偉大なギタリスト、故・hideの命日に想う
今は亡き日本のギタリスト、hide(ヒデ)を皆さんご存じでしょうか?
「名前は聞いたことある!」って人も多いと思いますが、わたくしが音楽の世界に飛び込んだきっかけも、実はこのギタリストでした。
「hideってどんな人なの?」
正直紹介しきれないのですが…よく知らない人にもわかりやすくご紹介できればと思います。
hideのここがすごい

http://www.hide-city.com/
ギターをおもちゃのように扱う・濃密なライブパフォーマンス
初期のギターのプレイスタイルは、歪ませたギターに高速の刻み・早弾きといったヘビィメタルスタイル。
相当練習しないと弾けないフレーズやリズムだらけで、始めたときから身から離さず、ギターが大好きでずっと弾いていたことが理解できます。
ギターっていうのは弾けば弾くほどうまくなるんだなってやっぱりそういう時に感じる、だから練習は学校から帰ってギターを弾いて飯食ってギターを弾いてって言うのが基本姿勢だと思う。
hideのプレイスタイルは、単純に上手いだけではありません。
さまざまなエフェクトを使った音色、レコーディングでの録音テクニック、プレイ以外の部分にもこだわりを詰め込こんでいます。
ギターを演奏する上で必要な知識や技術のほとんどが出てきており、まるでロックの教科書なような存在です。
ライブでのパフォーマンスや音作りにも、それは見事に表れています。
楽曲・ファッションの多様さ
X JAPAN、ソロ名義ではhide、hide with Spread Beaver、zilchで活動されていましたが、過去発表した楽曲の多様さから、hideが音楽史に与えた功績の大きさが伺い知れます。
制作の仕方、レコーディング技術、日本語の歌詞へのこだわりまで、全神経を使って曲制作されています。
ファッションにおいては、奇抜なメイクや髪型が、当たり前かのように表現されています。
「考えてやっていると思われるけど、あまりなんも考えてやっていない」とhideは語っています。
視面的なところもきっかけになりファンになられた人も多いのではないでしょうか。
「ヴィジュアル系」という呼称はX JAPANの『BLUE BLOOD』のキャッチコピー「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」が起源だとされることが多い。
星子誠一は、雑誌SHOXXを創刊する際に、HIDEの言葉を引用して「ヴィジュアル&ハードショック・マガジン」というサブタイトルをつけ始めたのが始まりだと主張している
WHAT’S LEMONeD|LEMONeD SHOP
作って → 届ける → すぐ次のものを作る
この前向きすぎるチャレンジ精神とスピード感には圧倒されます。
容姿から想像がつかない優しさ
バンドメンバーやスタッフへの気づかい、そしてファンに対する行動力は、高く評価されています。
アーティストと呼ばれる人たちは多かれ少なかれ、普段の自分とアーティストの自分の二面性を兼ね備えているものだが、hideはとくにその差が激しかった。
メイクをして衣装を着てからも、楽屋にいる時には普段と同じようにスタッフにジョークを飛ばしている。
それが、いったん、スポットライトを浴びたり、カメラのシャッターが動きだした途端、瞬時にしてロック・スターの表情に変わるのだ。
参考:【感動エピソード】 X JAPAN hideと難病の少女との交流 | LAUGHY [ラフィ]
参考:2人が語るhide:LUNA SEA J「俺にとっては兄貴のような存在」
最後に
正直まとめて、hideの魅力を書ききれません…が
後輩・先輩を問わずのミュージシャンからも絶大な支持され、hideが音楽シーンに与えた衝撃は、いまも伝説となっています。
今もさまざまな人の心で生き続けており、わたくしもその一人です。
ライタープロフィール
スタジオラグ スタッフ
きんや
京都河原町三条に位置する、リハスタのスタッフです。
バンド練習に適したデッドな音響のリハーサルスタジオ。
プロによる音楽教室。
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あなたの一番店になるために「スタジオラグらしさ」を追求してまいります。
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