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【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介

ピアノ教室に通う方の大半が経験する「発表会デビュー」。

初めてのピアノ発表会には、誰もがワクワクした気持ちと同時に緊張や不安を抱えながらチャレンジするものです。

発表会の曲は先生が提案してくれる場合もありますが、「これを弾いてみたい!」と思う曲があれば、積極的に提案してみるのもアリ!

この記事では、初心者から初級者向けの発表会におすすめの作品をたっぷりご紹介します。

「メリハリのある子供向けの短い曲」「みんなが知っている発表会の定番曲」「初心者の大人向けのピアノ曲」など、発表会デビューにピッタリの曲を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(1〜20)

スピード自動車中田喜直

【ピアノ発表会おすすめ】スピード自動車 ♫ 中田喜直 / The Speedy Car, Yoshinao Nakada
スピード自動車中田喜直

ピアノの練習曲でよく使われるこの曲は、小気味よいリズムと軽快な躍動感に満ちています。

まるで自動車が道路を疾走していくかのような臨場感があふれる楽曲で、演奏していて思わず笑みがこぼれてしまいます。

本作は、アクセントやスタッカートなどの演奏記号が効果的に使われており、リズム感やタッチの使い分けなど、技術的な要素も学べる魅力的な1曲です。

男の子がピアノ発表会で弾くのにぴったりな選曲で、演奏しながら情景を思い浮かべ、聴衆の心もつかむことでしょう。

エネルギッシュなステージを作り出したい方や、音楽を通じて表現力を磨きたい方にぜひおすすめしたい楽曲です。

音楽の玉手箱 作品32Anatoly Lyadov

第39回入賞者記念コンサート A1級【金賞】 石井 佐和子/リャードフ:音楽の玉手箱(オルゴール) Op.32
音楽の玉手箱 作品32Anatoly Lyadov

「おどけたワルツ」や「オルゴール」の別名で呼ばれることもある作品。

この曲の特徴は「機械的に演奏しろ」と指示されていることです。

ロマン主義時代のロシアの作曲家、指揮者であるリャードフが、いかにオルゴールのような音が再現できるか試みたために、そのような指示が書かれています。

始めから規則正しく8音符が並び、休符を挟む事でシリンダー・オルゴールの微妙な仕掛けが目に浮かんできます。

オルゴールの音をイメージしながら演奏したい1曲です!

さんぽ久石穣

さんぽ /久石穣 ☆ソロピアノ初級
さんぽ久石穣

1988年に公開されたアニメ映画『となりのトトロ』のオープニングテーマである『さんぽ』は、映画の公開から数十年経過しているにもかかわらず、発表会の定番曲として不動の人気を誇る一曲です。

生徒さんから聞こえる「トトロが弾きたい!」の声は、ピアノの先生たちにとってもはやお決まりのフレーズ。

さまざまなアレンジの楽譜が販売されているため、それぞれのレベルに合った楽譜を探しやすいのも、人気の理由の一つかもしれませんね。

組曲「スペイン」より前奏曲Isaac Albeniz

アルベニス 組曲スペインより「前奏曲」作品165-1 /Albéniz España “Prelude”
組曲「スペイン」より前奏曲Isaac Albeniz

スペインの作曲家・ピアニストであるアルベニスの作品。

この『スペイン』という曲集は「6つのアルブムブラット」という副題をもち、6つの小曲からなっています。

簡素な書法でかかれていながらも、スペイン音楽の要素がふんだんに使われています。

第1曲である『前奏曲』は、冒頭からユニゾンで奏され、こぶしをきかせた魅惑的な音の動きに心がひきこまれていくような作品です。

フラメンコなどで使われているスペイン音楽の「ミの旋法」が使用されており、イスラムの香りが艶やかにたちこめます。

星に願いをLeigh Harline

ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として作られたこの曲。

夜空の星を思わせるような優しく美しいメロディーが特徴的ですよね。

言わずともしれた名曲で誰でもしているような旋律なので、はじめての発表会でも楽しく弾ける1曲ではないでしょうか?

映画を実際に見てみたり歌詞を読んでみたりして、この曲の世界観を理解した上で演奏したいですね。

さまざまなレベル、さまざまなアレンジの楽譜が出ているので、自分のレベルにあったものや気に入ったアレンジで挑戦してみてください!