RAG MusicJazz
素敵なジャズ

【初心者】まずはこの曲から!ジャズ初心者のための練習曲まとめ

楽器を始められた方の中でも「ジャズを弾いてみたい」という一心でギターやピアノ、サックスにトランペットなどを練習しているという方は多いでしょう。

とはいえ、ジャズは敷居が高そうだし難しそう……そんな風にお悩みの方に向けて、こちらの記事では初心者におすすめのジャズ練習曲をまとめています。

誰もが一度は聴いたことがあるようなスタンダードナンバーばかりですし、簡単なアレンジでそれっぽく聴こえる上にジャズのスタイルを学ぶ上で最適な楽曲たちを紹介していますから、未来のジャズプレイヤーたちは要チェックですよ!

【初心者】まずはこの曲から!ジャズ初心者のための練習曲まとめ(11〜20)

All the Things You AreJerome Kern

Jerome Kern – All The Things You Are [1939]
All the Things You AreJerome Kern
All the Things You Are — Chord Melody Arrangement

1939年11月に公開されたミュージカル『Very Warm for May』のために書かれた本作は、美しい旋律と巧みな転調が魅力のスタンダードナンバーです。

ジェローム・カーンさんが作曲を手掛けたこの作品は、愛する人への想いを情感豊かに描き、インストゥルメンタルでもその美しさは損なわれません。

映画『Broadway Rhythm』や、ジェローム・カーンさんの伝記映画『Till the Clouds Roll By』でも使用されるなど、舞台の枠を超えて親しまれています。

36小節という独特な構成や転調は、ジャズの語法を学ぶのにうってつけ!

まずはコードの響きを確かめながら、ゆっくりとしたテンポでメロディを歌うように演奏してみてはいかがでしょうか?

Take the “A” TrainBilly Strayhorn

Duke Ellington and His Famous Orchestra – Take the “A” Train (Audio)
Take the "A" TrainBilly Strayhorn
Take the ‘A’ Train – Easy Solo Example for Tenor Sax

ニューヨークの地下鉄を題材にした本作は、ジャズのスタンダードナンバーとして世界中で愛され続けています。

作曲家のビリー・ストレイホーンさんが1939年に手がけ、1941年2月にデューク・エリントン楽団によって録音されたことで、楽団の代表的なテーマ曲として定着しました。

エリントンさんの自宅への道順を示すメモがタイトルの由来になったという逸話も有名ですね。

日本では映画『スウィングガールズ』でも取り上げられ、その軽快なスウィング感は多くの人を魅了しました。

演奏に挑戦する際は、基本となるAABA形式の構成をしっかり把握することが大切です。

まずはシンプルなメロディを歌うように弾いて、ジャズ特有のリズムを感じてみてくださいね。

There Is No Greater LoveIsham Jones

There is No Greater Love – Easy Solo Example for Tenor Sax

ロマンティックなタイトルと美しい旋律で、多くのミュージシャンに愛されてきた名曲『There Is No Greater Love』。

これ以上の愛はないと歌う普遍的なテーマを持つこの曲は、Isham Jonesさんが1936年に作曲しました。

映画「The Music Goes ’Round」にまつわる楽曲として、1936年当時にシングル盤のB面として世に出た本作。

Isham Jones楽団の録音をはじめ、Miles DavisさんやSonny Rollinsさんといった巨匠たちが名演を残してきました。

覚えやすいメロディと演奏しやすいコード進行は、ジャズの響きを体感するのに最適!

バラードでしっとりと弾くもよし、軽快にスイングさせるもよし。

まずはメロディを大切にしながら、自由なテンポで楽しんでみてくださいね。

Bag’s GrooveMilt Jackson

Bag’s Groove – Easy Solo Example for Alto Sax

ジャム・セッションの定番曲として、世界中のプレイヤーに愛され続けているこちらの楽曲。

ヴィブラフォンの巨匠、ミルト・ジャクソンさんが作曲したブルース・ナンバーです。

1952年4月の初録音以降、数多くの名演が生まれましたが、中でもマイルス・デイヴィスさんと共演し、1957年に発売されたアルバム『Bags’ Groove』のバージョンは必聴と言えるでしょう。

Fのブルースという基本的な形式かつ、メロディが覚えやすいリフ構成のため、これからアドリブ演奏を学びたい方にはうってつけ。

譜面はシンプルですが、その分だけスウィング感や休符の「間」をいかに表現するかが重要になります。

まずはテーマを口ずさめるくらい聴き込んで、ジャズ特有の会話を楽しんでみてくださいね。

Take FiveDave Brubeck

Dave Brubeck, The Dave Brubeck Quartet – Take Five (Audio)
Take FiveDave Brubeck
デイヴ・ブルーベック・カルテット テイク・ファイヴ

デイヴ・ブルーベックさんが率いるデイヴ・ブルーベック・カルテットが、1959年にリリースした画期的なアルバム『Time Out』に収録されている『Take Five』は、ジャズ史におけるアイコン的存在の曲です。

5/4というユニークな拍子で構成されているこの曲は、ポール・デスモンドさんによって作曲されました。

当時としては珍しいこの拍子は、ジャズの新しい地平を開いたとされ、その爽快感あふれるメロディとリズムは今でも多くの人々に愛され続けています。

また、日本を含む世界各地でさまざまなアーティストによってカバーされ、テレビやCM、さらには映画など、多岐にわたるメディアで使用されてきました。

ジャズ初心者の方にとって、『Take Five』はそのシンプルでありながら奥深い魅力を通じて、ジャズの世界への素晴らしい入口となるでしょう。

気軽にジャズのリズムを体感したい、ちょっとした休憩時間にクールな音楽を楽しみたいというときに最適な一曲です。