【幼児のピアノ曲】発表会で弾きたい!華やかなおすすめ作品を厳選
ピアノの発表会は、お友達や家族に日頃の練習の成果を発表する貴重な機会!
発表会への参加を心待ちにしながら、ピアノレッスンに通っているお子さまも多いはずです。
今回は、幼児さん向けのピアノ作品のなかから、発表会での演奏にピッタリの華やかな作品を厳選してご紹介します!
せっかくの発表会ですので、普段テキストで習っている曲とは雰囲気の異なる作品や、ちょっと背伸びして難しめの作品にチャレンジしてみるのもオススメです。
選曲にお悩み中のピアノの先生や保護者の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【幼児のピアノ曲】発表会で弾きたい!華やかなおすすめ作品を厳選(1〜10)
ガラスのくつWilliam Gillock

音楽教育界のシューベルトと称されるほど、美しいメロディーセンスが印象的な作曲家、ウィリアム・ギロック。
彼の作風には高度なテクニックを使用せず、豊かな表現で楽曲の魅力を引き出すという特徴があります。
そのため、初心者の課題曲としてギロックの作品は頻繁に登場します。
その中でも『ガラスのくつ』は、発表会で演奏される頻度の多い人気曲!
三拍子になれるにはうってつけの軽やかで楽しい雰囲気の作品です。
本格的なワルツに取り組む前に、この楽曲に取り組んでみるのもオススメですよ。
きらきら星フランス民謡

お子さま向けのさまざまなピアノテキストに採用されており、発表会の定番曲となっている『きらきら星』。
幼稚園や保育園で歌いなれているお子さまも多いため、まったく知らない曲と比べて取り組みやすい作品といえるでしょう。
1人で演奏するのももちろんすてきですが、発表会でより華やかな演奏に仕上げたい場合は、保護者の方や先生との連弾がオススメ!
「親子連弾」は保護者の方にとってもお子さまにとっても、思い出に残る貴重な経験になります。
ぜひ積極的にチャレンジしてみてくださいね!
花のワルツPyotr Tchaikovsky
バレエ音楽『くるみ割り人形』といえば、知らない人はいないほどのクラシックの名曲!
ピョートル・チャイコフスキー自身によって演奏会用組曲に編曲されているほか、ピアノソロ、連弾などをはじめ、さまざまな楽器や編成で演奏されています。
特に、かわいらしく親しみやすい曲調で親しまれている『花のワルツ』は、子供向けの教材にも採用されており、発表会曲としても人気の楽曲です。
3拍子のリズムは、シンプルなようでコツをつかむのが難しいもの。
手拍子でリズムを感じる練習をするなど工夫しながら、軽やかなワルツに仕上げていきましょう。
ミッキーマウス・マーチJimmie Dodd

発表会に向けて楽しんで練習できる曲をお探しの方々に、子供たちに愛される「ミッキーマウス・マーチ」を紹介いたします。
この曲は、有名なアニメーションキャラクターの楽しい世界を音楽で表現しており、親しみやすいメロディーが特徴です。
作曲家のジミー・ドッドさんが手掛け、シンプルながら魅力的な楽曲に仕上がっています。
初心者でも1オクターブ内での演奏が可能で、練習を重ねながらも楽しい時間を過ごせるでしょう。
また、リズム感を身に付けるための最適な曲とも言えます。
親子で連弾にチャレンジするなど、発表会でのパフォーマンスをより一層光らせるアイディアも試すのがオススメです。
こども音楽会 Op.210 第15曲「小さなロマンス」Cornelius Gurlitt

オルゴールから流れてくるようなかわいらしいメロディが印象的な、コルネリウス・グルリットの『小さなロマンス』。
多くのピアノ初級楽譜に収録されており、発表会曲としても人気の高い作品です。
ゆったりとした分散和音と、シンプルな単旋律で構成されているため、ピアノを習い始めて間もないお子さまでもチャレンジしやすいはず!
発表会の会場でより美しく演奏できるよう、左右の音のバランスに気を配りながら演奏できるとよいでしょう。
マーチDmitri Shostakovich

20世紀にソビエト連邦で活躍した作曲家であるショスタコーヴィチ。
彼は、ピアニストとしても作曲家としてもとても優秀で、20世紀最大のクラシック音楽作曲家としての名声を確固たるものにしています。
この曲は『こどもの音楽帳』の第1曲で、膝を曲げないで行進する兵隊をイメージした曲です。
作曲者が書いているスラー以外はノンレガートで弾いくのが望ましいですが、兵隊の行進なので軽くなりすぎないように演奏したいですね。
こどものためのピアノ曲集「こどものせかい」第1曲 やくそく湯山昭

子供のための管弦楽曲や合唱曲、そしてピアノ作品を数多く手がけている作曲家、湯山昭さんのピアノ曲集『こどものせかい』の第1曲目に収録されている『やくそく』。
1分にも満たない短い曲ですが、スタッカートとレガートの弾き分けや、伴奏とメロディのバランスなど、ピアノを学ぶうえで重要な要素がギュッと凝縮されている作品です。
もちろん、かわいらしく楽しい曲調も、お子さまの発表会にオススメする理由の一つ!
柔らかい雰囲気を音で表現できるよう、表情豊かに演奏しましょう。