【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介
ピアノ教室に通う方の大半が経験する「発表会デビュー」。
初めてのピアノ発表会には、誰もがワクワクした気持ちと同時に緊張や不安を抱えながらチャレンジするものです。
発表会の曲は先生が提案してくれる場合もありますが、「これを弾いてみたい!」と思う曲があれば、積極的に提案してみるのもアリ!
この記事では、初心者から初級者向けの発表会におすすめの作品をたっぷりご紹介します。
「メリハリのある子供向けの短い曲」「みんなが知っている発表会の定番曲」「初心者の大人向けのピアノ曲」など、発表会デビューにピッタリの曲を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(71〜80)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第15番 「バラード」Johann Burgmüller

オープニングから神秘的な雰囲気が漂う優雅な一曲です。
ハ短調とハ長調の対比による物語性豊かな構成が魅力的で、切迫感のある前半から穏やかな中間部へと移り変わる展開に心を奪われます。
右手の連打音と左手の流麗な音型が織りなす情景は、まるで森の中を旅する孤独な旅人の姿を思い起こさせます。
ヨハン・ブルクミュラーは、豊かな表現力と技巧的な要素をバランスよく盛り込んでいます。
本作は、物語性のある作品に興味がある方や、ドラマチックな表現を楽しみたい方におすすめです。
1851年にパリで出版されたこの曲は、今なお多くの演奏家に愛され続けています。
ひよこのワルツCatherine Rollin

まるでひよこがダンスを踊っているようなかわいくて明るい曲。
この曲は『ビーニー動物園』という曲集に収められているのですが、この「ビーニー」というのはアメリカの動物のぬいぐるみのことです。
手のひらサイズで日本のお手玉のように中に豆が入っています。
そんな小さな動物たちが織りなす世界を想像しながら演奏したいですね。
曲の冒頭は左手がメロディー、中間部は右手がメロディーなので、伴奏が大きくなりすぎないようにバランスに注意しながら演奏しましょう。
こども音楽会 Op.210 第7曲「狩りの曲」Cornelius Gurlitt

子供らしいかわいらしさにあふれたコルネリウス・グルリットのピアノ曲集『こども音楽会 Op.210』。
第7曲『狩りの曲』は、小さな子供が野原を駆けまわっている様子を連想させるような、快活で明るい1曲です。
軽やかなスタッカートや音の粒をそろえて弾く連符、2音間のスラーなど、基本的なテクニックも含まれているため、発表会で立派に演奏できれば、これからピアノを続けていくうえでの大きな自信につながるはずです!
【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(81〜90)
スケルツィーノGeorg Philipp Telemann

1681年生まれのゲオルク・フィリップ・テレマンは、特に18世紀前半においてドイツやフランスで絶大な人気を誇り、クラシック音楽史上において最も多くの作品を作った作曲家としても知られている偉大な存在です。
86歳と当時としては非常に長生きしたことや、ヘンデルやバッハとの交流も有名ですね。
そんなテレマンの作品は日本でも大いに親しまれていますが、今回は陽気で楽しげな雰囲気と、右手と左手がどちらも旋律を奏でることが特徴的な『スケルツィーノ』を取り上げます。
初級の方は右手と左手の独立した動きや細やかな運指などにやや戸惑うかもしれませんが、技術的に難しいことはありませんし十分対応できるはず。
中間部の同じ音を連打する際の左手の力加減には注意して、あくまで軽やかに表現するようにしましょう。
子供のためのアルバム 作品68-16「はじめての悲しみ」Robert Schumann

静かにポロポロと涙を流すような切ないシーンが思い浮かぶ、『子供のためのアルバム』の第16曲『はじめての悲しみ』。
右手のもの悲しいメロディーを受け止めるように、左手の合いの手が入り、なめらかに進行していきます。
そして最後は、印象的な和音のフレーズで締めくくられます。
短い曲の中で、静かな悲しみと怒りの混じった悲しみ、両方を表現できれば、ワンランク上の仕上がりに!
「こんなことがあって悲しかったな」など、自分の身の回りのことと重ね合わせてみると、表現を付けやすくなりますよ!
子供のためのアルバム 作品68-2「兵士の行進」Robert Schumann

兵隊が足並みをそろえて行進する様子が目の前に浮かび上がるような、明るく快活な1曲!
『子供のためのアルバム』の第2曲『兵士の行進』は、和音と付点リズムの連続で構成されています。
和音の音すべてをそろえて弾くことに難しさを感じるかもしれませんが、ゆっくり丁寧に練習すれば、和音の音をすべてしっかりとらえられるようになります。
弾むようなリズムを体に覚え込ませるために、練習にリズム打ちを取り入れるのもオススメですよ!
紡ぎ歌Albert Ellmenreich

その生涯の詳細は不明ながら、19世紀のドイツにおいて宮廷劇場俳優にして作曲家であったというアルベルト・エルメンライヒが世に残した作品の中で唯一有名な作品が『紡ぎ歌』です。
ピアノの発表会における定番曲ですし、CM曲として起用されたこともありメロディを聴けばほとんどの方が一度は耳にしたことがあるでしょう。
そんな『紡ぎ歌』ですが、タイトル通り糸を紡ぐ、つまり糸車の動きを表現したややアップテンポで躍動的な旋律が特徴的です。
左手の伴奏は単調なパターンが続きますが、中間部のオクターブで変に力が入り過ぎないように、かつ単調になりすぎないように注意しましょう。
全体的に音の強弱をうまく表現できれば、かっこいい演奏ができますよ!





