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【初心者】まずはこの曲から!ジャズ初心者のための練習曲まとめ

楽器を始められた方の中でも「ジャズを弾いてみたい」という一心でギターやピアノ、サックスにトランペットなどを練習しているという方は多いでしょう。

とはいえ、ジャズは敷居が高そうだし難しそう……そんな風にお悩みの方に向けて、こちらの記事では初心者におすすめのジャズ練習曲をまとめています。

誰もが一度は聴いたことがあるようなスタンダードナンバーばかりですし、簡単なアレンジでそれっぽく聴こえる上にジャズのスタイルを学ぶ上で最適な楽曲たちを紹介していますから、未来のジャズプレイヤーたちは要チェックですよ!

【初心者】まずはこの曲から!ジャズ初心者のための練習曲まとめ(1〜10)

Blue MonkThelonious Monk

Thelonious Monk – Blue Monk: Easy Piano Arrangement

ジャズの巨匠、セロニアス・モンクさんが1954年に発表した楽曲『Blue Monk』は、ジャズ界におけるスタンダードナンバーの地位を確立しています。

この曲の魅力は、モンクさん独特のリズミカルでクロマティックな旋律にあり、12小節のブルース形式を採用しながらも、独自のハーモニーとリズムでジャズの伝統と革新性を巧みに融合させた点にあります。

また、1973年にアビー・リンカーンさんが歌詞を加えたことで、『Blue Monk』はさらに深い次元を獲得しました。

この歌詞では、孤独や内省、自己との葛藤といったテーマが反映されており、ジャズ音楽における「ブルース」の感覚と葛藤を乗り越えるメッセージが表現されています。

初心者の方にとって、『Blue Monk』はジャズの世界への素晴らしい導入曲です。

技術的にアクセスしやすいこの曲は、ジャズの基本的な形式と表現の豊かさを学ぶのに最適であり、モンクさんの音楽性を体感する貴重な機会を提供してくれます。

Stella by StarlightVictor Young

Miles Davis – Stella by Starlight (Audio) (Official Audio)
Stella by StarlightVictor Young
Stella by Starlight – Easy Solo Example for Alto Sax

星明かりの下で愛を語らうようなロマンティックな旋律が印象的な本作。

もともとは1944年に公開されたパラマウント映画『The Uninvited』の劇中テーマとして、Victor Youngさんが書き下ろしたインストゥルメンタル曲でした。

後にNed Washingtonさんによって歌詞が付けられ、現在ではジャズのスタンダードとして広く愛されています。

Victor Youngさんご自身の楽団により1945年8月に初録音されたのち、Harry Jamesさんの演奏もヒットしました。

滑らかな音程移動と転調を含む豊かなハーモニーが特徴的で、ジャズ特有の響きを学ぶのにうってつけです。

まずはゆったりとしたバラードとして、メロディを歌わせるように演奏してみてはいかがでしょうか?

Work SongNat Adderley

Work Song – Easy Solo Example for Tenor Sax

過酷な労働歌をモチーフに、鎖を打ち付けるようなリズムと哀愁あるメロディが印象的な本作。

コルネット奏者のナット・アダレイさんが1960年に発売された名盤『Work Song』で披露した表題曲であり、実兄のキャノンボール・アダレイさんのバンドでも長く愛された人気ナンバーです。

オスカー・ブラウン・ジュニアさんが歌詞を付けたことでも知られますが、楽器を始めたばかりの方にはインストでの挑戦がおすすめ!

基本はシンプルなマイナー・ブルース進行のため、難しい理論抜きでも、5つの音を使うペンタトニック・スケールだけで雰囲気たっぷりのアドリブが楽しめます。

セッションの定番でもあるので、まずは有名なリフを覚えて、仲間と音で会話する楽しさを味わいましょう。

Someday My Prince Will ComeFrank Churchill

Bill Evans Trio – Someday My Prince Will Come (Official Visualizer)
Someday My Prince Will ComeFrank Churchill
Someday My Prince Will Come – Frank Churchill | Piano Tutorial (EASY) | WITH Music Sheet | JCMS

王子様が迎えに来る幸せな未来を夢見る乙女心が描かれた、1937年公開の映画『Snow White and the Seven Dwarfs』の挿入歌。

フランク・チャーチルさんが作曲した本作は、数多くの著名な音楽家に愛され、ジャズの定番として演奏され続けています。

3拍子のワルツのリズムに乗せて、優雅に流れるような旋律が特徴的で、ジャズのアドリブを学ぶ上で欠かせない要素がつまった1曲です。

コード進行も比較的素直なため、これから楽器を演奏し始める方でも、ワルツ独特の揺れを感じながら楽しく練習できるはず。

まずはゆったりとしたテンポで、一つひとつの音を大切に響かせながら、ロマンティックな世界観を表現してみてくださいね!

What Is This Thing Called LoveCole Porter

Bill Evans Trio – What Is This Thing Called Love (Official Visualizer)
What Is This Thing Called LoveCole Porter
What Is This Thing Called Love with Advanced Comping Voicings

1929年3月に初演されたミュージカル『Wake Up and Dream』のために、コール・ポーターさんが作詞作曲を手がけた本作。

「恋とはいったい何なのか」という普遍的なテーマを扱いながらも、洗練された響きを持つ名曲です。

タッド・ダメロンさんの『Hot House』のように、この曲のコード進行を借りて新たな曲が作られるほど、演奏家たちにとって重要な基礎となっているのですよね。

長調と短調が頻繁に入れ替わる独特の進行は、ジャズらしい感覚を養うのにうってつけと言えそうです。

まずはAABA形式の構成を把握し、明暗が切り替わる瞬間を意識して弾いてみましょう。

アドリブの練習素材としても最適ですから、これからジャズに触れてみたいという方はぜひ挑戦してほしいですね!