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【豆知識】ギターとウクレレの共通点

【豆知識】ギターとウクレレの共通点
最終更新:

ギタリスト・ウクレレプレイヤーの出葉広貴です。

ここではギターとウクレレの共通点をお話ししたいと思います。

ギタリストの方にもウクレレは身近な楽器だと感じていただけるとうれしいです!

ギターとウクレレのチューニング

【豆知識】ギターとウクレレの共通点

まずはギターとウクレレのチューニングについて比較してみましょう!

ウクレレのチューニングは4弦から「G、C、E、A」

ギターのチューニングは6弦から「E、A、D、G、B、E」

共通点がないように思えますが、ギターの5フレットにカポをつけてみると共通点が見えてきます。

カポを5フレットにつけたときの開放弦は、6弦から「A、D、G、C、E、A」となります。

つまりウクレレのチューニングは「ギターの5フレットにカポを装着したときの4〜1弦と一緒」ということですね。

ギターが弾けたら、ウクレレも弾ける!?

チューニングの関係性が同じということは、ギターで覚えたコードフォームをそのまま流用することが可能です。

メロディも5、6弦がないことを除けば、ギターを同じ感覚で演奏ができますよ。

ギタリストがウクレレを演奏するメリットとして感じるのは、まず一番にその音色でしょう。

ウクレレはナイロン弦を使用していますが、クラシックギターとはまた違うサウンドなので、ギターとウクレレを使い分けることができるとライブなどの際にかなり幅広い音楽を提供できます。

そしてウクレレを練習することで、ギターの4〜1弦についても理解が深まるというのもメリットのひとつです。

ウクレレのコードをそのままギターに転用できるので、ウクレレでおもしろいコードフォームを発見したら、ギターでも使ってみましょう。

ギターとウクレレは親戚関係にある楽器だと思いますので、ご興味がある方はぜひ演奏してみてくださいね。