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初心者のためのライブチケットの入手方法と特徴。メジャーアーティスト編

初心者のためのライブチケットの入手方法と特徴。メジャーアーティスト編

今回はライブチケットの入手方法と、各種方法のメリット・デメリットをご紹介します。

至極初歩的な話から、ライブ初心者の方のために順を追ってわかりやすく説明いたします。

CD購入者先行

全国ツアーなどの場合、CD(アルバム)をリリース後、そのアルバムを引っさげて公演を行うケースがあります。

その場合、先行して発売されたアルバム(の主に歌詞カードの中)に先行案内が封入されていることが多いです。

この先行はCD購入者が対象ではあるものの、ファンクラブ先行やモバイル会員先行でチケットを入手できなかったファンがこぞって狙ってきますので若干倍率は高くなります。

ファンクラブ会員やモバイル会員になるほどの熱意のあるファンは、大概CDを購入しますから。

しかし一般客は見逃しがちな先行なので、これより後に行われる先行より圧倒的に取りやすいと思います。

CD購入者先行のメリット

CD購入者先行のデメリット

公式ホームページ先行

一般発売の数週間前頃、アーティストの公式ホームページに掲載される先行がこの公式ホームページ先行です。

一般プレイガイドでの戦いの前の最後の入手方法となりますので、まだ入手できていない場合はここで確実に仕留めましょう。

これまでの先行とは違い、チケットの入手にかかるお金以外は無課金であることが多いですが、徐々に一般客の目に触れ始めますので、倍率はうなぎ登りとなるでしょう。

抽選や先着などさまざまなケースがありますので、できるだけ早く先行内容を確認する必要があります。

公式ホームページ先行のメリット

公式ホームページ先行のデメリット

プレイガイド先行

一般発売前のいわゆる「先行販売」の最後の入手方法です。

チケットぴあイープラスローチケなどのプレイガイドに無料会員登録をし、抽選エントリーをできます。

(まれに先着先行も有り)

無料会員が参加できる分、人気公演だと当選がかなり困難となります。

また、ファンや一般客だけでなく、転売目的の層もこぞって参加してくるので、SOLD OUTが予想される公演ではかなりの激戦となるでしょう。

この様な人気公演は一般発売で購入するのはよほど手なれていないと難しいので、プレイガイドのアカウントを持っている友人などに先行エントリーに協力してもらうことをオススメします。

余談ですが、以前は「イープラス最大枚数最強説」(イープラスの先行で最大枚数(たとえば1人につき1~4枚までエントリーが可能だとしたら、4枚)でエントリーをし当選すると、良い席が回ってくる)なんてものがありました。

結構有名な話ですよね。

実際以前はこれで良い席が回ってきていました……が、どうやらここ最近この最強説は崩れているようです。

完全に運任せですね。

プレイガイド先行のメリット

プレイガイド先行のデメリット

一般発売

各種プレイガイドにて行われる、先着順の入手方法です。

主にインターネットを利用し、プレイガイドのホームページから直接会場や枚数などを選択して購入します。

早い者勝ちなのでできるだけ回線の早いPCを利用したり、スマートフォンではなく回線数の少ないガラケーを利用したり、ネット環境に自信がなければいっそロッピーやファミポートなどコンビニに設置してある端末から直接購入をする方が勝率が高くなるでしょう。

ちなみに同じことを考えている人はたくさんいますので、チケット発売開始時間(午前10時が多い)より早めに端末の前にスタンバイしましょう。

(チケット取りに関係のないお客さんが後ろに並んだ場合は、必ず譲ってあげてくださいね。

また、人気公演だと瞬殺(一瞬で売り切れること)も珍しくありません。

が、ここで諦めず、“予約流れ”(購入画面まで進んだものの、最終購入ボタンを押す前に回線が途切れた等の理由で購入されなかったチケット)や“入金流れ”(購入確約まで済ませたものの、入金締め切り期日までに入金を済ませず、購入されなかったチケット)を狙って根気強くページをチェックしましょう。

最後は諦めない人が勝ちます。

一般発売のメリット

一般発売のデメリット

さいごに

以上、チケット入手方法の主なケースを紹介しました。

他にもアーティストによってさまざまな先行方法があると思います。

また、チケットがSOLD OUTしなければ当日券の販売もあります。

公式ホームページをしっかりチェックして、行きたい公演に確実に行けるようにしましょう。

その日のライブはその日しかありませんし、次あったら行けばいいやと思っていても、活動休止に解散や引退となれば二度とそのアーティストのライブを見ることができない可能性もあります。

今はチケット入手にもインターネットでの抽選エントリーや購入、クレジットカードでの支払いが可能となり、自宅でチョチョイと申し込みができるとても便利な時代になったなぁ、と思います。

昔は電話がメインの手段でしたので、家の電話より回線が繋がりやすいとうわさの公衆電話まで出掛けて延々テレフォンカードを差し込み続け、なんとか一般発売を乗り越えたものです。

ぴあの店舗に早い時間から並んだこともありました。

かなりの体力を消費する我慢勝負でした。

なんとファンクラブ先行もプッシュ回線の電話でエントリーしていました。

当然ながら当落確認も電話でしたので、複数公演をエントリーした時は本当に大変でした。

結果を調べるのに何時間も費やしたことがあります。

「残念ながら、ご希望のチケットはご用意できませんでした」という自動音声を聞く度に、電話代返せ!!

と思ったものです(笑)。

昨今は気軽に入手できるようになった分、変な転売屋も増えました。

チケットを転売屋から高額で入手したところでアーティストには1円の得にもなりません。

また、詐欺などのトラブルに巻き込まれることも少なくありません。

最近では主催側が規制を強め、転売席を特定して入場を断られることもあります。

挙げ句の果てにブラックリストに入れられる、なんてことも。

そうなればせっかく入っていたファンクラブは強制退会となり、二度と先行販売には参加できません。

売った側も買った側もさまざまなペナルティーがあります。

チケットは必ず正規のルートで入手するようにしましょう。

自力で頑張って入手したチケットで見るライブは、転売チケットで見るものよりも絶対に特別な公演となりますから。

ライタープロフィール

Rico.

ライター

Rico.

そこら辺のOL。

幼少期からロックを聴いて育った生粋のロック好き(主にVロック)。

現在はヴォーカリストのSHINさんに心酔中。

他、L'Arc~en~Ciel、LUNA SEA、X JAPAN、GACKTと90年代を引っ張ってきたおじさまたちに夢中。

(ロキノンも聴きます) 音楽漬けと見せかけて、某ねずみの国の年パス片手に日々遊んでいます。

ブログ:http://www.ricolog.tokyo

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