【2025】メタル初心者のための練習曲。メタルギターの基本を学ぼう!
メタルに目覚めてギターを始めてみたものの、当然ながら高度なテクニックが求められる曲が多くて練習用のフレーズを繰り返し弾くのもそろそろ飽きてきた……そんな初心者から脱したいギタリストの方々に向けて、こちらの記事では比較的弾きやすくメタルの醍醐味を味わえるような名曲たちを紹介しています!
もちろん全て完コピするのは難しくても、シンプルなリフを覚えるだけでも達成感はありますし、小さなブレイクスルーが大きな結果を生むものです。
往年の定番曲からメタルの基本を作ったハードロック、2000年代以降のメタルコアなどさまざまな名曲たちのフレーズをぜひ自分のものにしちゃいましょう!
【2025】メタル初心者のための練習曲。メタルギターの基本を学ぼう!(1〜10)
Fear of the DarkIron Maiden


静寂の中から始まるメロディアスなギターフレーズが、一気に劇的なヘヴィメタルサウンドへと変貌する展開は圧巻ですよね。
暗闇への根源的な恐怖心を描いた本作は、バンドの創設者スティーヴ・ハリスさんが幼少期に住んでいた古い家での体験が着想源だそうです。
この楽曲は1992年5月に発売され、UKアルバムチャート1位に輝いた名盤『Fear of the Dark』のタイトル曲です。
近年ではゲーム『Dead by Daylight』とコラボしたことでも話題になりました。
静かなアルペジオからパワフルなリフ、そしてツインギターのハーモニーまで、メタルの美味しいところが凝縮されているので、ギターの練習にもぴったりです。
まずは冒頭の印象的なリフを弾きこなして、達成感を味わってみてはいかがでしょうか。
Iron ManBlack Sabbath


ヘヴィメタルのパイオニアとして知られ、多くのバンドに影響を与えたBlack Sabbathの楽曲。
ドラムのリズムに呼応しトニー・アイオミさんが弾いたリフを聴いたオジー・オズボーンさんが、「鉄の巨人が歩くようだ」と表現したことが着想の源です。
未来から来た男が鋼鉄の体となり言葉を失い、人類へ復讐する悲劇が、重くうねるギターリフで完璧に描かれています。
この楽曲は1970年発売の名盤『Paranoid』に収録され、2008年の映画『Iron Man』のエンドクレジットにも起用されました。
シンプルで覚えやすいリフは、ギターでメタルの重厚さを表現したい方にぴったりで、弾けるようになれば大きな達成感を得られることまちがいなしです。
Breaking The LawJudas Priest


昔から初心者メタルギタリストの練習曲として定番なのが、ジューダス・プリーストの名曲『ブレイキング・ザ・ロウ』です。
ちょっと笑ってしまうPVは置いといて、思わず口ずさんでしまうキャッチーなイントロ、ブリッジミュートをザクザク刻むだけではない多彩なバッキングがポイント。
ギターソロもないので、「最後まで弾ききるメタル初めての1曲」に最適です。
ToxicitySystem Of A Down


静寂を切り裂くアルペジオから、一気にヘヴィで変則的なリフへと雪崩れ込む展開が強烈な、System of a Downを代表する一曲。
本作は、2001年9月に発売され、全米チャートで初登場1位を記録した名盤『Toxicity』に収録されています。
ギターはパワーコードが主体で技術的にそこまで難しいものではありませんし、曲中で拍子が目まぐるしく変わるため、基本的なリフに慣れてきた方がリズム感を鍛えるのにぴったりです。
シンプルな8ビートとは異なるグルーヴを体で覚える絶好の機会と言えるでしょう。
現代社会の混沌とした空気を音で表現するような、この奥深い世界観を自分のギターで再現する楽しさを、ぜひ味わってみてください。
DualitySlipknot


静かな始まりから一気に爆発する展開が印象的な、Slipknotの楽曲です。
この曲でぜひ挑戦してほしいのは、ドロップBチューニングで奏でられるシンプルながらも重厚なギターリフ。
ヘヴィな音をギターで出してみたい、という方にぴったりの一曲だと思います。
歌詞で描かれる内面の激しい葛藤を、音に込めるような気持ちで弾いてみるのもおもしろいかもしれませんね。
この楽曲は2004年5月に、名盤『Vol. 3: (The Subliminal Verses)』から先行して発売されました。
ゲーム『Madden NFL 10』などにも採用されているので、聴き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
スリップノットは技巧的に難しい曲も多いですが、まずはこの曲のリフを弾くだけでも一歩彼らのプレイに近づけますよ!
Crazy TrainOzzy Osbourne


日本では「メタルの帝王」と呼ばれ、シーンに多大な影響を与えたシンガー、Ozzy Osbourneさんの楽曲。
1980年当時にリリースされ、今も根強い人気を誇るソロデビューアルバム『Blizzard of Ozz』からのシングル曲で、Ozzy Osbourneさんおよび早世の天才ギタリストRandy Rhoadsさんの代名詞にもなっているナンバーです。
マイナースケールを駆使した有名なメインリフや、彼の個性が爆発したギターソロは、まさに珠玉のプレイですよね。
このギターワークに憧れてコピーした方も多いのではないでしょうか。
正直なところこの曲のギターソロを初心者が挑戦するのは困難ですが、メインのリフをスピードを落として練習するだけでも初心者脱出への良い教材と言えるでしょう!
Unholy ConfessionsAvenged Sevenfold


初期のメタルコアから伝統的なヘヴィメタルまで、多彩な音楽性でファンを魅了しているバンド、Avenged Sevenfold。
2003年8月発売のアルバム『Waking the Fallen』からの本作は、メタルコアらしい激しさとキャッチーなメロディが融合したナンバーですよね。
歌詞で描かれる互いの裏切りを知った若者の心の叫びが、鋭いギターリフとスクリームに乗って伝わってきます。
ブリッジミュートを使ったシンプルなメインのリフを中心として、この楽曲のザクザクと刻むメインリフは、メタルギターの基本テクニックを身につけるのにぴったり。
完コピは難しくても、リフを覚えるだけでも達成感を味わえるのではないでしょうか。
二人ギタリストがいるバンドであれば、イントロのツインリード風のパートもぜひ挑戦してみてほしいですね。






