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DTMでは音をクリップさせてはいけない
DTMでは音をクリップさせてはいけないという鉄則がありますが、DTM初心者の方には意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
クリップとは
クリップとは、音が限界の音量をこえてしまって割れてしまうことを指し、クリップノイズとも呼ばれています。
DAWのミキサーで見ると一目瞭然で、大体のDAWでは音量を表す数値部分が赤くなります。
中には「赤くなってるけど、クリップノイズなんかなくない?」と思う方もいると思いますが、確かに多少のクリップだと気付かないこともあります。
しかし、音源を再生する機器や聴く人の耳によってもそれらは変わってくるので、DTMでは音をクリップさせないというのが鉄則なのです。
クリップの解消方法
クリップの解消方法はいくつかあるのでご紹介いたします。
1. フェーダーを下げる
クリップしてしまった場合の対処方法の1つは、いたって簡単で音量フェーダ―を下げればいいだけです。
もちろんフェーダーを下げれば音量も小さくなってししまうので、音量を下げたくない方は次に紹介する2番目の方法を参照ください。
ただし例外として、マスタートラックのクリップをフェーダ―で操作するのはあまり好ましくありません。
全体的に音量が下がってしまう上に、ミックス・マスタリング時に調整しづらくなるからです。
基本的にマスタートラックのフェーダ―は0.0dBにして、クリップしないように全体を調整します。
2. イコライザー・コンプレッサー・リミッターなどで調整する
クリップしてしまうということは、結局その部分で音量がピークをこえてしまうからです。
つまり逆にピークをこえる部分だけ抑えてしまえば、クリップすることはないということです。
そこで、イコライザーで特定の周波数だけ削ったり、コンプレッサーで圧縮をかけたり、リミッターでこえた音量をカットしてしまえば、音量を下げることなく解決できます。
あとがき
今回は「DTMではクリップさせてはいけない」という点について解説いたしました。
もし今まで「知らなかった」という方は、ぜひ次回から気を付けてみてください。
ライタープロフィール
DTMer
カンナミユート
都内在住のDTMer・ベーシスト・ブロガー。
普段は会社勤めのプログラマーで、週末ミュージシャン。
主にYouTubeやニコニコ動画などで音楽活動中。
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