【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介
ピアノ教室に通う方の大半が経験する「発表会デビュー」。
初めてのピアノ発表会には、誰もがワクワクした気持ちと同時に緊張や不安を抱えながらチャレンジするものです。
発表会の曲は先生が提案してくれる場合もありますが、「これを弾いてみたい!」と思う曲があれば、積極的に提案してみるのもアリ!
この記事では、初心者から初級者向けの発表会におすすめの作品をたっぷりご紹介します。
「メリハリのある子供向けの短い曲」「みんなが知っている発表会の定番曲」「初心者の大人向けのピアノ曲」など、発表会デビューにピッタリの曲を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(1〜10)
組曲「スペイン」より前奏曲Isaac Albeniz

スペインの作曲家・ピアニストであるアルベニスの作品。
この『スペイン』という曲集は「6つのアルブムブラット」という副題をもち、6つの小曲からなっています。
簡素な書法でかかれていながらも、スペイン音楽の要素がふんだんに使われています。
第1曲である『前奏曲』は、冒頭からユニゾンで奏され、こぶしをきかせた魅惑的な音の動きに心がひきこまれていくような作品です。
フラメンコなどで使われているスペイン音楽の「ミの旋法」が使用されており、イスラムの香りが艶やかにたちこめます。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第25番「貴婦人の乗馬」Johann Burgmüller

1851年に公開されたアルバム『25の練習曲 Op.100』を締めくくる、華やかで勇壮な一曲です。
この楽曲の原題は「騎士らしさ」を意味しており、その名の通り、凛々しくも優雅な物語の主人公になったような気分を味わえます。
馬が軽やかにステップを踏むようなスタッカートや、クライマックスへ向かう音階は聴いているだけで心が躍りますね。
演奏では音の強弱やタッチの違いで場面の移り変わりを表現できるかがカギとなるでしょう。
物語を想像しながら、自分だけの表現を見つけていく楽しさを感じられる作品です。
エチュード・アレグロ中田喜直

1956年に公開された楽譜集『こどものピアノ曲』に収められた、きらびやかで快活な作品です。
この楽曲の特徴は、弾むような16分音符が絶え間なく続く点で、まるで太陽の下を元気に駆け回る姿が目に浮かぶようです。
クライマックスのグリッサンドは虹をかけるような華やかさがあり、聴く人の心を一瞬で掴むことでしょう。
本作は、少し背伸びした曲に挑戦したいという意欲が芽生えた6歳のお子さまにおすすめです。
指を速く動かす技術を楽しみながら磨けるため、弾き終えた時の達成感は格別ですよ!
【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(11〜20)
かいぞくRoger Grove

海賊の冒険をテーマにしたアップテンポな本曲は、力強さと躍動感があふれるピアノソロ曲です。
船出の様子や大海原での嵐、宝物発見のワクワク感など、ストーリー性豊かな展開が魅力的で、一度聴いたら誰もが引き込まれてしまいます。
原曲にもピアノがありますが、ソロ版では新たな装飾やアレンジが加えられ、3ページ構成で物語を音で表現しています。
2023年11月に発売された本作は、冒険心をくすぐる楽しい楽曲に仕上がっており、演奏する喜びと聴く楽しさを両立。
ピアノ発表会でも大活躍することが間違いなしの1曲で、男の子のかっこいい演奏曲として人気を集めています。
野ばらに寄せてEdward MacDowell

アメリカの作曲家エドワード・マクダウェルが1896年に作曲した『森のスケッチ Op.51』の中の1曲。
穏やかで心洗われるような美しいメロディが印象的な作品です。
音数はそれほど多くありませんが、メロディラインが左右にちりばめられているため、常にメロディがどこにあるのか意識しつつ、伴奏と音量のバランスをとりながら弾いていくことが大切です。
楽譜のメロディ部分に色を付けて、視覚でも区別できるようにしておくと、より意識しやすくなりますよ!
トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『トルコ行進曲』は、明るく快活な曲調で子供たちから大人気!
ピアノ発表会で必ず誰かが演奏するといっても過言ではないほどの定番曲として、広く親しまれています。
ポイントは、行進曲らしく左手でテンポをしっかりキープし、右手を軽やかに明るい音色で演奏すること!
装飾音符をクリアな音で演奏できるよう、はじめはゆっくり練習してみましょう。
必要以上に速くなってしまわないよう、実際に行進してみて、曲に合ったテンポを体感してみるのもよいでしょう。
星に願いをLeigh Harline

ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として作られたこの曲。
夜空の星を思わせるような優しく美しいメロディーが特徴的ですよね。
言わずともしれた名曲で誰でもしているような旋律なので、はじめての発表会でも楽しく弾ける1曲ではないでしょうか?
映画を実際に見てみたり歌詞を読んでみたりして、この曲の世界観を理解した上で演奏したいですね。
さまざまなレベル、さまざまなアレンジの楽譜が出ているので、自分のレベルにあったものや気に入ったアレンジで挑戦してみてください!