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【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ

【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
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【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ

ピアノを習う方々が経験するビックイベント、それは……発表会!

ご家族やお友達だけでなく、多くのお客様に演奏を披露するために練習することは、ピアノを続けていくモチベーションにつながります。

さらに、1人で舞台に立ち最後まで演奏できた経験は、大きな自信へと繋がっていくはずです。

そんな発表会を実りあるものにするためには、選曲が重要!

演奏技術を身につけるのももちろん大切ですが、舞台で演奏できる良い機会ですので、演奏者も聴いてくださるお客様も一緒に楽しめる作品を選びたいものです。

そこで本記事では、クラシック作品だけでなく、ポピュラー音楽から映画音楽まで大人も子供も楽しんで演奏できる名曲をご紹介します。

次の発表会候補曲との出会いにつながれば幸いです。

もくじ

【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ(1〜20)

花の歌Gustav Lange

【ピアノ発表会おすすめ】花の歌 ♫ ランゲ / Blumenlied, Lange
花の歌Gustav Lange

ドイツの作曲家グスタフ・ランゲの作品中でもっとも有名な1曲です。

冒頭のゆっくりと流れる美しいフレーズと、中間の憤りのような暗く激しいフレーズ、喜びが爆発したような明るく突き抜けるフレーズの対比を大切にすると、スケールの大きな演奏に仕上がります。

『花の歌』にはペダルが必須!

音が跳躍するため、指だけで音をつなぐのは困難です。

ペダルを自由に使って演奏できるようになったら、さっそくチャレンジしてみましょう!

ラッパ手のセレナードFritz Spindler

ラッパ手のセレナード(スピンドラー)Trompeterstäntchen (Spindler)
ラッパ手のセレナードFritz Spindler

軽快なメロディーと生き生きとした躍動感が印象的な一曲です。

トランペットの音色を巧みにピアノで表現した本作は、聴く人の心を明るく元気にしてくれます。

快速なテンポで奏でられる旋律は、まるで爽やかな朝の光のように心地よく、同音連打や軽やかなスタッカートが曲の魅力を一層引き立てています。

演奏には指の独立性やリズム感が求められますが、適度な技術レベルで取り組める作品です。

発表会やコンサートでの演奏にもぴったりで、演奏者だけでなく、聴衆の方々にも楽しんでいただける親しみやすさがあります。

明るく前向きな気持ちになれるすてきな楽曲なので、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」:第7曲 木馬(騎兵隊)Aram Khachaturian

子供たちの遊び心と冒険心が詰まった、愛らしいピアノ小品です。

木馬に乗って遊ぶ子供の様子や、騎兵隊ごっこをしている情景を生き生きと描いた本作は、軽快でリズミカルな曲調が特徴的です。

アルメニアの民族音楽の要素を取り入れた独特のリズムやメロディーが、どこか神秘的な雰囲気も醸し出しています。

1926年に作曲されたこの作品は、演奏時間約1分10秒と短いながらも、豊かな表現力が魅力です。

ピアノの発表会やコンクールでの演奏にぴったりで、聴く人の心に温かな印象を残してくれます。

リズム感や表現力を伸ばしたい方はもちろん、子供たちの想像力を育みたい方にもおすすめの1曲です。

スティリエンヌ-ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第14番Johann Burgmüller

14.スティリエンヌ/ブルグミュラー25の練習曲-Burgmüller:25 No.14 La Styrienne -クラシックピアノ-Classical Piano-CANACANA
スティリエンヌ-ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第14番Johann Burgmüller

暖かな光が差し込むアルプスの山間部で、民族衣装をまとった人々が軽やかに踊る情景が目に浮かぶ3拍子の楽曲です。

1851年にパリで出版された本作は、オーストリアのシュタイヤー地方の伝統的な舞曲をモチーフにしています。

右手のスタッカートと左手の伴奏が織りなすリズム感、跳躍を伴うフレーズなど、技術的な要素を含みながらも、親しみやすい美しいメロディーが魅力です。

発表会で演奏すると、聴衆と一緒に踊りの楽しさを共有できるすてきな一曲といえるでしょう。

情景が目に浮かぶ豊かな表現力を身につけたい方におすすめの作品です。

おどりとうたと中田喜直

【ピアノ発表会おすすめ】おどりとうたと ♫ 中田喜直 / A Dance and Song, Yoshinao Nakada
おどりとうたと中田喜直

軽やかな5/8拍子のスタッカートとシンコペーションで始まるピアノ独奏曲です。

リズミカルな舞踊的要素と優美な歌唱メロディが交互に登場し、夏の夜の高揚感と静謐な余韻が見事に表現されています。

1993年に神戸山手女子短期大学の講師を務めた作曲者の円熟期の作品であり、アルバム『こどものゆめ』に収録された全24曲の中でも人気の高い1曲です。

和風の要素を取り入れながらも普遍的な魅力を持ち、発表会のレパートリーとして評価を得ています。

メロディーとハーモニーの美しさを堪能しつつ、技術的にも表現力も磨けるため、ピアノ演奏を楽しみながらステップアップを目指す方におすすめです。

子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲 エチュードAram Khachaturian

【ピアノ発表会おすすめ】エチュード ♫ ハチャトゥリアン / Etude, Khachaturian
子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲 エチュードAram Khachaturian

スタッカートが印象的な1分30秒の小品は、子供が楽しみながら演奏できる作品として長年愛されています。

軽快なリズムと、シンプルながらも情感が豊かなメロディが、アルメニアの民族色と見事に融合した音楽世界を作り出しています。

両手のバランスや、リズムの正確さが求められますが、発表会で演奏する際には聴衆の心をつかむ魅力に満ちています。

4分の4拍子のハ長調で書かれた本作は、リズム感や指の独立性を高めたい方、また民族音楽の要素を取り入れた表現力が豊かな作品に挑戦したい方におすすめです。

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