ロック初心者のための練習曲
バンドを始めたばかりの初心者の方にも取り組みやすいロックな曲の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲をご紹介します。
基本を押さえたスタンダードな楽曲ばかりですので、はじめての一曲にもぴったりです。
ロック初心者のための練習曲(1〜10)
ソラニンASIAN KUNG-FU GENERATION

透き通るようなメロディと、深みのある歌詞が心に染み渡る、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの代表作です。
2010年3月に浅野いにお氏の漫画を原作とした映画のメインテーマとして書き下ろされた1曲で、アルバム『マジックディスク』にエキストラトラックとして収録されています。
物語の登場人物が抱える喪失感や孤独に着目しながらも、前を向いて生きていこうとする強さを感じさせる楽曲に仕上がっています。
本作は、映画の主人公である宮崎あおいさんと高良健吾さんが劇中で演奏するシーンでも使用され、物語のクライマックスを印象的に彩りました。
バンドの練習曲としても取り組みやすい1曲としておすすめですよ。
天体観測BUMP OF CHICKEN

宇宙の広大さと人生の方向性を見つめ直す心象風景が美しく描かれたBUMP OF CHICKENの珠玉のナンバーです。
星空を隠喩表現として、未来への不安と期待、そして確かな希望を導き出していく展開が印象的な名曲です。
フジテレビ系ドラマ『天体観測』の挿入歌として、2001年3月に公開された本作は、J-ROCKの金字塔として音楽シーンに大きな影響を与えました。
アルバム『THE LIVING DEAD』にも収録されています。
前に進むことにちゅうちょする気持ちや、漠然とした不安を抱える方々の背中を優しく押してくれる1曲です。
初心者の方は最初演奏に苦戦すると思いますが、パターンをつかめば楽しく演奏できますよ!
少女SSCANDAL

青春期の女性たちが抱える複雑な感情を力強く表現したガールズロック・アンセムです。
SCANDALは、若さゆえの不安定な気持ちや恋愛の中での葛藤を、エネルギッシュなサウンドと共に描き上げています。
イントロや間奏に取り入れられたスラップ奏法が、楽曲全体に躍動感を与え、メッセージの説得力を高めています。
2009年6月に発売されたこの楽曲は、アニメ『BLEACH』第10代目オープニングテーマに起用され、お笑い芸人の品川ヒロシ氏が初めて手掛けたミュージックビデオも話題を呼びました。
ギターを始めたばかりの方にもおすすめの1曲で、骨太なロックサウンドと親しみやすいメロディが、練習のモチベーションを高めてくれることでしょう。
シルエットKANA-BOON

疾走感あふれるギターリフとエネルギッシュなバンドサウンドが魅力のKANA-BOONの楽曲です。
成長する過程で大切なものを守り続けることの重要性をメッセージとして込めた本作は、過去の経験や出会いが現在の自分を形作っていることを伝えています。
2014年11月にKi/oon Musicからリリースされたシングルで、アルバム『TIME』にも収録されました。
テレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のオープニングテーマに起用され、オリコン週間シングルランキングで11位を記録しました。
ギターの練習曲として取り組みやすく、メロディアスな部分とロックサウンドの融合が魅力的な1曲です。
ギターを始めたばかりの方やロック音楽に触れてみたい方におすすめの作品です。
secret base ~君がくれたもの~ZONE

青春の思い出と友情をテーマに描かれた心温まる物語が印象的な楽曲です。
友との別れと再会への期待、秘密の場所で紡がれた思いが美しいメロディに乗せて歌われています。
ZONEのチャーミングなハーモニーと、切なさの中にも希望を感じさせる歌声が心に響く作品です。
2001年8月に発売された3枚目のシングルは、TBS系列ドラマ30『キッズ・ウォー3 〜ざけんなよ〜』の主題歌として使用され、オリコン週間シングルランキングで2位を記録しました。
第34回日本有線大賞で最優秀新人賞も受賞した本作は、ロック初心者の方の練習曲として取り組みやすい楽曲なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
曇天DOES

テレビ東京系アニメ『銀魂』オープニングテーマに起用された曲です。
コードもDコードだけの部分が多くロック初心者でも簡単にマスターしてしまえる1曲です。
なにからやっていいかわからないという方はこの曲からやってみてはいかかでしょうか。
猫DISH//

切ない別れの情景を描いた、あいみょんさんが作詞作曲を手掛けたDISH//の代表作です。
2017年8月にアルバム『僕たちがやりました』のカップリング曲として収録された本作は、失った大切な人への未練と願いを「猫」という存在に重ねて表現した名曲です。
2020年3月に披露したアコースティックバージョンが大きな反響を呼び、同年10月からはテレビ東京のドラマ25『猫』の劇中歌として使用されました。
アルバム『X』にも収録された本作は、ストリーミング再生回数10億回を突破。
第62回日本レコード大賞優秀作品賞も受賞しています。
大ヒットを果たしたこの楽曲は、演奏しやすく簡単にアレンジすることもできるのでぜひ取り組んでみてください!
YouTubeにも動画などが上がっているのでチェックしてみてくださいね。