【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介
ピアノ教室に通う方の大半が経験する「発表会デビュー」。
初めてのピアノ発表会には、誰もがワクワクした気持ちと同時に緊張や不安を抱えながらチャレンジするものです。
発表会の曲は先生が提案してくれる場合もありますが、「これを弾いてみたい!」と思う曲があれば、積極的に提案してみるのもアリ!
この記事では、初心者から初級者向けの発表会におすすめの作品をたっぷりご紹介します。
「メリハリのある子供向けの短い曲」「みんなが知っている発表会の定番曲」「初心者の大人向けのピアノ曲」など、発表会デビューにピッタリの曲を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(1〜10)
カノンJohann Pachelbel

『パッヘルベルのカノン』としておなじみの、ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベル作曲の名曲!
穏やかで美しい曲調は、大人から子供まで幅広い年代のピアノ学習者の心をとらえています。
シンプルで美しいコード進行は「カノン進行」と称され、J-POPや洋楽など他ジャンルの作品にも取り入れられています。
心にすっと染みこむやさしいメロディは、大人になってからピアノを始めた方々からも大人気!
誰もが知っている名曲を発表会曲に選んで、デビューの舞台を記憶に深く刻みましょう。
フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲「きらきら星変奏曲」Wolfgang Amadeus Mozart

『きらきら星変奏曲』として親しまれているヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲』は、1778年当時流行していた恋の歌の旋律をモチーフとして作られた作品です。
テーマは多くの子供たちが発表会で演奏している定番のメロディですが、後半に向かうにつれて複雑な変奏になり、技術的にも難しさが増していきます。
最終的にはすべての変奏を弾けるようになるのがベストですが、初めての発表会であれば、弾きやすい変奏のみを抜粋で演奏するのもオススメですよ!
さんぽ久石穣

1988年に公開されたアニメ映画『となりのトトロ』のオープニングテーマである『さんぽ』は、映画の公開から数十年経過しているにもかかわらず、発表会の定番曲として不動の人気を誇る一曲です。
生徒さんから聞こえる「トトロが弾きたい!」の声は、ピアノの先生たちにとってもはやお決まりのフレーズ。
さまざまなアレンジの楽譜が販売されているため、それぞれのレベルに合った楽譜を探しやすいのも、人気の理由の一つかもしれませんね。
音楽の玉手箱 作品32Anatoly Lyadov

「おどけたワルツ」や「オルゴール」の別名で呼ばれることもある作品。
この曲の特徴は「機械的に演奏しろ」と指示されていることです。
ロマン主義時代のロシアの作曲家、指揮者であるリャードフが、いかにオルゴールのような音が再現できるか試みたために、そのような指示が書かれています。
始めから規則正しく8音符が並び、休符を挟む事でシリンダー・オルゴールの微妙な仕掛けが目に浮かんできます。
オルゴールの音をイメージしながら演奏したい1曲です!
組曲「スペイン」より前奏曲Isaac Albeniz

スペインの作曲家・ピアニストであるアルベニスの作品。
この『スペイン』という曲集は「6つのアルブムブラット」という副題をもち、6つの小曲からなっています。
簡素な書法でかかれていながらも、スペイン音楽の要素がふんだんに使われています。
第1曲である『前奏曲』は、冒頭からユニゾンで奏され、こぶしをきかせた魅惑的な音の動きに心がひきこまれていくような作品です。
フラメンコなどで使われているスペイン音楽の「ミの旋法」が使用されており、イスラムの香りが艶やかにたちこめます。
お人形の夢と目ざめTheodor Oesten
ドイツ・ベルリン出身のピアニスト・作曲家・ピアノ教師であるテオドール・エステン。
華やかな技巧と歌謡性豊かな旋律を融合した、詩的な標題を持つ作品が特徴的です。
この曲は、全6曲から成る『子供の情景 op.202』の第4曲として書かれた作品です。
曲は全体を通してハ長調で書かれ、4つの部分に分けられます。
それぞれに「子守歌」「人形眠る」「人形の夢」「人形の踊り」という英語による発想表記が書かれているので、情景を想像しながらそれが伝わるように演奏したいですね。
星に願いをLeigh Harline

ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として作られたこの曲。
夜空の星を思わせるような優しく美しいメロディーが特徴的ですよね。
言わずともしれた名曲で誰でもしているような旋律なので、はじめての発表会でも楽しく弾ける1曲ではないでしょうか?
映画を実際に見てみたり歌詞を読んでみたりして、この曲の世界観を理解した上で演奏したいですね。
さまざまなレベル、さまざまなアレンジの楽譜が出ているので、自分のレベルにあったものや気に入ったアレンジで挑戦してみてください!







