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対人恐怖症とピアノを人前で演奏することについて

対人恐怖症でも人前でピアノ演奏ができるようになるために、ここ数日自分で考えてみたことをまとめてみました。

ぜひ参考になれば幸いでございます。

その2.人前でたくさん演奏する

ピアノ発表会

http://www.irasutoya.com/

人前でピアノを演奏することがうまくなるためには、やはり人前で演奏することが重要でしょう。

ある意味当たり前ですが、意外とアマチュアのピアノ弾きの方々はここを蔑ろにしているのでは?

と思いました。

僕の場合、過去のエントリでも書いた通り、現在ピアノを習っていない独学ですが、早いところピアノの先生に師事したい、と思っております。

はっきり言って、人前で演奏するのと、自宅の電子ピアノに向かって1人で黙々と演奏するのとでは天と地の開きがあるように思います。

緊張する性格であればあるほど、この人前演奏と1人演奏の「乖離(かいり)」があると思いますが、この差をたくさん人前で演奏することによって縮めていくのです。

多分人前でたくさん演奏することによって、普段の1人での練習のときにも「人前」を意識することができるようになり、いっそう集中して練習ができるようになると思いました。

そういった意味では「ピアノサークル」で緊張しながらも演奏して少し挫折経験を味わうことは必要なのかもしれません。

つまり、僕のピアノサークルでの演奏は「人前で演奏する練習の一環」と捉えれば、これを続けていくことで得られるものは大きいと思いました。

その3.メンタルトレーニングをする(マインドフルネス瞑想、呼吸法など)

瞑想

http://www.irasutoya.com/

今度は方向性を変えて、メンタルトレーニングをする、です。

人前で演奏する、スピーチをするなどでアガってしまう人は「緊張していない」と思い込むことでむしろ「緊張」がクローズアップされてしまい、「緊張」の悪循環に嵌っていく人が多いと思います。

確かに「緊張」というものは適度に必要だと聞きますが、過度に緊張して今現在自分がやっていることが分からなくなるというのはNGの緊張の仕方だと思います。

Googleなどでも取り入れているとされる「マインドフルネス瞑想(めいそう)」は、「自分の過去や未来を見つめるのではなく、雑念を受け流し、今現在を感じる」というコンセプトとのことです。

【読書感想文】ピンチに強い脳の鍛え方(岩崎一郎)を読んでレジリエンスを強める

に一部書きましたが、「現在に集中する」ということは、人前でピアノを弾いている時に「ピアノを弾くことに集中する」ということであり、このマインドフルネス瞑想をやることは理にかなっている、と個人的に思いました。

実際、眠れない夜などにこのマインドフルネス瞑想をすると、過去の失敗とか、未来の不安を受け流すことができ、よく眠れるようになりました。

マインドフルネス瞑想は「集中力がつく」と謳って(うたって)いますが、集中力がつけば、人前での演奏も「緊張」が気にならなくなると思います。

呼吸法を体得することも重要です。

これはマインドフルネス瞑想でも呼吸法が重要なのと同じことです。

ピアニストのイーヴォ・ポゴレリチが演奏するブラームス:3つの間奏曲、ラプソディ他

を聴いていたら、フレーズごとに深く呼吸をしている音が入っていました。

当時このアルバムが発売された時は僕もまねしてピアノを弾いている時にわざわざ呼吸の音を出してみたりしていましたが、これは理にかなったことだったのですね。

フレージングごとに呼吸を切り替えることで集中力が増すようです。

(余談ですが、このブラームスのCDはすごい遅い演奏にも関わらず、一音たりともおろそかにしない集中力が目に見える好演となっています)

最後に

以上3つは自分で調べたり考えたりした「対人恐怖症の人間が人前でピアノを演奏できるようにする方法」ですが、これらの方法を試しつつ、本当に成果が出るかを検証していきたいと思います。

なにか新しい克服方法があったら、また記事を書きたいと思います。

読んでいただきありがとうございました!

ライタープロフィール

ブロガー

ミヤガワ

ピアノや読書を中心に、日々の気になったことをブログに書いています。

ウェブサイト:http://piano6789.hatenablog.com/entry/kintyou/taijinnkyoufushou

ブログ:http://piano6789.hatenablog.com

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