【ドラム初心者のための】名曲から3連符、シャッフルを学ぶ
シャッフル・3連系の曲、最近の流行の曲ではなかなか聴きませんよね?
もったいない!
非常にもったいないです!
聴きなじみが少ないから、演奏する機会も少ないのではないでしょうか?
今回はお手本の曲を数曲ピックアップしてみたいと思います。
まず名曲達から3連符を知る
アレンジやコードワークによっては、かわいらしくも大人っぽくも聴こえるという、とても魅惑的なビートだと思います。
ドラマーとしてはシャッフルもたたけるようにしておかないと、幅が広がりませんので、ぜひともチャレンジしてみてください!
3連符系
6/8拍子とか、12/8拍子が代表的ではないでしょうか?
Cryin’ |エアロスミス
When a man loves a woman|Bette Midler
3連符の真ん中抜き
いわゆる「シャッフル」と呼ばれるビートです。
Child’s Anthem |TOTO
Isn’t she lovely|Stevie Wonder
6連符系
キッチリ、6連符で感じられている曲を紹介します。
Rosanna|TOTO
ルビーの指輪|寺尾聡
16ビートのハネ
6連符ほど厳密ではありませんが、いわゆる「スウィング」しているかどうか?
ですね。
ニューオリンズ系です。
iko iko|Dr.John
レゲエ風味のシャッフルはコチラ
Englishman in New York|STING
テンポはそのままで、ビート感を変えている曲
War is over|John Lennon
などなど、多種多様にあります。
3連符系から遠ざかる理由
オルタネート(利き腕からスタート)で3連符を演奏する時に、偶数拍はどうしても「利き腕の反対の手」からになってしまいます。
これが、苦手意識を生んでしまい、遠ざかってしまう原因ではないかと思います。
右利きの人が、右手でハイハットをたたく時に、スネアは左手ですよね?
そのスネアは勢いでたたいていませんか?
ルーディメンツも、右スタートと左スタートの両方をやる事で左右のバランスを取る事ができます。
3連符の練習は、左右のバランスを取ってくれる、ルーディメンツ的要素もあると思いますし、ルーディメンツよりも入り口としては簡単かと思うので、ぜひともチャレンジしてください。
ジャズのスウィング具合
2つの動画を見てください。
ジャズです。
違いは、ビッグバンドとカルテット(4人編成)という編成の違いと、曲のスピードです。
スウィングってしばりでは同じはずなんですが、曲のスピードが速くなると3連符の感じが少し薄れて聴こえますよね?
不思議ですよね~!
でも、心地良いです!
バリエーションが豊富
上記に挙げた動画は、無数にあるシャッフルの曲の一部に過ぎませんが、いろんな表情を見せている事が聴いて取れると思います。
スクェアな8ビートや16ビートって、自然界には不釣合いなような気がしているんです。
8ビートや16ビートは、行進に聞こえちゃう時もあったりしますが、シャッフルは、そういう意味では、人や地球に優しいオーガニックな感じもします。
少しは、跳ねちゃうくらいが人間らしいのでは?
っていつも考えちゃいます。
しかし、キッチリ3連符が取れないと、いい加減なモノになってしまいます。
ぜひ3連符と仲良くなってあげてください。
そんなに気難しくはない良いヤツですよ!