク公式チャンネルにて公開されました。
r-906さんがどういう思いで制作されたのかは動画概要欄を見ていただくとして、とにかく音楽としての中毒性がすごいです。
ハイスピードに展開していくサウンドには、ずっとずっと聴いていられるぐらいの魅力があります。
高速メロでしっかり「ボカロらしさ」も表現しているんですよね。