【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(91〜100)
比較症候群葵木ゴウ

自分らしさを見失ってアイデンティティが崩れていく感覚をたくみに表現した、葵木ゴウさんの『比較症候群』。
昔の自分のように素直になれないもどかしさを代弁してくれる歌詞には救われたという人もいるんじゃないでしょうか。
この曲は歌詞が後半に向かうに連れて時系列が進んでいくような世界観も魅力的なんです。
サウンド面は左右に分かれたギターのフレーズが聴きどころ。
演奏が止まってボーカルだけになる曲の終わり方も必聴ポイントですよ!
カルディアユリイ・カノン

音楽プロジェクト月詠みも展開するボカロP、ユリイ・カノンさんの『カルディア』は、ゴシックな雰囲気と緊迫感が魅力的な作品です。
タイトルの『カルディア』ギリシャ語で「心」「心臓」という意味。
ただ「頭の中で完結させず、その思いをしっかり相手に伝えよう」そんなメッセージが込められた歌詞を見ると「魂」というエモーショナルな意味合いもあるように思えてきますね。
歌い手、nuiさんが歌ったバージョンもぜひチェック!
僕なんかいなくてもピノキオP

ボカロシーンの第一線で活躍し続けるピノキオピーさんによる楽曲で、2024年11月に発表されました。
自己肯定感の低さや孤独感をテーマにした切ない歌詞が心に響きます。
「自分なんていなくてもいい」みなさん抱いたことのある感情なんじゃないでしょうか。
しかしそれでも生きていく……悩みやつらさを振り切りたいとき、この曲が響くと思います。
存在意義や社会との関わりについて考えさせられる、深みのある1曲です。
十面相YM

作品のイラストや動画編集まで全て自身で手がけているボカロP、YMさんの楽曲。
不穏な空気感を作り出しているイントロのシンセサウンド、多重人格をイメージしたようなコーラスワークがキャッチーなナンバーです。
心を痛めた失恋から自分を守るために自分でない自分を生み出していく感情は、恋愛経験者であれば誰もが共感してしまう内容ではないでしょうか。
また、もう失敗したくないと着飾った心が溶かされていく描写に聴いている側も安心してしまう、一風変わった歌詞が心に響く作品です。
ひつじがいっぴきPeg

目の前にそびえる高い壁を乗り越えるための力をくれる、エモーショナルな楽曲です。
ボカロP、Pegさんによる楽曲で、2023年2月に発表。
『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』内のユニット、Vivid BAD SQUADへの書き下ろし作品です。
オシャレな音像にリンのキリリとしたボーカルが印象的。
淡々としていながら、その内には熱いものが感じられます。
サビのメロディーと歌詞がキマっていて、かっこいいんですよね!
うわがきいよわ

不安定な音像と矢継ぎ早なメロディーにやられるボカロ曲です。
ボカロP、いよわさんの楽曲で、2024年8月にリリースされました。
別れの悲しみがぎゅうぎゅうに詰め込まれた歌詞に身がつまされます。
絞り出すような歌声も、そうなってしまう理由の一つでしょう。
つらい思い出に苦しむ人の心に寄り添う、共感度の高い作品です。
死んでしまったのだろうかGuiano

シンガーソングライターとしても活動しているボカロP、Guianoさんによる楽曲で、2018年7月に公開されました。
アルバム『Love & Music』に収録。
EDMを基調にした壮大なサウンドアレンジにflowerの感情を絞り出すような歌声が耳に残ります。
そして歌詞からはもう返ってこない日々のへの後悔が伝わってきて泣けてしまうんです。
聴けばつい自分の人生に重ね合わせて聴いてしまうんですよね。
気持ちをリセットしたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。





