心に刻みたい音楽家の名言。挫折から希望が見える言葉たち
音楽は私たちの心を癒やし、力づけてくれるものですが、音楽家たちの残した言葉もまた、人生の道標となる大きな力を持っています。
才能と情熱を注ぎ込んで音楽と向き合ってきた彼らだからこそ、その言葉には深い重みと説得力があるのではないでしょうか。
挫折や困難に直面したとき、迷いや不安を抱えたとき、音楽家たちの魂の言葉は私たちの心に光を灯してくれます。
今回は、そんな心に響く音楽家たちの珠玉の名言をご紹介します。
心に刻みたい音楽家の名言。挫折から希望が見える言葉たち(1〜10)
「あの頃はよかった」って?それはお前が止まっとるんじゃ。吉野寿

1988年に結成された3ピースロックバンド、eastern youthのボーカルギターを務めるミュージシャン、吉野寿さん。
「『あの頃はよかった』って?それはお前が止まっとるんじゃ」という名言は、つい武勇伝を語ってしまう方であれば耳が痛いのではないでしょうか。
今よりも昔の方が良かったと感じるということは、自分が成長していないことを言って回っているのと同じですよね。
過去よりも現在の方が良いと思える努力を続けているからこそ未来にも希望が持てると教えてくれるメッセージです。
練習とは追求。そして、本番を楽しむための準備。渡辺貞夫

ナベサダの愛称で知られ、ジャズやフュージョンの世界で活躍しているサクソフォーン奏者、渡辺貞夫さん。
「練習とは追求 そして、本番を楽しむための準備」という名言からは、90歳を超えてもたゆまぬ努力を続ける渡辺貞夫さんの美学を感じますよね。
どれだけ練習しても満足することなく追求を続け、その時間があるからこそ本番で余計なことを考えずに楽しめるというメッセージは、音楽に限らずあらゆることに共通するのではないでしょうか。
練習や努力が苦手という方に贈りたい、準備の大切さや価値を教えてくれる言葉です。
一つのことに人生をかけるって、本当に美しい。葉加瀬太郎

1996年に開催されたセリーヌ・ディオン氏のワールドツアーに参加したことも話題となったバイオリニスト、葉加瀬太郎さん。
「一つのことに人生をかけるって、本当に美しい」という名言は、まさに音楽を生業としている葉加瀬太郎さんにふさわしい名言ですよね。
人生の全てを賭けられるものに出会い、全力で向き合えることの尊さは、言葉では言い表せない美しさがあるのではないでしょうか。
誰にでも出来ることではないだけに憧れてしまう生き方を表した名言です。
みんな平和について語るけど、誰もそれを平和的な方法でやってないんだ。ジョン・レノン

ビートルズの中心人物としても知られているイギリス出身のシンガーソングライター、ジョン・レノン氏。
「みんな平和について語るけど、誰もそれを平和的な方法でやってないんだ」という名言は、人類の歴史の中で今も繰り返されている戦争について考えさせられる言葉ですよね。
それぞれに正義や理由があることは前提として、平和を叫びながら戦って得たものは、本当の平和と言えるのでしょうか。
人間の愚かさに対する憂いやもどかしさを感じさせるメッセージです。
苦悩を突き抜け歓喜に至れ。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

日本では楽聖とも称され、音楽史における最重要人物の一人として数えられているドイツ出身の音楽家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン氏。
「苦悩を突き抜け歓喜に至れ」という名言からは、目標を達成するにあたっての覚悟を教えてくれていますよね。
どんな苦労や困難が立ち塞がろうとも、それを越えれば明るい未来が待っているというメッセージは、心が折れそうな時に支えてくれるパワーになるのではないでしょうか。
夢や目標を持っている人にこそ響くであろう、珠玉の名言です。