【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(91〜100)
Flywayhalyosy

スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!』登場ユニット、Leo/needのために書き下ろされた作品です。
ボカロの卒業ソングとして有名な『桜ノ雨』の作者としても知られているボカロP、halyosyさんによる楽曲で、2023年1月にリリースされました。
R&Bを基盤に和風な展開を取り入れた、ミクスチャーなバラードナンバーです。
レンとKAITOの掛け合いパートがとてもステキなんですよね!
「旅立つ人への応援歌」だとhalyosyさんがおっしゃる通り、遠くへ行ってしまう大切な人へ贈る歌としてオススメできます。
ハナタバMIMI

苦しい時や悲しい時、支えてくれる人がいるってすてきなことですよね。
そんなメッセージが込められているのが『ハナタバ』です。
こちらはボカロPのMIMIさんが手掛けた作品。
ピアノの音色をメインに使い、ポップジャズのような雰囲気に仕上げています。
また途中ラップ風のパートが盛り込まれるなど、聴く人を元気づけるような明るい曲調も魅力です。
聴いていると大切な人の存在を改めて確認でき、改めて感謝を伝えたくなるでしょう。
Dear19’s Sound Factory

ボカロPとして活動する19’s Sound Factoryさんの、自身初となる100万再生を達成した楽曲。
透明感のあるギターリフで始まる、独特の浮遊感と奥行きが感じられるナンバーです。
2度と会えなくなってしまった大切な存在をどれだけ時間が流れても思い続ける切ない心情を、哀愁を含んだキャッチーなメロディーで心に届けてくれます。
思わず涙してしまうストーリーが印象的な作品です。
ぜひともじっくりと聴きこんでみてください。
ラムレーズン・パンケーキあぷえら

ふわりと甘い香りがただようのになぜか胸がキュッとなる、そんな不思議な魅力を持つボカロ曲です。
ボカロP、Aqu3raさんがあぷえら名義で手がけた作品で、初音ミクのキュートな歌声が、まるで夢と現実の狭間をたゆたうよう。
スイーツに例えられた甘い思い出ですが「過去の出来事にはもう触れられない」記憶との距離感が歌詞で表現されていて、聴いているうちに切ない気持ちに包まれてしまうんですよね。
過ぎ去った恋にそっと思いを馳せたい夜や、美しいメロディーに心を委ねたい時にぴったりです。
罰ゲームくるりんご

静かな曲かなと思って聴き始めると、展開に驚いてしまいます。
『とある一家の御茶会議』『ジェシカ』などでも知られてるボカロP、くるりんごさんによる楽曲で、2012年に公開。
ミクとグミのやりとりで進んでいくこの曲、好きな方、やったことのある方ならすぐわかるでしょう、題材がカードゲームのUNOです。
UNOで勝負し、負けた方が罰ゲームを受ける、という内容。
しかし歌詞の最後はかなり意味深な終わり方をします。
この2人の関係性やストーリー、ひも解きたくなりますね。
愛言葉ⅣDECO*27

初期のボカロシーンから活躍するボカロPのDECO27さん。
彼が制作する愛言葉シリーズの楽曲の中でも、母親への感謝を伝える場面にオススメしたい曲は『愛言葉Ⅳ』。
夢や目標に向かって進む人の姿を描いており、支えてくれる大切な存在に向けたメッセージが描かれています。
明るい未来をイメージさせる、ポップな雰囲気があふれるメロディーもイベントを盛り上げるでしょう。
高らかに歌う初音ミクの歌唱とともに、母親への感謝を伝えられるボカロ曲です。
愛して愛して愛してきくお

あどけない歌声や遊園地で流れてくるような曲調なのに、狂気的。
アーティスティックな作風が聴いた人の心をつかんで離さない、世界的な人気を誇るボカロP、きくおさんによる楽曲で、2013年に発表。
近年ではスマホゲーム『プロセカ』にも収録され、話題になりました。
愛を叫ぶ曲なのですが、サウンドやボーカルワークから伝わってくるのはゆがんだ気持ち。
「この曲の主人公はどうしてこうなってしまったんだろう」という考察をせずにはいられなくなります。