【洋楽ロック編】バンド初心者にオススメの練習曲【2025】
バンド初心者の方の中には、海外のロックバンドに憧れて楽器を始めたという方も多いのではないでしょうか?
せっかく演奏するなら、大好きな洋楽ロックを演奏したいけれど、初心者でも演奏できる曲ってどんな曲があるのかわかりませんよね……。
そこでこの記事では、バンド初心者の方でも練習しやすいオススメの楽曲を一挙に紹介していきますね。
往年の名曲から最近人気の楽曲まで幅広くピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
少し難しい曲もあるかもしれませんが、これから紹介する曲を練習すればロックバンドの曲を演奏する上で必要なテクニックが身につくはずです!
【洋楽ロック編】バンド初心者にオススメの練習曲【2025】(1〜10)
Welcome To The Black ParadeMy Chemical Romance

ピアノのメロディーで幕を開け、徐々に壮大なサウンドへと展開するマーチナルなロックアンセム。
アメリカのマイ・ケミカル・ロマンスが2006年9月にリリースした本作は、3枚目のアルバム『The Black Parade』を代表する楽曲として知られています。
アルバムのコンセプトとなる死の世界への旅立ちを描いた物語性の高い歌詞と、エモやポップパンクの要素を兼ね備えた力強いサウンドが魅力です。
クイーンを思わせるような演劇的な展開も見事で、MTVでは21世紀最高のビデオに選出されました。
楽器に慣れ始めた練習者の方にぴったりな1曲で、基本的なコード進行とリズムパターンが学べます。
Smells Like Teen SpritNirvana

世界中にグランジというムーブメントを広げ、2014年にロックの殿堂入りを果たした3ピースロックバンド・ニルヴァーナの楽曲。
ニルヴァーナの名を広く知らしめたナンバーで、アンニュイな空気感のAメロからラウドなサビへと流れていく落差のある曲構成がキャッチーですよね。
抑揚の激しい楽曲ですが、実はコード進行は同じでギターの音色やリズム隊のダイナミクスで楽曲に変化をつけているため、初心者のバンドマンにも覚えやすく簡単に盛り上がれる楽曲です。
ニルヴァーナを知らない人でも一度は耳にしたことがあるであろう有名曲ですので、バンドで洋楽に挑戦したい初心者バンドマンにもオススメのナンバーです。
HONEY (ARE U COMING?)Måneskin

イタリアのロックバンド、マネスキンは2016年にローマで結成されたバンドで、今や世界中のファンを魅了し続けています。
2023年1月にリリースされたばかりのシングル曲は、限りない愛への憧れを表現しながら、社会的な規範に挑戦するような内容となっています。
メンバーによると、この曲はロマンスだけでなく、彼らの旅と冒険へのインスピレーションも受けているんだとか。
リスナーそれぞれが自由に解釈できる歌詞は、愛の歌としてだけでなく、人生の旅と新しい体験への開放性を感じさせてくれます。
パワフルなサウンドにのせて繰り出されるメッセージは、聴く人の心に勇気を与えてくれることでしょう。
ロックバンドを始めたばかりという方にもおすすめしたい、エモーショナルな一曲です。
Song 2Blur

イギリスの誇るブリットポップの雄ブラーがアメリカのグランジやインディーロックにオマージュを捧げた力作です。
歪んだギターサウンドと即興的なメロディが生み出す2分余りの楽曲は、まさにグランジシーンへのアイロニカルなメッセージが込められています。
1997年のアルバム『Blur』から切り離されたこの曲は、シンプルながらインパクト抜群のサウンドにより、全英2位のヒットを記録。
FIFAワールドカップ98の公式ゲームのテーマ曲や、インテル、ナイキのCMなど、多数のメディアで起用されました。
ロック初心者の方も楽しめる、パンキッシュで爽快なメロディと一緒に、グランジからブリットポップまでロックの歴史も堪能できる1曲として、おすすめできます。
Back In BlackAC/DC

オーストラリアを代表するバンドとして世界屈指の人気を誇っているロックバンド、AC/DCの楽曲。
日本ではとくにイントロの部分がバラエティー番組のBGMに使われる場面も多く、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ドラムのシンプルなビートに乗せたバッキングがキャッチーで、音数が少なくテンポもゆっくりなため初心者バンドマンでも簡単にコピーできます。
ただし、キメの部分で他のパートと合わなかったり、焦ってテンポが狂ってしまったりしないよう、パートそれぞれでビートを意識して演奏するように心がけましょう。
ライブで演奏すれば、その渋い選曲に盛り上がることまちがいなしです。
Basket CaseGreen Day

パンクバンドとしては史上初となるグラミー賞の「最優秀レコード賞」を獲得するなど、そのポップ性の強いパンクサウンドが支持されている3ピースパンクロックバンド、グリーン・デイの楽曲。
キャッチーで勢いのあるナンバーで、ライブで演奏したら盛り上がる楽曲ですよね。
ノリがいい曲のため難しく感じるかもしれませんが、ギターはパワーコード、ベースはルート弾き、ドラムは8ビート中心という基本的なテクニックが大半を占めるため、初心者バンドマンにも優しい難易度の楽曲です。
ただし、楽曲の疾走感を出すためにシンコペーションが多く、パートごとでしっかり合わせないとリズムがバラバラに聴こえてしまうので注意しましょう。
Seven Nation ArmyThe White Stripes

力強いリフとミニマルなサウンドが特徴的なザ・ホワイト・ストライプスの代表曲。
アメリカのロックデュオが2003年2月にリリースした本作は、4枚目のアルバム『Elephant』に収録された楽曲です。
外部からの圧力や批判に屈せず、自分の意志を貫く強い決意を描いた歌詞は、多くの人々の心を捉えました。
グラミー賞最優秀ロックソング賞や、MTVビデオミュージックアワード最優秀編集賞を受賞。
サッカーの国際大会で応援歌として使用されるなど、世界中のスポーツシーンでも親しまれています。
シンプルながらも明確なコード進行とリズムパターンで構成されているため、バンド演奏の基礎を学ぶ方にもおすすめの一曲です。