【2025】ジャズ風の邦楽バラード名曲まとめ
ジャズミュージック、と言われると何となく敷居の高さを感じる……そんな方は結構多いかもしれません。
実は昭和の昔から令和の現在も、ジャズミュージックに影響を受けてJ-POPとして昇華しているアーティストやバンドは多く存在しているのですね。
そこで今回はJ-POPの「バラード」に注目、特にジャズの影響を感じさせるおしゃれで落ち着いた時間を演出してくれる名曲たちをリサーチしてまとめています。
ジャズを日ごろ聴かないという方でも楽しめる内容ですから、ぜひチェックしてみてください!
【2025】ジャズ風の邦楽バラード名曲まとめ(11〜20)
きみだった土岐麻子

土岐麻子さんは、日本のシンガー。
ジャジーな感覚を強く持ち合わせています。
『きみだった』は、2015年リリースのアルバム『Bittersweet』収録曲。
美しいバラードソングで、癒しソング要素のある作品になっています。
優しさと落ち着きが聴き手に安心感を与えてくれますね。
プレイガーリー小島麻由美

ジャズの影響をたっぷりと受けた小島麻由美さんの名曲は、1998年6月に発売されたアルバム『さよならセシル』に収録された作品です。
独自のセルフプロデュースによって生み出された本作は、ジャズやブルース、昭和歌謡などが融合した小島麻由美らしい世界観が広がっています。
かわいらしさと毒気を併せ持つ歌声が聴く者の心を掴み、多くのファンを魅了してきました。
同年12月には『真夜中のパーティー』というライブアルバムにも収録され、NHKでの演奏が記録されています。
小島さんの独特な音楽性を味わいたい方や、敷居の高いジャズに興味はあるけれど一歩踏み出せない方にぴったりの一曲。
落ち着いた夜のひとときに聴くことで、洗練された大人の時間を楽しめることでしょう。
雨のドライブ竹内まりや

都会的で洗練された雨音とジャズピアノが織りなす大人の恋愛物語が胸に沁みる名作です。
シティポップの女王とも称される竹内まりやさんが紡ぐ雨の夕暮れのドライブシーン。
黄昏時の車窓に映る景色と心の揺れ動きを繊細に表現した歌詞は、聴く人の感性を優しく刺激します。
1980年12月にリリースされたアルバム『Miss M』に収録された本作は、東京録音パートの珠玉の一曲。
清水信之氏によるピアノソロが印象的で、竹内さん自身が作詞作曲を手がけた渾身の一作です。
雨の日のドライブデートや、窓辺で物思いにふける静かな夜に聴きたい一曲。
大人の余韻を大切にする方や、ジャズテイストを取り入れた邦楽バラードに興味がある方に心からおすすめしたいバラードです。
本音ペンギンラッシュ

官能的なボサノヴァのリズムに乗せて、女性言葉で紡がれる荒々しい感情表現。
ジャズテイストを取り入れたJ-POPバラードの魅力が凝縮された一曲です。
ハスキーで魅力的なボーカルと、艶やかな鍵盤の音色が絶妙に絡み合い、聴く人の心に深く染み入ります。
本作は2020年8月に先行配信され、翌月に発売されたメジャーデビューアルバム『皆空色』に収録されました。
浩太郎さんの原案をもとに制作された楽曲で、ペンギンラッシュならではのジャズとポップスの境界線を軽やかに超えた音楽性が光ります。
静かな夜のひとときや、大切な人との食事のBGMとして最適。
ジャズに馴染みがなくても心地よく聴ける、おしゃれで落ち着いた雰囲気の音楽を求めている方にぜひおすすめしたい一曲です。
ひとひらBlu-Swing

桜が舞う季節を思わせる繊細で美しいメロディが特徴的な楽曲は、Blu-Swingが2011年の東日本大震災後に発足したチャリティプロジェクト「桜作戦」の一環として制作したもの。
生命の儚さと再生をテーマにした歌詞は、透明感あふれるボーカル田中裕梨さんの歌声とともに、深い感銘を与えます。
この楽曲は2019年5月にリリースされたアルバム『BLU-SWING 10th ANNIVERSARY BEST』にも収録され、バンドの代表曲として位置づけられています。
本作は、ジャズの要素を取り入れながらも、J-POPとして昇華した落ち着いた雰囲気が魅力。
静かな夜や穏やかな朝に聴きたい一曲であり、バラードの持つ情感と、ジャズの洗練された音色を求める方に特におすすめです。
時間を名乗る天使Cymbals

都会の風景と時間の流れを詩的に描いた、Cymbalsならではの幻想的バラード。
土岐麻子さんと沖井礼二の重なり合うツインボーカルが、ジャズの要素を感じさせる落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
淡々とした語り口から徐々に感情が高まり、終盤で爆発するような構成が印象的な本作。
2003年5月にリリースされたアルバム『Love You』に収録された曲で、バンド解散前の集大成的な作品として位置づけられています。
スローなテンポと洗練されたアレンジが心地よく、静かな夜や雨の日、一人で物思いにふける時間にぴったり。
シティポップやジャズバラードが好きな方、そして日常に少し詩的な潤いを求める方にぜひ聴いていただきたい珠玉の一曲です。
【2025】ジャズ風の邦楽バラード名曲まとめ(21〜30)
茎椎名林檎

和楽器の箏や尺八と西洋音楽を融合させた東洋的な響きが特徴的なこの一曲。
椎名林檎さんの活動休止からの復帰第一弾として2003年1月に発売され、彼女にとって初のオリコン週間シングルチャート1位を獲得した作品です。
英語と日本語が織り交ぜられた詩的で抽象的な歌詞からは「種族の存続」や「生命の連鎖」といった深遠なテーマが感じられます。
椎名さん自身が監督・主演を務めた短編映画『百色眼鏡』の主題歌としても使用され、音楽と映像の両面から彼女の芸術性が表現されています。
静かな夜、一人で物思いにふける時間や、芸術的感性を大切にする方々にぴったり。
ジャズの要素を取り入れたJ-POPの優雅な世界を堪能したい方におすすめの一曲です。