【ドラマーのための】「叩いてみた」を格安で作る2つの方法。前編
いらっしゃいませ、今回はあなたがドラムで「演奏してみた(叩いてみた)」を作ったりドラムのレコーディングをする場合に筆者が考えうる限りの最低限のコスト(出費)で作成する方法をご紹介したいと思います。
後編はこちら→「あなたが「叩いてみた」を格安で作る2つの方法 後編」
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ドラムマイクセットの用意
録音するスタジオを選べる
そして3つ目の理由として「録音するスタジオを選べる」というメリットもあります。
あなたが好きなドラムセットの置いてあるスタジオに、必ずしもレンタルできるドラムマイクセットが置いてあるとは限りません。
さらにあなたがスタジオを予約する時は大抵の場合は個人練習で入ることが多いと思いますが、個人練習の値段もスタジオによってバラツキがあります。
自分の住んでいる地域には比較的個人練習の料金が高いスタジオにしかレンタルマイクセットが置いてなかった……ということもありえます。
さらにマイクケーブルやマイク本体も無料で貸し出せる本数に限界があるスタジオもありますので、自分のマイクセットは持っているに越したことがないのではないかと筆者は考えます。
PC環境
今やバンドマンにとってはPC環境は必須になってきたと筆者は感じています。
ですので音楽をやるためにはPCは可能な限り高スペックな方が良いと筆者は考えますが、今回のケースではドラムの音源を編集するだけの簡単な作業なのでそこまで高級な物ではなくても良いと思います。
実家にあるような家族共用のデスクトップPCでも良いですし、大学入学時に支給されるノートPCでも充分に問題ないと筆者は考えます。
音楽編集ソフト
こちらはZOOM R16の購入時に付属している「Cubase LE」を使用します(既に他の音楽編集ソフトを持っている方はそちらを使用していただいて問題ありません)。
基本的な編集であれば付属のソフトで全く問題ありませんが、もし今後本気で音源の編集やレコーディング、ミックスなどを続けていく可能性がある人はプロクオリティの制作に使えるDAWソフトを購入することをオススメします。
こちらのStudio Oneは高品質ながら他のDAWソフトよりもリーズナブルに購入できる逸品です。
データの取り込み方としては、ZOOM R16に録音したデータを保存したSDカードのデータをカードリーダーからPCに取り込みます。
そのデータをCubase(または他の音楽編集ソフト)に取り込み、元の音源と合わせていきます。
ドラム自体の音色や音量バランスを整え、元の音源とバランス良くなじむように調整していきます。
詳しいドラムのミックスの方法については別の記事で解説していきたいと思います。
動画編集ソフト
こちらはそこまで細かい編集をするのでなければ無料のソフトで特に問題はありません。
「Windows ムービーメーカー」や「AviUtl」などの標準的な機能を備えているフリーソフトであれば問題はないと筆者は考えます。
カメラ(スマートフォン)で撮った映像をPCに取り込み、作成した音源と映像のタイミングを合わせていきます。
そして作成した動画データを一番高画質な状態で書き出します(こだわりがなければMP4とWMVのどちらのファイルでも基本的には構いません)。
そしてYouTubeやTwitterに投稿するのであれば、そのデータをそのままYouTubeやTwitterに投稿すれば完了です。
ニコニコ動画の場合はニコニコ動画用に動画サイズに変換(エンコード)をする必要があります。
この場合はこちらのフリーソフトを使うと良いと思います。
つんでれんこ
おわりに
一昔前まではドラムのレコーディングはとても難しいもので、レコーディングスタジオなどに行かないとしっかりしたものはできないと考えられていました。
さらに最近自分達だけでレコーディングをしようという人たちの場合でもまずノートPCを用意し、8チャンネル以上のオーディオインターフェースも用意し……と、これだけで10万円近くコストが掛かってしまうような録り方をされる方も多くいらっしゃいますが今ではそこまでコストを掛けずに、ドラマーの皆さんにとっても非常に敷居が下がってきているのではないかと思います。
ですが今回ご紹介したものでも最低限必要なZOOMのR16だけでも¥30000ほどしますので、さらにお金をかけずにドラムを撮りたい!
という方には次回でさらに別の方法をご紹介したいと思います。
後編はこちら→「あなたが「叩いてみた」を格安で作る2つの方法 後編」
ライタープロフィール
ドラマー
湯山祥太郎
東京都出身。
アニメ「ソードアートオンライン2(SAO2)」の作曲者がリーダーを務めるバンドの「ヌクヌク企画」にドラマーとして所属しています。
他にもサポートミュージシャンとして活動し、ボーカリスト、ギタリスト、ベーシスト、ドラマー、作曲家としても活動し、ミックス業務も行います。
あと和太鼓を現在もやっていて、トータルで20年以上やっています。
最近は自身のプロジェクト「S.E.L.F (Say Encore, Lady Father) 」 にて現在はELLEGARDEN、MONOEYESの全楽曲、全パートをカバーした動画を中心に投稿しています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtYPtF5xwAVSTXcKYi24m1iPXQ9er7FFu
さらに初心者バンドマンとミュージシャンのためのメディア「あどかへ」を運営しています。
「あどかへ」の名前の由来は、RPG初心者のための情報収集場「冒険者の酒場」の「冒険者(アドベンチャー)」と藤井組さんの伝説的web漫画「かへ」から。
(「かへ」とは作中において主人公のおじいちゃんが「カフェ」を訛って発音したもの)初心者バンドマンや現役ミュージシャンにとって良い情報収集の場になるようにとの思いを込めて名付けました。
Twitter:SHOTAROT3T

