RAG Musicドラム入門
ドラムをもっと楽しむWebマガジン
search

【2025】ドラム初心者のための練習曲。簡単でかっこいいおすすめ曲

ドラムを始めたての方の中には、どの曲から練習していいのかわからない……と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

自分が取り組もうとしている曲の難易度がどれくらいなのか、それがわからないと練習もなかなかはかどりませんよね。

そこでこの記事では、ドラムを始めたての初心者の方にオススメの、ステップアップにつながる曲を最新のヒット曲から定番のあの名曲までたっぷり紹介していきますね!

上達するには地道な練習を続けて、コツや感覚をつかんでいくしかありませんが、初心者向けにアレンジを加えた「叩いてみた」動画も合わせて載せていますからぜひ参考にしてみてください!

もくじ

【2025】ドラム初心者のための練習曲。簡単でかっこいいおすすめ曲(1〜20)

リカSIX LOUNGE

「リカ」SIX LOUNGE Music Video/Illustration by ますだみく
リカSIX LOUNGE
SIX LOUNGE 【リカ】 ドラム 叩いてみた (drum cover)

インディーズ時代からファンの間で愛されているSIX LOUNGEの名曲『リカ』。

不器用すぎて深すぎる愛を歌った歌詞が話題になりました。

この曲はゆったりとしたテンポが特徴的なので、まだ速い曲は叩けないという方にはオススメ。

1曲を通して基本となるビートでは、ハイハットやライドシンバルがジャズのようなリズムで刻まれているのが特徴で、これまで一般的な8ビートしか経験のない方にとっては新しい感覚をつかむキッカケになるはず。

全体的に穏やかな演奏が基本ですが、ところどころでギターやベースの伴奏に合わせてハイハットの開閉を用いたフレーズが登場しますので、しっかり合わせられるように練習を重ねましょう!

My First KissHi-STANDARD

Hi-STANDARD×コロ助 My first kiss はじめてのチュウ
My First KissHi-STANDARD
【はじめてのチュウ】『My First Kiss』Hi-STANDARD【ドラム叩いてみた】Drum cover

日本を代表するパンクロックバンドHI-STANDARDによる『はじめてのチュウ』のロックカバー。

テンポこそ少し速いものの、ドラムフレーズはシンプルで初心者の方でも取り組みやすいのではないでしょうか?

各所のフィルと、各フレーズのつなぎ目をしっかり練習しましょう!

最後のサビ前のブレイクの部分で、叩いたシンバルをすぐに手で止めるチョークが登場するので、そこをキメればかっこいいですよ!

愛すべき日々よヤングスキニー

ヤングスキニー – 愛すべき日々よ【Official Music Video】
愛すべき日々よヤングスキニー
愛すべき日々よ / ヤングスキニー を中学生が叩いてみた!!!

若い世代を中心に人気を集めているロックバンド、ヤングスキニーの1stEP『どんなことにでも幸せを感じることができたなら』に収録された本曲。

爽やかなサウンドが心地いい1曲に仕上がっており、ライブで演奏すれば盛り上がりそうな楽曲ですよね。

この曲のポイントは曲中でさまざまな展開を見せるビートの豊富さにあります。

1番のAメロではゴーストノートを取り入れた繊細なビート、サビ前ではフロアタムを土台にスネアとタムを組み合わせたどっしりとしたビート、そして2番のAメロでは16ビートが登場し、ギターソロではライドのカップを使ったビートが現れます。

どのビートも他の楽曲でも登場するような汎用性の高いものなので、ぜひこの機会にしっかり叩けるようになっておきましょう!

また、サビ前の手足のコンビネーションを活かしたフィルインも決まるとかっこいいので、練習してみてくださいね。

ジャージサバシスター

サバシスター – ジャージ Music Video
ジャージサバシスター
【ジャージ】 サバシスター ドラム 2アングル

2024年に躍進を遂げた3ピースガールズロックバンドのサバシスターの1曲です。

パンクロックらしいビートやフレーズが頻出で、これからロックバンドの楽曲をたくさん叩きたいと考えている初心者ドラマーさんにはピッタリな1曲といえるでしょう。

この曲のようにBPMが180前後の曲で8ビートを叩こうとすると、まずは手首のアップダウン奏法は必須となるはず。

また、バスドラムの8分音符を鳴らす際にも普通に踏んでいると徐々にテンポについていけなくなるかもしれません。

そこで必要なのが、スライド奏法や足のアップダウン奏法。

素早くバスドラムを鳴らすための技術で、今後ロックバンドの曲を叩くのであれば必ず必要になるので、この機会に習得しちゃいましょう!

青と夏Mrs. GREEN APPLE

【Mrs. GREEN APPLE】青と夏(簡単アレンジver.)-叩いてみた【ドラム楽譜あり】【Drum Cover】

Mrs. GREEN APPLEの代表曲の一つで、多くの方がご存じであろう1曲です。

爽やかな曲調と歌声が魅力で、ライブで演奏できればとっても盛り上がりそうですよね!

この曲はハイハットを4分音符で刻み、バスドラムを8分音符で叩くビートが基本になっているんですが、初心者の方だとこれがなかなかできないことが多いんですよね。

まずはゆっくりなテンポから始めて、徐々にビートに慣れていきましょう。

また、この曲の2番のAメロではクローズドリムショットが使われています。

これはスネアの打面に手のひらを乗せた状態でスネアのリムを叩く奏法で、「カツッ」と小気味よい音が鳴ります。

他の曲でもよく使用される奏法なので、この機会にきれいな音が鳴らせるように練習しておきましょう!

第ゼロ感10-FEET

10-FEET – 第ゼロ感(映画『THE FIRST SLAM DUNK』エンディング主題歌)
第ゼロ感10-FEET
第ゼロ感 10-FEET 映画『THE FIRST SLAM DUNK エンディング主題歌』

アグレッシブなロックサウンドにレゲエやヒップホップといった音楽性を融合させた楽曲で人気を博している3ピースロックバンド、10-FEET。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌として書き下ろされた通算22作目のシングル曲『第ゼロ感』は、映画作品の熱量を感じさせるアンサンブルがテンションを上げてくれますよね。

ドラム単体でのテンポ自体はそこまで速くありませんが、他のパートとのユニゾンになっているフレーズや裏打ちでのハイハットなど、初心者ドラマーが身につけておくべきアプローチが多いため練習曲としてオススメですよ。

ゆっくりのテンポから確実に音を鳴らせるよう練習してみてくださいね。