日本国内で活躍するインストのフュージョンバンドまとめ
フュージョンは1970年代前後に生まれた音楽ジャンルで、ジャズをベースに、ロックやファンクなどの他の音楽ジャンルを混ぜ合わせているのが特徴です。
ギターのテクニカルなソロやベースやドラムのグルーヴィーなフレーズ、伸びやかで力強いサックスが奏でるメロディライン、流麗で聴き入ってしまうようなキーボードなど、その魅力は一言では語りきれません。
この記事では、そんな奥深い魅力をもつフュージョンバンドの中でも、国内で活躍してきたインストバンドに焦点を当てて紹介していきますね!
実は日本国内では、海外に負けないくらいたくさんの名プレーヤーが活躍しているんです。
フュージョンファンの方はもちろん、これからフュージョンを聴くという方もぜひご覧ください。
- 【2025】邦楽のおすすめフュージョンバンドまとめ
- 【2025】おしゃれでかっこいい日本のインストバンドのススメ【魅惑のサウンド】
- 邦楽フュージョンの名曲~懐かしの曲から近年のオススメ曲まで~
- 邦楽インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲
- フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲
- 【プロが選んだ!】ジャズ・フュージョン界の偉大なベーシスト10名
- 日本の有名ベーシスト
- テンション爆上げ!ゆとり世代におすすめの盛り上がりソング
- 【日本】和を感じられる邦楽・和風テイストなJ-POPまとめ
- 和風の明るい雰囲気の曲。和のテイストを持ったJ-POPまとめ
- 【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】
- ジャンル別の盛り上がるバンドの曲
- 【スラップ・グルーヴ感満載!】ベースがっこいい曲まとめ
- 車内空間を彩ってくれる!ゆとり世代の方におすすめのドライブソング
日本国内で活躍するインストのフュージョンバンドまとめ
アリババスペース・サーカス

ベーシスト岡野一さんの超越したベーステクニックが聴きどころの一つであるスペース・サーカス。
まさにサーカスのようなサウンドが売りのプログレッシブフュージョンバンドです。
1978年、79年にアルバムは2枚発表されただけで、その後解散。
1978年に公開された映画『高校大パニック』の音楽も担当しました。
メジャーでキャッチーなサウンドではありませんが、そこがまたかっこいいです。
当時のサウンドをまた聴いてみたいですよね。
As You LikeThe Jazz Avengers

世界に誇る8人の日本人女性ミュージシャンが集結したジャズ・インストバンド、The Jazz Avengersです。
2021年にリーダーの川口千里さんが中心となって結成され、サックスやドラムス、ギターなど卓越した実力と個性を持ち寄った斬新なサウンドを展開しています。
アルバム『THE JAZZ AVENGERS』で2023年4月にメジャーデビューを果たし、その後も精力的な活動を続けています。
5歳でドラムを始めた川口さんが13歳で世界的なドラム関連サイトでトップドラマーに選出されたエピソードは、彼女たちの圧倒的な実力を物語っています。
SDGsの理念に基づき男女格差の解消にも取り組むなど、音楽の枠を超えた活動も展開。
ジャズ、ファンク、フュージョンを基盤に、新しい感性で楽しみたい方にぴったりのバンドです。
Ancient CapitalDEZOLVE

2014年に結成された4人組インストゥルメンタル・フュージョンバンドDEZOLVEは、若い感性と卓越した演奏技術で新たな表現を追求しています。
2018年2月にアルバム『PORTRAY』でキングレコードよりメジャーデビューを果たし、フュージョンの枠を超えた独自のサウンドで注目を集めているのですね。
3歳からピアノを学んだギタリストの北川翔也さんは、2017年にソロアルバム『ザ・ニュー・デイ』をリリース。
ベーシストの兼子拓真さんは17歳で全国ベースオーディション大会「BIT MASTERS 2015」のマスターズ部門最年少ファイナリストに選出されるなど、各メンバーの実力は折り紙付きです。
ジャズやロック、ポップスの要素を取り入れた彼らの音楽は、心地よい余韻と共に楽器の魅力を存分に味わえる一枚として、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりです。
All of youLiquid Stella

2019年に結成された3人組インストゥルメンタルバンド、Liquid Stellaのサウンドは、まさにジャズとポップスの魅惑的な融合です。
山崎想太さん、近藤凛太朗さん、杉村謙心さんという実力派メンバーが奏でる洗練された音楽性は、2023年にリリースしたアルバム『AUTHENTIC』で見事に開花。
同作は90万回を超える再生回数を記録し、Spotifyの公式プレイリスト「Jazz Fusion Japan」でカバーアーティストにも選出されました。
ASMRアーティストのちぇるしーさんをゲストに迎えた楽曲でも話題を集め、2025年2月にはBLUES ALLEY JAPANでの5周年記念ライブも成功。
ジャズを基盤としながら、心地よい空気感とキャッチーなメロディを追求した彼らの音楽は、穏やかな時間を過ごしたい方にぴったりです。
READY TO FLYサディスティックス

1976年から1978年まで活動していたバンドで、高橋幸宏さんがドラム、高中正義さんがギター、後藤次利さんがベース、今井裕さんがキーボードを担当するという豪華メンバー。
サディスティック・ミカ・バンドが1975年に突然解散し、そのバックメンバーだった彼らが結成したバンドです。
もともと多忙なメンバーだったためもあって1978年には活動を休止してしまいました。
高橋幸宏さんが亡くなり、このメンバーでの演奏が決して見られなくなったのは残念ですね。
VaisravanaEar Candy Jazz Factory

スムースジャズの魅力を余すことなく伝える実力派ユニット、Ear Candy Jazz Factoryをご紹介します。
中心人物の成田玲さんは、アジアを代表するスムースジャズアーティストとして知られ、ドラマーの佐藤奏さん、ベーシストの櫻井奈穂子さんとともに、洗練された音楽性で多くのファンを魅了しています。
ファンクやフュージョンの要素を取り入れた心地よいリズムとメロディーは、国内外のジャズフェスティバルやクラブイベントで高い評価を受けています。
studio luna azulレーベルを主宰する成田さんの作編曲は、豊かなハーモニーと表現力に溢れ、若手実力派の佐藤さんと、ジャンルを超えて活躍する櫻井さんとのセッションは、まさに必聴もの。
リラックスした気分でジャズを楽しみたい方や、洗練された演奏に触れたい方にピッタリのサウンドです。