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日本国内で活躍するインストのフュージョンバンドまとめ

フュージョンは1970年代前後に生まれた音楽ジャンルで、ジャズをベースに、ロックやファンクなどの他の音楽ジャンルを混ぜ合わせているのが特徴です。

ギターのテクニカルなソロやベースやドラムのグルーヴィーなフレーズ、伸びやかで力強いサックスが奏でるメロディライン、流麗で聴き入ってしまうようなキーボードなど、その魅力は一言では語りきれません。

この記事では、そんな奥深い魅力をもつフュージョンバンドの中でも、国内で活躍してきたインストバンドに焦点を当てて紹介していきますね!

実は日本国内では、海外に負けないくらいたくさんの名プレーヤーが活躍しているんです。

フュージョンファンの方はもちろん、これからフュージョンを聴くという方もぜひご覧ください。

日本国内で活躍するインストのフュージョンバンドまとめ(1〜10)

TAKE OFFプリズム

1970年ごろから活動していた前身バンドが元となり、1975年にギターの和田アキラさん、ベースの渡辺建さん、キーボードの久米大作さんと伊藤幸毅さん、ドラムの鈴木”リカ”徹さんの5人によって結成、1977年にギターの森園勝敏さんを加えた形でアルバムデビューします。

オリジナルの個性的な曲が人気を呼び、日本のフュージョン界でよく知られたユニットとなりました。

メンバーチェンジを繰り返しながら活動を続けていましたが、和田さんの病気と逝去にともない、2018年から活動は停止されています。

SEA LINE “RIE”角松敏生

角松敏生 SEA LINE(20thリベンジ)
SEA LINE "RIE"角松敏生

ギタリストで、シンガーソングライターの角松敏生さん。

彼は1981年の『SEA BREEZE』、1982年の『WEEKEND FLY TO THE SUN』、1983年の『ON THE CITY SHORE』の三部作がとても高い評価を受けているアーティストなんです。

彼の音楽性は、南の島を連想させるような開放的なものから、大人の恋愛をイメージさせる深い世界観のものまでさまざま。

特にギターのフレーズにはテクニカルなものも多く、そこに注目して聴いてみるのもオススメです!

Believinナニワエキスプレス

NANIWA EXP ” Believin’ ” Crossover Japan’05
Believinナニワエキスプレス

1982年にメジャーデビューしてから、1986年に解散と短い活動期間のように思えますが、実際は1977年ごろから今のメンバーに近い状態でライブ活動は始められていたナニワエキスプレス。

関西メンバーによる関西発信のフュージョンバンドとして人気を得ました。

解散後、2002年から活動を再開、2003年にはアルバム『life of music』が発売されました。

メンバーの病気や復活など、困難を乗りこえながら活動されています。

日本国内で活躍するインストのフュージョンバンドまとめ(11〜20)

アリババスペース・サーカス

ベーシスト岡野一さんの超越したベーステクニックが聴きどころの一つであるスペース・サーカス。

まさにサーカスのようなサウンドが売りのプログレッシブフュージョンバンドです。

1978年、79年にアルバムは2枚発表されただけで、その後解散。

1978年に公開された映画『高校大パニック』の音楽も担当しました。

メジャーでキャッチーなサウンドではありませんが、そこがまたかっこいいです。

当時のサウンドをまた聴いてみたいですよね。

「名探偵コナン」メインテーマ大野克夫バンド

コナンBGM No 1 「名探偵コナン メイン・テーマ」
「名探偵コナン」メインテーマ大野克夫バンド

『太陽にほえろ!』や『名探偵コナン』の曲といえば、この大野克夫バンドですね。

独特のサウンドを聴けば、彼らだ、とわかるものがあります。

もともと井上堯之バンドに所属していた大野克夫さんは、1980年の井上堯之バンドの解散により、それを引き継ぐ形でこのバンドを始めました。

『太陽にほえろ!』の音楽を引き継いだのもそのころです。

大野さんは父が尺八の師匠、母が琴の奏者という音楽一家に生まれ、堀川音楽学校を卒業しておられます。

いつまでも日本人の心に残る音楽を作っていってほしいですね。

HERCULESParachute

松原正樹 / HERCULES / PARACHUTE
HERCULESParachute

1979年から続く息の長いフュージョンバンドがこちらPARACHUTEです。

『音楽はスポーツだ』をキャッチフレーズにしたユニットで、林立夫さん、斎藤ノブさん、マイク・ダンさん、松原正樹さん、今剛さん、安藤芳彦さん、小林泉美さんのメンバーでデビュー。

のちに小林さんの代わりに井上鑑さんが加わりました。

『音楽はスポーツだ』とうたってはいますが、比較的落ち着いた円熟味を増したユニットといった印象です。

2016年に松原さんが急逝され、ショックを受けたファンの方も多いのではないでしょうか。

READY TO FLYサディスティックス

1976年から1978年まで活動していたバンドで、高橋幸宏さんがドラム、高中正義さんがギター、後藤次利さんがベース、今井裕さんがキーボードを担当するという豪華メンバー。

サディスティック・ミカ・バンドが1975年に突然解散し、そのバックメンバーだった彼らが結成したバンドです。

もともと多忙なメンバーだったためもあって1978年には活動を休止してしまいました。

高橋幸宏さんが亡くなり、このメンバーでの演奏が決して見られなくなったのは残念ですね。